お昼は、とにかく沖縄らしい物を食べたい。そう思っています。
屋慶名についてお昼を食べに行きます。
沖縄の料理と言えば「沖縄そば」「ソーキそば」が思い浮かびます。
麺好きとしては沖縄へ行ったらとりあえず「そば」を食べに行こうと思っていました。
ところが調べると魅力的な食べ物が次から次へと見つかりました。
もう、「そば」なんて食べてられないぞ! と思ってしまった。
で、行ったのはバス停のすぐ近くにある、タコライスで有名なキングタコス。
ではなく、その先にある「かね食堂」へ。
ラーメンやトンカツ定食、ギョウザ、八宝菜など見慣れたメニューと一緒に並ぶ沖縄メニューの数々。
ナンコツそば、三枚肉そば、ソーキそば、テビチそば、馬汁、牛汁、みそ汁・・・等々。
「みそ汁」と言っても新潟や、本州のそれとは違いどうやら具だくさんの定食らしい。「汁」とつくものは基本ごはんが付いてくる定食です。
そして、絶対本州では食べることのできない(あるかもしれないけど)物を食べにここへ来ました。
まずは、券売機で食券を買い、店員さんに渡して待ちます。
で、その間にオリオンビールをグビッとな。
ついつい、2杯も飲んでしまった。
沖縄の気温と、オリオンビールってホント良く合いますね。
さて、待ちに待った食事が来ました。
それが、「骨汁」です。
もちろん、ごはん付きの定食です。
そして丼にはドーンと骨ばっかり!
この骨に付いた肉をしゃぶり付きながら食べていきます。
骨から出ているうまみが効いているのかものすごくうまい!
今まで食べたことのない美味しさです。
軟骨好きの自分としては、最初のうち軟骨まで丁寧に食べていたのですが、もう時間がかかってしょうがない。
後半は、肉だけ食べてる感じでした。
何しろバスの旅なので時間に追われての食事です。
とは言え、それなりに時間を取っていたのですがこんなに時間のかかる食べ物だとは。
最後は、この汁をご飯にかけてラストスパート!
定食の盆に乗っていた空の丼は骨入れなのですが、最後はこんな感じになります。
もうお腹いっぱい。
・・・恐るべし骨汁。笑。
予想以上に時間がかかったのでバスを一本乗り過ごして那覇へ戻ることにしました。
バス時間調べておいて良かった。
JA与那城前から 12:43発 27番の那覇バスターミナル行きに乗ります。
向かった先は、イオンモール沖縄ライカム店。
50分程の移動です。
沖縄に来てまで何故イオンモール? というと、このままバスに乗り続けて那覇まで行って空港へ行くこともで来ますが、ここから高速バスの空港行きが出ているため1時間くらい時間を短縮できるのです。
その空いた時間でオリオンビールのビアホールへ行きたい! という趣向です。
それに沖縄県内一の巨大モールを見てみたいと言うのもありました。
リゾートモールとしての位置づけもあるらしく、新潟のイオンモールとは一味も二味も違っていそうです。
骨汁で満腹の我々は午後の日差しと、バスの揺れでウツラウツラとしながら進みました。
バスの乗車時間が長いといろいろ考える物で、かね食堂でビールをいただいたのと、空港でお土産を買う時間が欲しい。ということになりました。
それにビールはもう飲んじゃったからビアホールは行かなくて良い。というのでビアホールは止めて、乗り継ぎの良い 14:00 発の高速バスに乗ることにしました。
乗り継ぎ時間は約20分、余裕で少しは見学もできそうだな。と、思っていたのですが。
案の定バスは遅れ気味。
ところどころ渋滞もあったりして時間がどんどん詰まっていきます。
しかも予定していたバスは、イオンライカム店行きだったのですが、このバスは那覇バスターミナル行き。
イオンには入らず、最寄りのバス停で降りることになります。
巨大モールでバス乗り場を見つけて乗り換えることができるのか?
ドキドキしてきました。
やがて十数分遅れでイオンモールが見えてきました。
バスは最寄りの比嘉西原に止まります。
そこからは奪取でバス停から一段高くなっているイオンモールへ向かって行きます。
巨大な駐車場を抜けて正面へと回り込むと他とは違う、リゾートっぽい造りのイオンがありました。
とりあえず、バス停を見つけて時間を確認。
今度はトイレを探しに店内へ行きましたが、エントランスからして超巨大!
おまけにキレイな熱帯魚が乱舞しているし。
ここは、水族館か!
これなら時間を作って見て回っても楽しそうです。
しかし、店内へ入ったら出てこれなそうなのであきらめます。
バス時間が迫っているので急いでバス停へと戻ります。
店外へ出ると目の前にバスが止まっていて今にも発車しそうな雰囲気。
「ヤバい!」と、思って駆け寄りましたが別の行き先のバスでした。
ホッとしてそのバスを見送ると、おばあさんがやってきて我々の前に並んでいる人に話しかけていました。
「***行きのバスはまだですか?」
「????」
相手の人が困っているみたい、でも今出たバスがまさにその行き先で次は一時間後だった。
そう教えてあげるとおばあさんは、
「一度見に来た方が良いよ。と、言われ来てみたけど。広すぎて疲れるだけだわ。
疲れたから座って待ちます」
そう言って、去って行きました。 広すぎるのも考えもんですね。
最初に声をかけられた方は、話しを聞いたらこの人も台湾からの観光客でした。
そりゃ分からないわけだ。
再び片言の英語で聞いてみると日本には何度も旅行に来ているとのこと。
富山の立山まで行ったよ。と、言うので今度は新潟まで来てみて下さい。
温泉もありますよ、と言ったら、笑顔で「温泉」と言ってました。
日本が気に入っていただいているようでちょっと嬉しくなりました。
さて、本日最後のバス 14:00発 152番 那覇空港行き乗り込みます。
空港行きと言うこともあり、大きな荷物を持った人が何人か乗ってきます。
車内には荷物置き場のスペースもあり、今までのバスとはちょっと雰囲気が違います。
面白かったのは、「二千円以上の紙幣の両替できません」と言う張り紙。
沖縄は、首里城がデザインされた二千円札が今でも流通しているんですね。
本州ではほとんど見ることができないのですけど。
あと、「車内での飲食はご遠慮下さい」って書いてあるけど、運転手さんは水筒から飲んでたなぁ。
熱中症予防かもしれませんけどね。
もう一つは、「次止まります」のサインが日本語と英語だったこと。
そう言えば、行きに乗ったバスも大きな液晶表示で、日本語、英語、中国語、韓国語で停留所の案内が流れていました。
国際色豊かな土地だなと、思います。
さて、バスは北中城から高速に乗り那覇を目指します。
いくつか途中のバス停に止まり、やがて那覇インターへ。
那覇市内に入るととたんにノンビリとした走りになりますが、ほぼ定刻に空港に着きました。
たまにはこういうバスの旅も楽しい物です。
ちょっと、遅れるか?と、ドキドキしましたが無事、集合予定時刻までに戻ってくることができました。
今回、バス時間を調べるのにどうしようかと思ったのですが、沖縄の各路線の情報を載せたサイトがいくつかあります。
私が使ったのは「バスマップ沖縄」というサイト。
路線図が載っているので非常に分かりやすかった。
それに沖縄のバスは全てに系統番号が付いているので、それを見ながらバスに乗ることができます。
鉄道が無い分、バスが充実しているような気がします。
・・・遅れますけど。
帰りは、大阪経由で新潟まで。
無事、沖縄の旅を終えることができました。
いやぁ、沖縄良いねぇ。
また行ってみたいですねぇ。
今度は、家族で行ってみたいなぁ。
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