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2025年4月の3件の投稿

2025/04/22

ぐるっと日本を旅してみた Vol.71

2023年9月3日(日)71日目

くまモンとワンピースだらけの熊本県を抜けて、今日は鹿児島県へ入る。

自分にとって未知の土地。

車で進める最南端の土地。

どんな所なんだろうか?

ワクワクしながら車に乗り込んだ。

 

洗濯の合間に 芦北町立星野富弘美術館

今日も日差しの強い晴天だ。

テントを撤収した後にまずやることは、

「洗濯に行こう。」

ここのところずっと移動していたので洗濯物が溜まっていた。

国道沿いのヤマグチランドリーというコインランドリーで洗濯をする事にした。

洗濯物をランドリーに放り込むと1時間くらい待ち時間ができる。

その時間を利用して美術館に行く事にした。

芦北町立星野富弘美術館が近くにあったのだ。

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鹿児島県との県境も近いこの小さな町に星野富弘の美術館があるなんて思わなかった。

出身地なのかな?とも思ったがそうでもなかった。

熊本県で展覧会を開催した事を縁として群馬県にある星野富弘美術館の姉妹館として開館したそうだ。

群馬の美術館は行った事があった。

芦北町の美術館はそれよりもこじんまりとした美術館だった。

星野富弘氏の独特なタッチによる花の絵を中心に展示してあり、星野氏の生い立ちについても知る事ができる。

僕ら以外には、誰もい静かな館内でじっくりと鑑賞する事ができた。

 

いきなりだご めぐみ工房よりみち

熊本名物をいくつか食べてきた。

天草チャンポン

太平燕

ネギパン

火山灰ソフト

おべんとうのヒライ

しかし、まだ食べていないものがある。

「いきなりだご 食べてないなぁ」

まだまだ他にも名物はあるのだろうが、「いきなりだご」は、食べてみたかった。

それをまもなく熊本県から出るタイミングで思い出したのだ。

「スーパーか、どっかお店で売ってないかなぁ?」

そんな事を考えながら車を進めていると、国道沿いに「いきなり団子」の幟を見つけたので、寄ってみる事にした。

めぐみ工房寄り道は、産直の直売所の様なところだった。

惣菜や、魚、野菜が並び、お土産も売っている。

そしてお目当ての「いきなり団子(だご)」。

いきなり団子とは言うが、団子にしては大きく、

饅頭のふかふかした皮では無い。おやきとも違う。

小麦粉で作った皮でサツマイモと餡子を包んだ物で、独特な感じだ。

餡子とサツマイモの甘さが程よくて美味しい。

いきなりだごは、素朴なおやつといった感じの食べ物だった。

ごちそうさまでした。

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貝汁 貝汁味処 南里

熊本県水俣市までやってきた。

水俣というと頭に浮かぶのは、「水俣病」。

化学工場から排出されたメチル水銀化合物が皮から海に流れ出て海産物に蓄積されて、それを食べた人が水俣病になった。

新潟にも新潟水俣病という同様の事件あり、水俣病という名前は子供の頃からずっと聞かされてきた。

その水俣に今いた。

「お昼何食べようか?」

ミィがネットを検索してご当地料理を探す。

「貝汁っていうのがあるらしいよ」

「美味しそうだね。行ってみようか。」

貝汁味処 南里さんは、鹿児島県境に近い国道が大きくカーブした所にあった。

駐車スペースは、車で埋まっている。

熊本だけではなく、鹿児島ナンバーも停めてあり、人気の店だなぁというのがわかると同時に鹿児島県が近づいてきたのだな、と思った。

車を停めて店内へ行くと店はかなり混んでいた。

ちょっと待たなければならない様だが、他に行くあてもないし時間はたっぷとある。

僕らは待合の椅子に座って待つ事にした。

30分ほど待ってお座敷に案内された。

広いお座敷には、家族連れや多くの人が座っている。

テーブルについてメニューを見ると貝汁の他にわっぱ飯や海鮮料理が並んでいる。

水俣病があったけど、海鮮料理が名物になる程キレイな海になったんだなと思った。

僕らは、貝汁定食を注文する。

ご飯、冷奴、小鉢と一緒に丼いっぱいにアサリの入った貝汁が並ぶ。

大粒のアサリは身がプリプリしていて味が濃い。

アサリ出汁の効いた汁も美味しい。

混雑しているわけだ。

これだけ美味しい食事を味わえるのは嬉しくなってくる。

たっぷりのアサリを夢中で食べていた。

美味しかった。

ごちそうさまでした。

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かぞくいろ 薩摩大川

鹿児島県に入った。

鶴の越冬地として有名な出水市を通り過ぎて阿久根市に入る。

有村架純主演の映画、「かぞくいろ ーRAILWAYS わたしたちの出発ー」のロケ地だ。

子連れの男性と結婚した女性(有村架純)が行く宛もないので仕方なく、旦那の実家へ子どもと一緒に転がり込む。

その後、いろいろあって地元の鉄道会社へ入社し運転手になるというお話。

ちょっとはまって何度も見ていたので、ここまで来たからにはロケ地を回ってみることにした。

 

まずは、肥薩おれんじ鉄道の薩摩大川駅へ行ってみた。

晶(有村架純)が研修のために鉄道学校へ出発する駅だ。

映画 かぞくいろ の撮影地だったことを示すポスターや、写真が貼ってある。

ミィが「映画のロケ地だったんだね」と少しだけ映画を感じてくれた。

もっとも「駅」の方に興味があるので無人駅をあちこち見て回っている。

カンカンカンカン・・・

踏切の音が聞こえてきた。

「来た!」

僕も、ミィも映画を忘れて列車がよく見えるホーム脇まで行ってみる。

観光列車おれんじ食堂が、目の前を通り過ぎていく。

車内で食事ができる特別列車で、映画にも出てくる車両だ。

通り過ぎるのを見ていると映画のワンシーンに入り込んだような気がした。

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駅から移動して大川小学校の近くに車を止めて歩いてみる事にした。

「ここが駿也が通った学校だよ」

「ふーん。 私、車で待ってるね」

ミィは、映画を見ていないので全く興味が無い。

仕方がないので1人で歩き回る。

まずは、節夫と晶が駿也を迎えに来て車を止めた交差点。

そこから小学校へ向かって歩いていくと右手に坂道が見える。

「この坂を晶が、息子の駿也を追いかけて走った坂だ!」

同じ坂を登っていく。

「この鳥居から晶が走って降りて、そのまま東京まで行っちゃうんだよね。」

映画のシーンが蘇る。

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そこから少し移動して、

「あれが、節夫の家だ! 晶と駿也が節夫を待って座っていた河原!」

もう楽しくてしょうがない。

この旅が終わったら、また映画を見てみようかな。

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がらっぱ 新田神社

薩摩川内市内でカッパをみかけた。

こんなところでカッパ!

地図を眺めると、がらっぱ堂というホビーショップの名前が気になった。

調べてみたら「がらっぱ」とはカッパの事。

薩摩川内市はカッパ伝説がある町らしく、がらっぱ共和国を建国したらしい。

そこら中にカッパの絵が書いてある。

その象徴のがらっぱ大明神が市内の新田神社に祀られているとのこと。

早速行ってみることにした。

駐車場に車を停めると、その脇にりっぱな鳥居があった。

鳥居の先が神社になるのだが、反対側が広くて長い参道になっている。

どこまで続いているのだろう?

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鳥居の先に太鼓橋があり、その奥は鬱蒼とした森の中を登っていく階段がある。

どこか厳かな雰囲気の神社だったが瓊瓊杵命(ニニギノミコト)を祀る由緒正しい神社だった。

特にカッパ伝説の神社ではないのに参道脇にがらっぱ大明神が祀られていた。

ただ、がらっぱ大明神の説明が書かれた看板が足元に腐ちて放置されている。

やる気があるのか無いのか、良くわからない。

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新田神社は不思議な雰囲気の神社だった。

神社の奥には、可愛山陵(えのみささぎ)、つまり瓊瓊杵尊の陵墓があった。

迂闊に近寄ってはいけないような雰囲気を漂わせる場所だった。

僕はこの時、古事記や日本書紀を読んだことは無かったのでどういう場所だかさっぱり分からなかったが、ミィは瓊瓊杵命なにかしら分かっているようだった。

ここから先、古事記、日本書紀が分からないとこの土地がどういう土地なのか理解することが難しい旅になってしまうのだった。

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コノハナサクヤヒメ 道の駅 きんぽう木花館

新田神社から1時間ほど走って休憩する事にした。

道の駅 きんぽう木花館に立ち寄る。

小さな道の駅でレストランは早々に店じまいをしていた。

すでに午後6時、陽が落ちて地平線を赤く染めている。

ふと、薄暗くなった駐車場の一角に一体の像が立っていた。

女神の様な佇まいで像の横に説明が書いてある。

「コノハナサクヤヒメだよ!」

ミィが声を上げる。

古事記の分からない僕は、だから何?といった感じだった。

天照大神の孫、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が高天原から地上へ降り立った時、

美しい女性を見つけて求婚。

父親の許可をもらおうとすると、父親は喜んで姉も一緒にどうぞという。

しかし、姉の容姿が酷かったので瓊瓊杵尊は父親の元へ送り返し、

コノハナサクヤヒメと結婚したという。

なんとも、父親も父親なら、瓊瓊杵尊も瓊瓊杵尊というお話だ。

神の時代の話なのでそういう事もあるのだろう。

コノハナサクヤヒメは、じっとそこに立っておられた。

故郷、笠沙の地を見守っておられるのだろうか。

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黒豚ときびなご ふく福

今日は、ホテル泊まりとした。

だから多少遅く到着しても問題ない。

南さつま市に入った時には、午後6時を過ぎていた。

「ご飯食べて行こうか」

この先小一時間かかりそうだったので夕飯を食べていく事にした。

市内で食事のできるところを探すといくつか出てきたが、

ローカルファミレスの「ふく福」さんへ寄る事にした。

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鹿児島ローカルのうどん、蕎麦をメインにしたファミレスだ。

黒豚とかきびなごとか、鹿児島っぽい名前がメニューに並んでいる。

僕は、黒豚うどん、ミィは、黒豚サラダうどんを頼む。

サイドメニューできびなごの天ぷらも。

黒豚が美味しくて、きびなごの天ぷらもサクサクしていて美味しい。

ファミレスだからどうかな? と思ったけど美味しい夕食でした。

ごちそうさまでした。

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大型スーパ スーパーA・Z

今夜は、大隅半島のまん真ん中に宿を取ることにした。

宿の周辺を検索していたミィが大喜びで言う。

「スーパーAZに行こう!」

僕の頭の中に「?」が浮かぶ。

またTVの情報番組かなんか見ての知識だとは思うが、

「スーパーがお客の要望聞いて要望に答えていたら、なんでも売ってる巨大スーパーになったらしいよ。

車も売ってるんだって!」

夕飯は食べたが、夜食的な物を買いたかったので行ってみることにした。

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小高い丘の上にそれはあった。

スーパーA・Z 鹿児島川辺店

平屋のホームセンターか、北陸でいうとPLANT-5 のような雰囲気。

ただし、店内の案内図を見ると様子が違うことが分かる。

  • 食料品・家庭用品・くすり・日用品・文具・・・ここまではスーパー。
  • 電化製品・カー用品・DIY・園芸品・レジャー用品・・・ホームセンターか?
  • レストラン・・・まぁフードコート的な?
  • ガソリンスタンド・洗車場・・・イオン的な?
  • カーピット・くるま館(中古車販売)・・・何だこれは?

とにかく、ここに来れば何でも揃うのだ。

もうスーパーマーケットの域を超えている?

ローカル・イオン みたいな感じだ。

イオンで車売ってたっけ?

大型スーパーマーケットA・Z は、とにかく巨大で、品物の種類が豊富で、面白いスーパーだった。

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車も売ってる!

 

ホテルAZ 鹿児島川辺店

今宵の宿はホテルAZ。

スーパーA・Z とは何の関係もない(たぶん)。

そして、九州に入ってから定宿と言っても良いくらい利用している。

どこに泊まっても定額で朝食付きなのが良い。

部屋は相変わらずの2段ベッド仕様のツインルーム。

狭いけど寝るだけなら十分。

ミィが下段で、僕が上段。

これももう定位置で決まっている。

ミィは早速テレビをザッピングし始める。

僕は、イヤホンを付けてネットを見始める。

今夜も、気ままに夜を過ごすことにする。

 

71日目のDATA

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2023/09/03(日)

天候:曇りのち晴れ 最低 23.6℃/最高 31.5℃

熊本県葦北郡芦北町〜鹿児島県南九州市

走行距離:167.5kmkm

総走行距離:10000.8km

2025/04/16

ぐるっと日本を旅してみた Vol.70

2023年9月2日(土)70日目

阿蘇のカルデラは巨大だった。

阿蘇中岳の噴火口も雄大だった。

大自然を満喫できる場所だった。

そして、熊本地震の爪痕の残る場所でもあった。

そんな場所を僕らは旅している。

 

道の駅 あそ望の郷くぎの

阿蘇の山々を背にしておばあちゃんが立っている。

にこやかな、優しい顔で杖をついて立っている。

道の駅 あそ望の郷くぎの のフォトスポットなのだろう。

おばあちゃんがにこやかに立っている像がある。

「南阿蘇村地産地消キャラクター かなばあちゃん」

らしい。

なんか見ているだけで心が穏やかに、笑みがこぼれて癒やされる。

そんな風景だった。

道の駅には、

広い芝生広場があり、

ドッグランがあり、

産直販売所があり、

フードコートがあり、

モンベルのショップなんかもある所だったが。

おばあちゃんのその姿に、全部持っていかれた。

そんな気がした。

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噴火口へドライブ 阿蘇中岳第一火口

阿蘇山へ向かっていた。

山腹を走る道路がぐんぐん高度を上げていくのが分かる。

噴煙の見えるあの場所まで行くのだ。

阿蘇山と言う山は無く、阿蘇五岳、外輪山を含めた一体を差している。

阿蘇五岳は、根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳の事で、このうち中岳は今でも噴煙を上げ火山活動を続けている。

外輪山は南北 25km、東西 18km、周囲128km と巨大なカルデラを形成している。

そのカルデラの中に 約4万人の人が暮らしていて、僕らが昨夜泊まったキャンプ場もその中に含まれていた。



中岳に近づくにつれて草木が無くなって荒涼とした山肌になっていく。

やがて、広い駐車場と建物のある所に出る。

ここからバスで火口まで行けるようだった。

僕が駐車場に車を入れようとすると係員がやってきた。

「ここは、有料ですよ。

向こうの駐車場が無料になっていますから向こうに停めたほうが良いですよ。

火口へ行きます? 火口へ行くのならあそこの料金所から道路が続いていますから。」

えっ、バスに乗らなくても行けるの?

僕は、車を料金所に進めた。

火口に進む際の注意書きが書いてある。

「ぜんそくの方、気管支に疾患のある方、心臓に疾患がある方、体調不良の方の火口見学を禁止」

「火山ガスが発生した場合に規制がかかること」

僕もミィも問題ないということで阿蘇山公園有料道路へ車を進める。

草木も生えない石と砂の赤っぽい大地を行く。

山頂の駐車場には退避壕があった。

噴火が始まったらこんなもので避けられるのか?

噴火口は巨大ではるか下の方から白い噴煙が上がっているのが見える。

ドロドロしたマグマが見えるとかそういうのは無いのだが、立ち上る噴煙が自然の物凄さを語ってくれている。

火口脇の遊歩道にも退避壕がいくつも立っていた。

こんなに退避壕を作ってまでしてこんな危険な場所を見に来たいのか?

そう問われたら「見てみたい」そう答えるのだろうな。

もしもの危険と、自然の雄大さを天秤にかけながらこの場所にいるのだと思った。

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あとぜき と 火山灰ソフト 阿蘇山上ターミナル

阿蘇中岳山頂駐車場の隣に阿蘇山火口避難休憩所という建物がある。

阿蘇山上ターミナルへのバス待合所にもなっているようだ。

そんなターミナルの扉にこんな注意書きがあった。

「あとぜきをお願いします」

出た!「あとぜき」

熊本から放送されている Podcast を聞いていたので熊本弁の話を聞くことがあった。

その一つが「あとぜき」だ。

「開けた扉をきちんと閉める」という意味だそうだ。

言葉で聞いたわけではないが、熊本弁に触れた気がした。

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山頂から阿蘇山上ターミナルまで戻って、今度は無料の駐車場に車を停めた。

ターミナルは、火口へ行くシャトルバスと、熊本市方面へ行くバスのターミナルになっている。

中は待合所になっていてお土産を売っていた。

その一角にテイクアウトのカフェがあったので何か食べようとメニューを眺めていると、

「火山灰ソフト」といういかにもというソフトクリームを見つけた。

「火山灰ってどういうこと? せっかくだから、食べてみようか!」

コーンに入ったソフトクリームは、灰色で火山灰を模している。

黒胡麻を練り込んでそんな色にしているらしいが、食べている場所もあって、なんか面白い。

胡麻の香りとソフトクリームの甘さ、冷たさが口の中に広がる美味しいソフトクリームだった。

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緑の草原 草千里

草千里という地名は子供の頃から知っていた。

教科書に出てきた気がする。

阿蘇に行くと草千里という草原がある。

そう聞いていた。

 

草千里付近は、草千里ヶ浜という地名になっている。

さっきまでの草木も生えないような風景とは違い緑に覆われていた。

まさに草千里だと思った。

火山博物館やレストランを併設した建物が建っているのでそこに寄ろうと思ったが、車がいっぱいで入ることができなかった。

しかたない。

僕は、そのまま車を進める事にした。

ヘアピンカーブのような上り坂を回った先にも駐車場があり、そこに停めることができた。

先ほどの建物より高いところにあって、草千里一帯を見渡すことができるのでこっちの方が良かったかな。

目の前には、緑の盆地が広がっている。

その中に遊歩道がありそこを歩く人が点々と見えた。

馬場もあるようで、馬に乗ってコースを周回しているのも見える。

草原から上がってくる風が心地良い。

気持ちの良い場所だな。

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崩落した橋 阿蘇大橋

2016年4月16日に発生した熊本地震でおきた最大の悲劇と言って良いのが阿蘇大橋の崩落だろう。

大学生(当時)が乗った車が橋と共に谷底へ落下した。

遺体は見つからず、捜索隊が捜索を打ち切った後もご家族が谷底を歩いてまわり、約4ヶ月後に遺体を発見する事になる。

その後、新しくかけられた橋が新阿蘇大橋で、そのたもとに新阿蘇大橋展望所ヨ・ミュールがある。

ちょっとした道の駅の様な雰囲気のその場所は、悲劇の起きた場所とは思えないほどにぎわていた。

展望所から長陽大橋、新阿蘇大橋、南阿蘇鉄道の白川第一橋梁を見ることができる。

深い谷を見下ろす風景はとても綺麗だった。

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車で新阿蘇大橋を渡り大分方向へ右折する。

その先に駐車場がありそこに移動して車を停めた。

谷の対岸に崩れ落ちそうな道路が見える。

崖に張り付いた様に見える道路。

それが崩落した阿蘇大橋の残骸だと気づくのに時間はかからなかった。

7年前に崩れ落ちた道路。

7年間そのままの風景。

そこだけ時間が止まったかの様だった。

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滝と九州横断特急 数鹿流ヶ滝

阿蘇大橋の見える駐車場の近くに数鹿流ヶ滝があるというので歩いて行ってみる。

国道沿いにアップダウンする道を進み、階段を登った先に滝を見る為の展望所があった。

思ったよりも距離があり、滝が見えると言っても川の向こう側に滝が見える感じで滝の間近に行けるわけではない。

数鹿流ヶ滝は、水量も多く豪快に流れ落ちる滝だった。

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滝を見て車へ戻る途中、国道脇の線路の方からピーッと甲高い汽笛が聞こえた。

JR九州のコーポレートカラーの赤い列車がこちらへ向かってくる。

九州横断特急だ。

汽笛を鳴らしながら特急列車は大分方向へ走り去っていった。

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山ちゃんラーメン おべんとうのヒライ 益城砥川店

阿蘇の外輪山を越えて、熊本の平野を走っていた。

市街地からは離れたところを走っているため田んぼや畑と住宅が点々とあるだけの道。

「お昼どうしようか」

なかなか食堂が見つからない。

コンビニで何か買おうかな?と思った時だった。

「おべんとうのヒライ」を見つけた。

「よし、ヒライでお昼を食べよう」

おべんとうのヒライは、熊本ローカルのお弁当屋さんだ。

パッと見、コンビニのような店舗で、広い駐車場もある。

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店内に入るとお菓子なんかが並んでいるコーナーもあるが、目の前には弁当、惣菜がてんこ盛り。

さすが、おべんとうのヒライ。

で、弁当を買おうと思ったらイートインコーナーもある。

弁当を買ってここで食べられるかもしれないが、ここで食事を注文して作りたてを食べられるのだ。

僕らは、「山ちゃんラーメン ミニカリーセット」と、「Theかつ丼!」を注文。

惣菜コーナーから「ちくわサラダ」を買ってきた。

熊本ラーメンを食べてないなぁ、と思った。

で、山ちゃんラーメン。・

山ちゃんと言えば手羽先のヤツかと思いきや、ラーメン。

豚骨だが意外とあっさりしていて美味しい。

昔食べたことがある桂花ラーメンとはぜんぜん違うなぁ。

僕は、こっちの方が好きかも。

カツ丼はでっかいカツがどーんと乗っていてさり気なく卵とじ。

メニューには、「大江戸カツ丼」と「Theカツ丼」の2種類あって違いが良く分からなかったけど、The の方が美味しそうな写真だった。

どちらも美味しいのだろうけど、「Theカツ丼」美味しかったです。

ごちそうさまでした。

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コメリホームセンター

熊本県の平野を走っている。

田んぼや畑が広がるのどかな場所だ。

ここで新潟県人として驚かされることがある。

「あっ!コメリだ!」

ミィが声を上げる。

新潟を出発してから70日あまり。

今は日本の南の端に近付いていた。

こんなところにも「コメリホームセンター」があるのだ。

新潟県を中心に店舗を展開している「コメリ」。

都市部にはなく、農村部で主に展開している。

ここまでもとんでもない山の中、辺鄙な田舎、そんなところを走っていて集落があると「コメリ」があった。

今は、熊本県にいるのだが、ここにも「コメリ」はあった。

この先もまだまだ店舗はあるのだろうが、この先どこまであるのだろうか?

そんなことが面白くなってきた。

「あっ!コメリだ!ホーム&グリーンだ!」

見つけるたびにミィが声を上げるのはこの先も続きそうだな。

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くまモンの聖地 くまモンポート八代

子供が大喜びで走り回っている。

大人達はこぞって写真を撮っている。

多くの人々がにこやかに歩き回っている。

あちこちにいるくまモンを目指して老若男女が歩き回っていた。

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くまモンポート八代に到着したのは午後3時を回っていた。

併設しているショップは閉まっていたが、公園のあちこちにくまモンの像があり大勢の人が写真を撮ったり、触ったり、抱きついたりしている。

立ってるくまモン。

戯けてるくまモン。

合唱をするかのような団体のくまモン。

お隣の太平洋セメントのタンクにもくまモン。

くまモン人気は相当なものだなぁ。

ミィは目を輝かせて写真を撮りまくっている。

そろそろ陽が傾いてきた。

僕は、キャンプ場までの時間を考え始めていた。

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御立岬キャンプ場

途中、食材を買ったりしながら八代から約1時間で今日の宿、御立岬キャンプ場に着いた。

名前の通り岬にある広い公園の中にあるキャンプ場だ。

スライダー、ゴーカート等の遊具、海釣りランド、そして2つあるキャンプ場。

海沿いの第1キャンプ場「うみのおと」、岬の中腹にある第2キャンプ場「ほしのもり」、この2つのキャンプ場を持つだけでその広さが良く分かる。

僕らは、「ほしのもり」のフリーサイトに泊まることにした。

広々とした芝生のサイト。

ものすごくキレイなキャンプ場で、炊事場もトイレもキレイ。

水際ではないが海沿いのサイト。

僕らは、海の見える場所にテントを設営した。

芝がフカフカで、気持ち良いサイトだ。

今夜も良い夢を見ることができそうだ。

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又土 御立岬温泉センター

テント設営後は温泉へ。

御立岬温泉センターは、テントサイトから離れているので車で向かうことにする。

日帰り温泉は、広くて、海の見えて、気持ちが良かった。

僕らは、温泉を堪能した。

温泉センターの駐車場で不思議なものを見つけた。

駐車スペースに縦書きで

 又

 土

と書いてあるのだ。

「?」

なんのスペースなんだ?

実はこれ、軽自動車用のスペースで「軽」の文字を省略しているらしい。

何故、車へんが無いのかは不明だが、熊本県内の駐車場で見られるらしい。

なんとも謎の光景だった。

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70日目のDATA

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2023/09/02(土)

天候:曇りのち晴れ 最低 24.2℃/最高 30.9℃

熊本県阿蘇郡南阿蘇村〜熊本県葦北郡芦北町

走行距離:152.6kmkm

総走行距離:9833.3km

 

2025/04/09

ぐるっと日本を旅してみた Vol.69

2023年9月1日(金)69日目

熊本県で有名な観光地は阿蘇だろう。

僕らはいよいよ阿蘇のカルデラに入るのだが、

その前に、熊本地震から復興途上の町を巡りながら、

くまモンとワンピースを巡る旅になる。

 

26都道府県庁目 熊本県庁

2011年、九州新幹線前線開通記念に生まれたくまモン。

この年には東日本大震災があった。

2016年、熊本地震が発生し被災した熊本県。

2019年に復興支援プロジェクトとして「麦わらの一味「ヒノ国」復興編」が動き出す。

ワンピースのキャラクター像が熊本県内に建てられたのだ。

このくまモンと、ワンピースに占拠されたのが 26都道府県庁目 熊本県庁だった。

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県庁へ入る通路の両脇は木立が立ち並び、キレイに手入れされている。

そしてそこの街灯にはくまモンと、ルフィーが描かれているフラッグが下がっている。

通路の途中にルフィー像が立っていて、観光スポットになっていた。

平日なので人影もまばらだが、ルフィー像の前で写真を撮ってる人がいる。

そして、僕らも・・・。

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県庁舎に入ってみると、広いホールにソファーが並んでいる。

僕はソファーに座って休憩をし、ミィは積極的にフロアをうろついていた。

そろそろ次へ行こうか、県庁の裏の駐車場に車を停めたので庁舎内を横切っていく。

隣の庁舎へ入ると木製の格子があり、角度を変えるとくまモンが現れる仕掛けになっていた。

こんなところにもくまモンか。

やっぱり、占拠されているな。笑。

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車に戻ってから気づいた。

「傘が無い」

今日は天気が悪くて小雨が降っていた。

折り畳み傘を持って県庁を散策していたのだ。

「休憩した時にソファに置いてきたのかも」

県庁舎へ戻って探したが見つからない、一応受付の人にも聞いたけど忘れ物として届いていないようだった。

「しょうがない」

僕は諦めて先に進むことにした。

 

日本一広いアーケード サンロード新市街

お昼を食べるために熊本市内の商店街へ行く事にした。

駐車場に車を停めて、大きなデパートの脇を抜けるとアーケード街に出た。

屋根が高く、幅の広いアーケード街、サンロード新市街だ。

アーケードの広さは日本一だそうで、18mある。

平日だというのにアーケード街には多くの人が歩いていた。

佐世保のアーケード街も結構賑わっていたが、熊本のアーケード街もかなり賑わっている。

休日だと更に大勢の人で賑わうのだろうか?

僕らは、買い物をするわけではないが巨大ショッピングアーけどを散策して回った。

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太平燕(タイピーエン) 紅蘭亭

熊本名物で食べてみたかったものに、太平燕(タイピーエン)があった。

サンロード新市街にある紅蘭亭で食べられる様なので行ってみる事にした。

太平燕は、熊本の給食にも出てくる県民食とも言えるものらしい。

僕は、そんな食べ物なら気軽にその辺の食堂で食べられるのだろうくらい簡単に思っていた。


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店の前まで来て驚いた。

立派な店構え!

一歩店内に入るとそこは食堂なんかではなく、小綺麗なお土産屋という感じだった。

目の前にエレベーター。

その脇の椅子に・・・マダム達。

エレベーターの前にスーツの女性。

「いらっしゃいませ。

こちらで受付をしてお待ちください、」

受付機に入力をしてちょっと緊張気味に10分ほど待って名前を呼ばれてエレベーターへ案内される。

到着したフロアにも案内人がいて席に案内してくれた。

席についたけど高級感あふれる雰囲気になんか落ち着かない。

僕らは、太平燕のランチセット、中華定食を注文した。

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太平燕とは、簡単に言えば春雨スープのことだ。

春雨の上に野菜や素揚げしたゆで卵が乗っている。

あっさりとしたスープとツルッとした麺が美味しい。

老舗中華店らしく添えられたおかずも美味しくて、箸が進む。

僕らは、熊本のローカルフードを堪能した。

ごちそうさまでした。

 

チョッパー 熊本市動植物園

熊本市の中心に江津湖という湖があり周囲が公園として整備されている。

その公園の中に熊本市動植物園がある。

割とこじんまりとした動物園だ。

駐車場に車を停めると、小さな女の子が嬉しそうにお母さんと手を繋いで歩いていた。

動植物園の前にある像に近づくとキャッキャッと楽しそうにして走り回り、お母さんが写真を撮っている。

僕らは、その親子の写真撮影が終わるのを待っていた。

そう、ここへ来たのは動植物園へ行くのではなくこの像に用があったのだ。

熊本復興支援プロジェクト「麦わらの一味「ヒノ国」復興編」で建てられたチョッパーの像があるのだ。

小柄で、ツノの生えたチョッパーが笑いながらそこにいる。

「ヒノ国」の復興はどこまで進んだのだろうか?

離れた地に住んでいると復興の状況はなかなか聞こえてこない。

街中を散策する分には平常に戻っている様にも見えるが、実際に住んでいる人にとってはどうなのだろうか?

そんな「ヒノ国」をチョッパーが見守り続けていた。

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ネギパン 高岡製パン

「ネギパンを食べようよ!」と、ミィが言う。

熊本のローカルパンらしい。

一体どこからそんな情報を持ってくるのか?

変な雑学だけは多いのだ。

 

高岡製パンは、健軍商店街ピアレスクというアーケード街の入口を左折したところにあった。

外装がレンガ風の3階建ての建物の1階に店舗がある。

街のパン屋さんといった風情の店内には、惣菜パンや、菓子パンがずらっと並ぶ。

どれも美味しそうだった。

「これ、これ、これ」と、ミィがネギパンを見つけた。

半月の様な形をした白いパンが、ビニルのパッケージに入って売られている。

パンを買うと僕らは車に戻り食べる事にした。

ネギパンは、白いパン生地に刻んだ長ネギを乗せて焼いてある。

中の具はおかか。

ふわっとして、モチっとしたパンはちょっと塩気があって美味しい。

おやつ程度に食べてみたのだが、いろんな種類のパンを買って食べ比べも楽しかっただろうな。

美味しかった。

ごちそうさまでした。

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サンジ 益城町交流情報センター ミナテラス

地震で壊れた道路を修復しているのか?

拡幅工事なのか?

熊本地震の震源地だった益城町はあちこちで道路工事をやっていた。

益城町の体育館に車を停める。

その隣にある益城町交流情報センターミナテラスに用があった。

ここには麦わらの一味の「サンジ」がいる。

サンジの像の前には海外からの旅行者だろうか、東南アジア系の2人の若者が写真を撮りあっている。

僕らは、しばらく待ってから像の方へ行った。

熊本地震で益城町は大きな被害が出た。

学校給食センターも被害を受けていてその復旧に2年かかったそうだ。

その状況を受けて「コックのサンジが益城町を応援に来た」と、いうことで像が立っている。

 

食事の心配はするな、とでも言っているのだろうか?

お盆を片手に持ち、サンジがにこやかに立っていた。

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ナミ 俵山交流館萌の里

俵山交流館萌の里は、思った以上に混んでいた。

物産館を出入りする人が大勢いる。

僕らは物産館の脇の坂道を登っていく。

同じように坂道を上り下りしている人もたくさんいる。

大体目的は同じだと思う。

ここには、「麦わらの一味」のナミがいるのだ。

 

坂を上がったところで撮影大会が行われていた。

皆、カメラを構えてナミの写真を撮っている。

結構海外からの観光客も多いようだ。

それに混じって僕らも写真を撮る。

万国共通。

やる事は一緒だ。

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「X」 桑鶴大橋

つまんない事が気になることがある。

おぉこれは! その時は、そんな風に感じてるのだ。

「X だ!」

思わず目に入ったものを声に出していた。

桑鶴大橋の橋脚が「X」になっていた。

ちょうど、

Twitter の CEO がイーロン・マスクになり、

Twitter が X になり、

ツイートがポストになって約1ヶ月。

そりゃ反応もするよ。

この絵面はまさに「X」だった!

僕とミィは、しばらく「X」で盛り上がっていた。

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学校の施設? 南阿蘇久木野キャンプ場ヒカリトモリ

「学校?じゃないの?」

駐車スペースに車を入れようとしたら入口に

「くまもと清陵高等学校」の看板、というか校門がある。

「南阿蘇久木野キャンプ場ヒカリトモリ」の駐車場案内板は、その校門に向けて矢印が書いてあった。

校門の先に校舎が見える。

ほんとに学校のようだった。

校門を入ってすぐ左へ曲がると校庭というかグランドのような場所があり奥にキャンプ場への門があるようだった。

そのグランドを横切って車を停める。

キャンプ場への門を入ると小屋があり、そこでチェックインをする。

今日も僕らだけなのでサイトは選び放題。笑。

一旦駐車場を出たら受付の脇の通路を奥に進むとテントサイトがあるらしい。

ものすごい森の中へ入っていく感じで簡単に整地されたサイトが森の中に点々とある感じだった。

その一つを選んだが、サイトが広くて、車を置いても余裕でテントを立てることができた。

今夜は、木々に囲まれて静かな夜を過ごすことができそうだ。

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南阿蘇鉄道 南阿蘇水の生まれる里 白水高原駅

阿蘇山の麓を南阿蘇鉄道という鉄道が走っている。

1985年、国鉄 高森線が廃止となり第三セクター鉄道として再出発した鉄道だ。

その途中駅、「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」へ行ってみた。

なんとも長い名前の駅名だ。

この駅の周辺は湧水が多いのでこういう名前になったのだろう。

駅舎に入ってみる。

時刻表を見るとしばらく列車は来ない様だった。

夕暮れ時で人気もなく静まり返った駅。

僕ら2人だけでそんな場所を楽しんだ。

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阿蘇白水温泉 瑠璃

阿蘇白水温泉瑠璃の建物は木造で大きな建物だった。

宿泊棟もあるらしく、その分建物が大きいのだろう。

建物に入ると天井の高いホールになっていて、産直販売所となっていた。

別棟が渡り廊下でつながっていて休憩スペースがあり、そこから階段で下に降りていくと中庭が池になっていて錦鯉が泳いでいるのが見えた。

その先の通路が浴場に続いている。

温泉は、それなりに混んでいたがそれでもゆっくりと温まることができた。

風呂からあがり、休憩スペースでミィを待つことにする。

スペースには椅子ではなく、クッションがたくさんありくつろぐことができた。

風呂上がりのコーラが美味かった。

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僕らは、キャンプ場へ戻り、阿蘇の山々に抱かれながら夜を過ごした。

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69日目のDATA

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2023/09/01(金)

天候:雨のち曇り 最低 24.4℃/最高 29.6℃

熊本県宇城市〜熊本県阿蘇郡南阿蘇村

走行距離:112.0kmkm

総走行距離:9680.7km

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