2025年4月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
無料ブログはココログ

« 2025年1月 | トップページ | 2025年3月 »

2025年2月の7件の投稿

2025/02/27

ぐるっと日本を旅してみた Vol.65

2023年8月28日(月)65日目

キャンプ場に陽が差してきた。

何の糞かわからない糞に囲まれて一晩過ごした。

幸い謎の動物は現れなかったので無事一夜を過ごすことができた。

動物を見てみたかった気もするが、何言もなかったことに安心して旅を続けることにする。

Img_4399 Img_4396 Img_4400

 

本土最西端の地 神崎鼻

岩場の潮溜まりを眺めるのは楽しい。

時折小さな魚が泳いでいたり。

カニが横切って行ったり。

波しぶきが飛んできたり。

天気の良い青空の下なら尚更だ。

 

キャンプ場から15分ほどで神崎鼻公園の駐車場に着いた。

この神崎鼻が本土最西端の地なのだ。

駐車場から伸びる遊歩道は途中で2股に分かれる。

まっすぐ木々の間を進む道と、右手へ下る階段だ。

僕らは階段の方へ進む。

階段を降りると遊歩道は岩場を進んでいた。

僕とミィは遊歩道から離れて岩場を歩き出す。

潮溜まりがあちこちにあって、小魚やカニがいた。

それを見て回るのが楽しくて、しばらく磯遊びを満喫した。

Img_4406 Img_4409 Img_3192a

磯から上がると遊歩道を歩く。

階段を登ると最西端の碑があった。

一眼レフを構えた人がアングルを変えながら写真を撮っていた。

僕らは撮影が終わるのを待った。

カメラマンは撮影が終わると僕らに会釈して去っていった。

ここからは僕らの撮影大会が始まる。

あーだ、こーだとアングルを変えては写真を撮ってはしゃいでいた。

ふと振り向くと次の人が待っていた。

僕らは撮り終えて会釈しながら車に戻った。

Img_4434 Img_3184a Img_3187a

 

日本本土四極到達証明書 佐世保市小佐々支所

神崎鼻から佐世保へ向かう途中の佐世保市役所小佐々支所で日本本土四極到達証明書を受け取れることが分かったのでそこへ向かった。

窓口で証明書を欲しい旨を話すと、受付の人は証明書を発行してくれた。

僕は、それを受け取ってお礼を言ったのだが、小佐々地区コニュニティセンターでも受け取れるらしいのでそこも行ってみた。

同じ庁舎の1階が小佐々支所、2階がコミュニティーセンターになっているのだ。

階段を上がり、コミュニティセンターの前に行くと、テーブルの上に証明書が山積みになっていた。

「ご自由にどうぞ」

ここへ来れば自由にもらえるのか?

なんだか有難みが少し薄れた気がした。

どうせならちゃんと一儀式があってから貰いたいのだが、そんなのにいちいち付き合ってられないよ!って事なのだろうか?

すでに証明書は手にしているので、どうでも良いのだが、場所によって対応が違うんだな、と思った。

Img_4441 Img_4442

 

砂岩に掘られた文字 大悲観公園

江戸時代。

肥前平戸藩主が夢枕に現れた大悲観菩薩の教えに従って残丘に登ろうとした。

しかし、家臣に止められて登るのを諦めた。

その代わりに残丘(大砂岩)に「大悲観」の文字を彫らせた。

その残丘を中心に整備されたのが大悲観公園だ。

 

駐車場に車を停めて公園に足を踏み入れると、目前に大きな岩があり、「大悲観」の文字が彫ってあった。

高さ20mの大岩によじ登ろうとした藩主は無茶だが、この文字を彫った人はすごい。

岩を見上げながら感心してしまう。

岩の真下まで行く小道があって上がってみた。

間近で見る「大悲観」は、より文字が大きくはっきりと見えた。

つくづく、良くあんな所に掘ったなぁ。

そう思った。

Img_4446 Img_4447 Img_4448

 

佐世保名物 Cafe Resturant白ばら

「ぽけフタ探してくる」

ミィはそう言ってどこかへ行ってしまった。

僕は、日陰を探してジュースを飲んでいた。

しばらくするとミィが戻ってきた。

「お昼を食べに行こう」

佐世保の名物は色々ある。

有名なのは佐世保バーガーだと思うが、他にはレモンステーキ、トルコライスがある。

僕は、レモンステーキを食べたいと思った。

「蜂の屋」という喫茶が有名らしいのだが、満席で入れず、その手前にある「カフェレストラン白ばら」へ行ってみた。

Img_4457 Img_4458 Img_4459

こちらも満席だったが、少し入口で待っているとじきに通してくれた。

中央のテーブルに案内されて、レモンステーキとトルコライスを注文する。

店内は落ち着いた感じのカフェでテーブルが10席程あり、全て埋まっていた。

料理が置かれると良い香りがした。

レモンステーキは、ステーキの上にレモンの輪切りとバターが載っていて、柔らかいステーキを口に入れるとそのレモンとバターの香りがして美味しい。

ステーキにレモンが乗っているのは初めてだった。

トルコライスは、ボリュームがすごかった。

ドライカレーの上にとんかつ、そこにたっぷりのデミグラソースがかかり。

さらにスパゲッティが添えてある。

金沢のハントンライス。

福井のボルガライス。

と、オムライスの上にカツが乗っている物があったがそこにスパゲッティまで乗ってるのだから驚く。

ミィは名物だからと頼んだのだが流石に食べきれなかったようだ。

残った分は僕が食べる事になる。

カツはサクサクで、デミグラソース、ドライカレーと一緒に食べると美味しい!

お腹いっぱいになりました。

ミィは「これも長崎に来たら食べなきゃ!」とミルクセーキを食べてた。

お腹いっぱいなのにこれは別腹。

シャーベットがさっぱりしていて美味しかった。

ごちそうさまでした。

Img_4464 Img_4465 Img_4467

 

日本一のアーケード街 佐世保さるくシティ4○3アーケード

「CafeResturant白ばら」はアーケード街の中にあった。

佐世保市のアーケードは、日本一長いアーケード街。

四ヶ町商店街から三ヶ町商店街まで約1km続くアーケード街だ。

特に目的もなく、寄りたい店があるわけでもなく、ぶらぶら歩いてみる。

「四ヶ町くっけん広場」へ入ってみる。

海上自衛隊・陸上自衛隊のグッズを売っていたり、戦艦三笠や長門の模型が置いてあった。

護衛艦カレーというのも食べられるらしい。

Img_4451 Img_4453 Img_4455

四ヶ町商店街を歩いてしばらくすると三ヶ町商店街に入る。

雰囲気も結構変わるので面白い。

三ヶ町商店街のハズレまで来た。

ここがアーケード街の終わりだ。

振り返ってふと思った。

あぁ、またこの距離を歩いて戻らないといけないんだなぁ。

僕らはこの長いアーケード街を戻っていった。

Img_4456 Img_4452 Img_4470

 

海上自衛隊佐世保資料館 セイルタワー

「今日はどちらから?」

「お車ですか?」

「駐車場に停めましたか?」

「車をここに停めたまま、敷地の外へ出て行かないでください」

入口で制服姿のおじさんに注意を受けた。

年配の人で、上の階級の人なのか?退役してここにいる人なのか、といった感じ。

僕らは、入っちゃいけないのか?

自衛隊の施設は厳しいなぁ。

そう思った時、おじさんはニコっと笑って

「どうぞお入りください」と言った。

セイルタワーは、海上自衛隊の施設だ。

海上自衛隊佐世保資料館という。

入場するとまずエレベーターで7階まで上がった。

そこからは佐世保港が見渡せて、眼下に自衛隊の基地が見えた。

ダークグレーの大きな船が何艘も見える。

米軍の艦船らしきものも見えた。

そこから下の階へ降りて行くと旧日本海軍の創設から戦争へ続く歴史がわかる展示があり、

その先は、戦後の自衛隊の発足から現在までの歴史を知ることができる。

戦艦の模型なんかも展示してあり見入ってしまう。

思えば、航空自衛隊の展示は見た事があったが海上自衛隊は初めてだった。

展示を見て回るのは良いのだが、入口のやり取りを思うと、お固いところだなぁと思ってしまった。

それでも、展示は見ごたえがあって楽しかった。

Img_4471 Img_4472 Img_4474

出口までくるとさっきのおじさんが、別の制服の人と話をしている。

僕らを見るとニコッと笑って、

「ありがとうございました」

と言った。

 

ニイタカヤマノボレ 西海橋と針尾無線塔

佐世保市から長崎市へ向かうには大村湾の東側、大村市を通って長崎へ向かうルートと、海を渡り西側、西彼杵半島を通って行くルートの2つがある。

後者の方が距離も短く、早く着けるようだ。

僕らは西彼杵半島を通って行くことにした。

海を渡ると言っても針尾瀬戸という狭いところが 170mの海峡を橋で渡るのだ。

西海橋を車で渡ると西海橋公園の駐車場に車を停めた。

西海橋と、有料道路 西海パールラインの新西海橋の間を海峡沿いに歩く木製のウォークデッキがある。

せっかくなので針尾瀬戸を見に行こうと思った。

針尾瀬戸は、佐世保側から見た呼名で今いる西彼杵半島側からの呼名は、伊ノ浦瀬戸と呼ばれるのだそうだ。

ややこしい。

ウォークデッキを新西海橋まで歩く。

目の前の海峡では、渦潮が見えるらしい。

水面を見ているとそれっぽい波ができては消えている。

Img_4477 Img_4479 Img_4480

新西海橋の奥に鉄塔が見えた。

岩手県宮古市のラサの煙突を思い出したが、こちらは電波塔。

旧日本海軍が建設した針尾無線塔と言う3本の塔で、真珠湾攻撃を指示した暗号文、「ニイタカヤマノボレ」を中継送信した場所だそうだ。

国の重要文化財に指定されている。

アーチのキレイな西海橋を見ながら駐車場へ戻ることにする。

途中土産物屋があるのでそこを覗いてみたが、午後5時が閉店時間。

すでに閉店していて見ることはできなかった。

Img_4476 Img_4475

 

25都道府県庁目 長崎県庁

長崎市に入ると車が混み始めた。

市街地の道路には路面電車が走るようになり、バスも増えてきた。

市内を走って 25都道府県庁目 長崎県庁に到着した。

新しい建物かと思ったが 2018年の新築で5年くらい前の建物らしい。

キレイな鉄筋8階建ての建物だ。

Img_4505  Img_4486

「ねるだ!」と、僕が言うと、

「福ちゃんだ!」と、ミィが言う。

長崎県庁舎に一步入ると、

西九州新幹線広報大使の長濱ねると、

長崎市ふるさと大使の福山雅治の観光案内ポスターがあちこちに貼ってあり、天井からもぶら下がっている。

「おぉぉぉ!」と、急にミーハーな感じで写真を撮り始める父娘。笑。

一通り写真を撮って満足した僕らは、エレベーターへ向かった。

Img_4488 Img_4490 Img_4487

庁舎の8階が展望テラスとなっている。

エレベーターを降りて通路を進むと、床や柱が木製になっている空間がある。

ベンチや椅子、テーブルもあり静かで落ち着いた空間だ。

その先が外に出ることができる展望テラスになっている。

長崎の市街地、港、稲佐山が一望できてとても眺めが良い。

ここから夜景を見ることもできるそうだ。

長崎県庁は、以外と穴場観光スポットかもしれない。

僕らは、夕暮れの長崎市街を堪能した。

Img_4491 Img_4497 Img_4494

 

五島うどんにハマる 海鮮炙り屋 いぶき地

長崎駅の近くに宿を取った。

ホテルに荷物を置くと夕食を食べに外に出たのだが、特に当てはなく、ネットで探しなが出てきた。

駅に行けば何かあるんじゃないの?

と、長崎駅へ向かうことにした。

西九州新幹線が開業したとはいえまだ駅前は工事中で通路が壁で覆われていたり、誘導路があったりする。

橋上駅舎の長崎駅構内は、大きな吹き抜けになっていて通り抜けると目の前に出島メッセ長崎というコンベンションセンターがあった。

Img_4507 Img_4510 Img_4509

駅構内の長崎街道かもめ市場という所に入ってみる。

そこは、お土産屋や食事処の集まった場所で人で込み合っていた。

立ち飲み屋などが並ぶ奥に「海鮮炙り屋 いぶき地」と言う店があった。

「ここにするか」と、中に入る。

数組が食事をしていたがテーブルは空いていたのですぐに通された。

名前の通り、海鮮がメインのお店なのだが、何を食べても新鮮で美味しい。

刺し身の盛り合わせや、長崎鶏のタタキなんかを頼んでは「美味しい!」「美味しい!」と食べていた。

ご飯か何か食べたいね、となった時に「五島うどん地獄炊き」というメニューが気になった。

頼んでみると、釜揚げのうどんが来た。

麺は、そうめんを太くしたみたいなうどんで腰があり、ツルッとしていて美味しい。

こんなに美味しいうどんがあったのか!と、驚いた。

この一食で、すっかり五島うどんにハマっていたのだった。

Img_4512 Img_4515 Img_4516

 

下から眺める夜景 プラタナス広場

長崎駅構内をちょっとうろつく。

時刻は午後9時。

さすがに人通りは少なくなってきた。

駅を出て港の方へ歩いてみる。

Img_4520 Img_4522 Img_4523

県庁の裏側がすぐ港で、フェリー乗り場もある。

港沿いのプラタナス広場に出た。

結局、稲佐山からの夜景を見に行かなかったけど、

港から見上げる夜景もキレイだった。

稲佐山の電波塔から麓のビル群が見える。

ビル群の明かりが水面に反射して彩りを添えている。

僕らは夜景を堪能すると、ぶらぶら歩いてホテルへ戻った。

Img_4534Img_4525

 

65日目のDATA

Img_4540

2023/08/28(月)

天候:晴れ 最低 27.1℃/最高 33.6℃

長崎県佐世保市〜長崎県長崎市

走行距離:107.9kmkm

総走行距離:9286.6km

 

2025/02/24

ぐるっと日本を旅してみた Vol.64

2023年8月27日(日)64日目

佐賀県の唐津から長崎県の平戸にかけては歴史的にも見どころがたくさんある場所だ。

しかし、僕らはそんな歴史的価値のある観光地を見ずに、ひたすら食べ続けて旅をしていた気がする。

このあたりは特に海鮮が美味しい場所でもあったのだ。

 

本土北西端の地 波戸岬

キャンプ場の近くの波戸岬に「本土北西端の地」があった。

北海道で「北東端の地」は行ったので日本を横に進んだ事になるのか?

しかし、九州に「北」の端っこがあるとは思わなかった。

Img_4277 Img_4286 Img_4287

 

海中散歩 玄海海中展望塔

「北西端の地」と書かれた碑がある先に海から突き出た塔が見える。

その塔に向かって橋も伸びていた。

玄海海中展望塔だ。

昨日「魚処萬坊」へ行く事ができなかったので、海中へ入れるのならば行って見ようと思ったのだ。

入場料を払い、狭い橋を歩いて渡り塔にたどり着く。

手すりから海上を覗き込むと魚がたくさん見えてちょっと興奮してしまう。

魚の餌付けもできるようだが、僕らは中に入る事にした。



Img_4288 Img_4326 Img_4295

螺旋階段を降りていくと円形のホールに出る。

周囲にガラス窓がありそこから海中の様子を見ることができるのだ。

たくさんの魚が泳いでいる。

水族館とは違い、自然の姿を見ることができる。

特に鯛が多く泳いでいるのが見えた。

「すごい!すごい!」と、僕らは魚を見てまわった。

時折、誰かが餌付けをやっているのだろう。

何かがフワフワと水中を漂ってくると、サッと魚が集まり口に咥えて去っていく。

その様子が面白くて、僕らは海中を見続けていた。

Img_4296 Img_4298 Img_4305

 

サザエのつぼ焼き

海中から浮上すると波戸岬を散策して回った。

天気も良く、海がとてもキレイだ。

駐車場に戻ってくると、売店から良い匂いがしてくる。

海鮮をその場で焼いているようだ。

僕らもその中に入って店先のカウンターに座った。

何を食べるか迷ったが、サザエを食べる事にした。

カウンターの目の前で焼いてくれるのだ。

サザエを殻のまま網に乗せて焼いているのを見ていた。

やがてサザエが焼けるとトレーに乗せて渡してくれる。

「熱いからね」

手渡されたサザエは熱くてどうやって食べようかと思ったが、どうにか殻の中から身を穿り出して口に放り込んでみる。

美味い!

コリっとしたサザエを噛むと潮の香りが口の中に広がる。

僕らはあっという間に食べてしまった。

美味しかった。

ごちそうさまでした。

Img_4327

 

アジフライの聖地 道の駅 松浦海のふるさと館

昨夜の夕飯はアジフライを食べた。

玄界灘ではアジが良く捕れるらしくアジフライが名物になっている。

中でもアジフライの聖地があるらしいので行ってみることにした。

リアス式海岸となっているこのあたりは海岸線がかなり入り組んでいる。

海岸線を走ってるかと思うと、山の中に入ったりして 風景が目まぐるしく変わる。

波戸岬から南下して伊万里市まで戻ってきた僕らは対岸を再び北上していった。

道はやがて長崎県に入っていた。

長崎県松浦市の松浦漁港は、アジの水揚げが日本一を誇っている。

そのため松浦市は、アジフライの聖地を宣言している。

そんな松浦市にあるのが道の駅 松浦海のふるさと館だ。

駐車場は車で埋まっていた。

結構なお客が入っているようだ。

そして駐車場の傍らにアジフライのモニュメントがあるのだから驚いた。

アジフライのモニュメント!

これは期待ができそうだぞ。

Img_4332 Img_4333 Img_4337

物産館はお客でいっぱいでその中を縫うように回っているとアジフライの売り場があった。

残りは1、2枚!

そんなに売れてるの?と思ったら揚げたてのフライが追加される。

回転が早いのだ。

アジフライを2枚買ってイートインコーナーへ。

空いていた席に座ると、アジフライにかぶりついた。

美味い!

揚げたて、サクサクで身がふわふわで美味しかった。

さすが、アジフライの聖地。

ごちそうさまでした。

Img_4335 Img_4336

 

平戸ちゃんぽん うどんの亀

松浦市から平戸へ向けて走ってきた。

海上の平戸大橋を渡るとそこが平戸島になる。

見どころもたくさんあるのだろうがまずはお昼を食べに行こう。

平戸港の駐車場の停めると、海を挟んで対岸に平戸城が見えた。

まるで唐津城の様に海に浮かぶ城のようだった。

Img_4355 Img_4347 Img_4348

まずは、観光案内所兼フェリー乗り場へ行ってみる。

ここから離島へのフェリーがたくさん出ていて、待合所に舟を待つ人が何人かいる。

時間があればノンビリと船に乗れたら良いのになぁ。

下調べもしていないのでそのチャレンジは止めておく。

それよりもお昼。

長崎といえば「ちゃんぽん」を食べておきたい。

ここ平戸には「平戸ちゃんぽん」があるらしい。

「長崎ちゃんぽん」だけじゃないんだ!という驚きがあった。

早速、平戸港の目の前の「うどんの亀」へ行ってみることにした。

「うどん」なのに店の前には「ちゃんぽん」ののぼりが立っている。

Img_4349 Img_4342

扉を開けてビックリした。

居酒屋じゃないか!

薄暗い店内は、逆L字のカウンターが有り、反対側に小上がりがある。

その小上がりのテーブルにおっさんがいて「いらっしゃい」と言ったが完全に酔っぱらいのようだった。

店主なのか?

カウンターには2人の客、。

僕らは、入口側のカウンターに座ることにした。

目の前にはおでん鍋があり美味しそうなおでんが入っている。

ちゃんぽんを頼み待っていると、ガラッと扉が開いて夫婦だろうか2人連れが店内を覗き込んだ。

酔っぱらいのおっさんが急に起き上がって「いらっしゃい」と言う。

2人連れはギョッとした顔をし、後ずさりして外へ出て行った。

そんな雰囲気、良い意味でローカルな店なのだ。

しかし、ちゃんぽんは美味しかった。

魚介の旨味と、豚骨のスープ、太めの麺がマッチしていて、これが本場のちゃんぽんか!と思った。

僕にとっての初ちゃんぽん。

それが平戸ちゃんぽんだった。

ごちそうさまでした。

Img_4344 Img_4345 Img_4346

 

平戸城 亀岡神社

平戸城がある亀岡公園の駐車場に車を置いて、坂道を登っていくと塀があり、門があった。

門をくぐると広場になっていて天守に出た。

平戸城の天守閣がそびえ立っている。

天守閣に入れるようだったが、僕らはその隣の亀岡神社へ行った。

平戸松浦藩主を祀る神社だ。

静まり返った境内は人気がなく僕らだけだった。

今日も日差しが強い。

この暑さだけはうんざりしてしまうなぁ。

Img_4350 Img_4351 Img_4353

 

ローカルアイス エレナ 田平店

平戸大橋を渡ったところにあるスーパーマーケット、エレナ田平店に寄った。

今夜の食材を買うためだ。

ただ、ついでにアイスクリームを買うことにした。

「佐賀で食べられなかったから」

とミィがいうのでここで食べることにした。

「ミルクック」

「ブラックモンブラン」

佐賀県の竹下製菓のアイスクリームで九州ではスーパーなんかで売られている。

「ミルクック」は、氷片入りのミルクセーキバー。

「ブラックモンブラン』は、バニラアイスにチョコレートとザックザク食感のクッキークランチがコーティングされたアイス。

どちらも美味しいね。

この暑さにアイスはありがたい。

食材を手に入れた僕らは、キャンプ場へ向かう事にした。

Img_4366 Img_4369 Img_4367

 

動物の糞 長串山キャンプ場

国道を離れ、県道を進み長串山キャンプ場へ着いた。

ここは、長串山公園という広い公園の一角にあるキャンプ場だ。

駐車場に車を停めて、階段を上がってビジターセンターに入った。

ここが受付になっているようだったが人気が無い。

「すみません」と、声をかけると奥から人が出てきてチェックインができた。

「今日はお客さんだけです」と、毎度おなじみ、平日あるあるの言葉を聞く。

「ここから上がった所にキャンプ場があります。

車も乗り入れて良いですよ。

職員はこの後、帰っていなくなりますので」と言われた。

この広い山の公園に僕らだけになるのが決定したのだった。

僕らは、キャンプサイトまで車で行ってみた。

そこは、広場になっていて傍らにステージがある。

ステージの前に車を停めると、テントを立てる場所を探し始めた。

炊事場は簡易的に作られたもの。

キャンプブームに乗って急遽作ったサイトの様だった。

トイレは、階段を登った先にある公園のトイレを使うことになる。

まぁ、そんなキャンプ場はここまで多々見てきたのでひるまないのだが、ちょっと問題があった。

やたらと動物の糞があるのだ。

それもそこそこ大きい動物らしい。

どうにか糞のないところを見つけてテントを設営したが夜中に何か出てきたらどうしようか?

未知の動物が心配になっていた。

Img_4394 Img_4372 Img_4380

 

鹿町温泉やすらぎ館

キャンプ場から山を下って15分ほどの日帰り温泉へ行くことにした。

鹿町温泉は、高校の建替え工事中に湧出したという温泉らしい。

源泉掛け流しの温泉は、温度もちょうど良い。

手足を伸ばして湯に浸かっていると、今日の疲れも癒せそうだ。

明日は、長崎市まで行ければ良いなぁ。

明日の行程を考えながらノンビリと温泉に浸かった。

Img_4357

 

夕陽 九十九島

西海国立公園にある長串山キャンプ場は、高台にあるので見下ろす風景がとてもキレイだった。

ここから見えるのは、リアス式海岸と208の島々からなる九十九島。

この風景を独り占めできるのがとても幸せだった。

そして島々の間に沈んでいく夕陽。

島々と海が徐々にオレンジ色に染まり、やがてそれが薄れていき、徐々に暗闇が広がるが、空には数々の星が光り始める。

この壮大で劇的な変化を見ているのは僕らだけ。

過ぎ去った今日一日。

やがて訪れる明日の一日。

その狭間のスペクタルが目の前で展開されていた。

Img_4394 Img_4376  Img_4381

 

64日目のDATA

2023/08/27(日)

天候:晴れ 最低 24.9℃/最高 31.7℃

佐賀県唐津市〜長崎県佐世保市

走行距離:130.0kmkm

総走行距離:9178.7km



2025/02/20

ぐるっと日本を旅してみた Vol.63

2023年8月26日(土)63日目

学生時代の先輩から Facebook にコメントが来た。

「せっかく九州まで行ったのだから、ゆっくり周ってみたらどうですか」

確かに慌ただしく走り回っていたのだが。

「もう少しゆっくりしようかな?」と、ふと思った。

佐賀県には何も無いという印象があってこのまま長崎県へ抜ける予定だった。

「唐津の方へ行ってみようか」

唐津の先に呼子がある。

呼子はイカが有名だった。

「そうだイカを食べに行こう」

僕は西へ向かっていたハンドルを北へ切った。

 

さわ蟹 伊萬里神社

伊万里川の辺りに丸みを帯びた中華風の門があった。

その門をくぐり崖沿いの急な階段を登っていく。

伊萬里神社はこの岩栗山の上にある。

Img_4140 Img_4146 Img_4142

 

階段を登ったところの門をくぐると境内に出た。正面に本殿がありそこで手を合わせ、右手を見るとさらに上へ登っていく階段がある。

僕らはさらにそこを登って行った。

登った先は天台と言われる場所でちょっとした広場になっていた。

その奥に胸像が立っている。

森永太一郎翁の像とのこと。

森永製菓の創業者だ。

Img_4141 Img_4143

 

この伊萬里神社には、境内に中嶋神社という神社があり、お菓子の神様なのだそうだ。

また、伊万里は非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)、今で言う橘の実が日本に入った場所。

当時、果物の事を菓子と表記していたため、お菓子の発祥の地と言われている。

そのこともあり伊万里出身の森永の創業者森永太一郎翁の像があるのだそうだ。

参拝を終えて階段の下まで戻ってきて、ふと水の流れる崖沿いを見るとサワガニがたくさんいた。

こんな所にこんなにもたくさんのサワガニがいるとは。

なかなかおもしろいなぁ。

Img_4148 Img_4150 Img_4151

 

謎の尖塔と2つの駅 伊万里駅

もう少し伊万里の町を見ておこうと、伊万里の市街地へ車で向かった。

さすが伊万里と思ったのは、町のあちこちに伊万里焼の壺とか焼き物が置いてある。

それを見て回るだけでも楽しいのだ。

Img_4159 Img_4139 Img_4160

 

「何あれ?」

町の中心部の方に大きな教会の尖塔のようなものが見える。

キリスト教の何かいわれのある建物かな?

ちょっと楽しみになってきた。

まずは、観光案内所のある伊万里駅へ。

この駅が面白い。

道路を挟んで駅舎が2つ建っている。

左がJR 伊万里駅、右が松浦鉄道の伊万里駅。

もともと国鉄の伊万里駅があった。

国鉄がJRになりその後、第3セクター松浦鉄道が発足してしばらく同じ駅舎だったのだが松浦鉄道の駅が分離し線路を分断されて現在の姿となった。

JRの駅に行ってみたり、松浦鉄道の駅を覗いたりして列車が来るたびに大喜びで見に行って到着し、発車する列車を見て楽しんだ。

Img_4154 Img_4164 Img_4152
左がJR駅、右が松浦鉄道の駅

 

松浦鉄道の駅側に観光案内所があった。

観光地のパンフレットを見たり、お土産品を眺めていたのだが。

気になった尖塔について聞いてみた。

「町中に大きな教会でもあるんですか? なんか尖った屋根が見えるんですが、あれはなんですか?」

「えっ、そんなのあったかしら?」

案内所の人と話をしていた時に町中に見えた尖塔について聞いてみたが、その人がきょとんとした顔をした。

隣りにいた人にも確認していたが2人で不思議そうな顔をする。

そして、「あぁ。あれね」

ようやく僕の言っている尖塔に心当たりがあったようだ。

「結婚式場ね」

えぇっ!そうなの?

「結婚式場ね。なぁんだ」

言われてみたらありそうだな。

見に行かなくて良かった。

僕らは、ガッカリしたけど、笑ってしまった。

 

空振り 唐津市

唐津の市街地に入ると高台に唐津城が見えた。

僕らはまず唐津城へ向かった。

町中は観光バスや車で混んでいる。

肝心の唐津城の駐車場も満車で入れなかった。

僕らは松浦川を挟んで反対側の海岸へ行き唐津城を眺めてみた。

松浦川の河口は広く、海につながっている。

そこに小山が海に張り出しその上に唐津城がある。

まるで水に浮かんだ城のように見える。

城に入れなかったが、この風景は目に焼き付けておこうと思った。

Img_4166 Img_4167

唐津城に入れなかったので唐津市歴史民俗資料館(旧三菱合資会社唐津支店本館)へ行ってみた。

明治41年に唐津炭田に進出した三菱合資会社が事務所として建てた建物だそうで、今は唐津市の民俗資料館として使われている。

しかし、老朽化が進み保存修復工事が行われていて休館中でした。

結局唐津市街では何も見ることができなかったのでした。

Img_4168 Img_4170

 

イカを食べる 呼子

呼子の町中にある2階建ての朝市通り駐車場に車を停めた。

ミィは街歩きに行ってくると言って1人で出ていった。

僕は車の中で今夜の宿を探していた。

今夜泊まるキャンプ場を決めるとミィが戻ってきた。

「イカを食べに行こう」

僕らは「ケンミンSHOW」で出てきた「海中魚処 萬坊」へ行ってみようと車を走らせた。

海中で魚を見ながら食事ができるらしい。

しかし今日は、土曜日。

目的地は車で溢れていた。

駐車場の入口に係員がいて車を停めた。

「食事ですか?」

「はい」

「もう今朝取れたイカは品切れで冷凍になりますが良いですか?」

ここまで来て、新鮮なイカを食べられないのは残念だった。

しかも、この混み具合を見ると食事ができるまでどれだけ待つかも分からない。

「あぁ、分かりました。やめます」

「すみません。またお待ちしています」

僕は、もと来た道を戻った。

この手前にもレストランがあったのだ

「玄海いか舟処海舟」さんは広い駐車場があり観光バスも停まっていた。

混んでいるか心配だったが、受付の人はすぐに席に通してくれた。

メニューを見るとそれなりの値段がし、活造りづくりを食べようとしたかったが、お昼に払える値段ではなかった。

「すごい!動いてる!」

隣の席は活造りやイカづくしを楽しんでいるようだった。

僕らは「いか丼セット」を頼み、イカシュウマイや刺し身を楽しんだ。

美味しいイカでした。

ごちそうさまでした。

Img_4186 Img_4184 Img_4183

 

兵どもが夢の跡 名護屋城跡

名護屋城は、秀吉の朝鮮出兵の拠点として建てられた城だ。

名護屋城の周りに諸大名が陣を張った場所がありこの半島になっている一体が巨大の城下町のようになって賑わっていたそうだ。

天守跡まで上がると周囲を見下ろし、その先に玄界灘を見る事ができた。

Img_4188 Img_4187Img_4189

Img_4191l

 

城跡の入口まで戻ってくるとその先にある佐賀県立名護屋城博物館に入ってみた。

名護屋城の歴史や発掘品の展示がある。

ただ、目玉は復元された秀吉の「黄金の茶室」。

金で組み上げられた茶室に赤い敷物や障子で派手!

金の茶器も展示されている。

豪華な茶室だけど、僕は落ち着かないなぁ。

Img_4196 Img_4197 Img_4198

 

時間制限の温泉 国民宿舎 波戸岬

キャンプ場でチェックインをすると、

「今日は花火大会があるので、この先の道が午後6時に閉鎖されますから気をつけてください。」と言われた。

僕らはテントを設営すると、国民宿舎 波戸岬へ向かった。

途中、敷物を持って海岸へ向かって行く家族連れが多くいた。

お風呂はガラス張りで玄界灘を見ながら湯船に浸かることができた。

が、眼の前に離れが並んでいる。

まぁ見えないのだろうけれど外を歩く人がちょっと気になる配置だった。

ただ、温泉は開放感があって気持ち良かった。

さて、道路が閉鎖される前に戻らなくっちゃ。

余裕はあるのだが、ちょっと気持ちは焦ってしまう。

 

花火大会 波戸岬キャンプ場

波戸岬キャンプ場は、国民宿舎の併設キャンプ場かと思っていたのだが、独立したキャンプ場のようだった。

海に向かって坂になっていて段々畑のようにテントサイトが広がっている。

フリーサイトを予約していたのだが、すでに海の見える場所はテントで埋まっていた。

僕らが選んだのは海に近いが眼の前に低木があり見晴らしは良くない場所だった。

というかそこしか空いていなかった。

下り坂を2往復して荷物を運び、設営をして温泉へ行った。

戻ってきた僕らは、夕飯を食べる事にした。

スーパーで買ってきたアジフライを温める。

この辺りはアジが獲れてアジフライが名物だとの事。

ふっくらした味の身は美味しかった。

Img_4205 Img_4219 Img_4228

食事を終えた頃、

ドーン!ドーン!

と大きな音が響き閃光が走った。

花火大会が始まったのだ。

呼子の花火大会が1日伸びて今日の開催となったとのこと。

周囲のキャンパーは音のする方へと歩いていく。

僕らもそれに習って花火を見に行った。

青森の種差キャンプ場で見て以来だろうか。

しかし、これほど間近で見ることができるのは楽しい。

このタイミングでここへ来れた事が幸せに感じられる夜だった。

Img_4249 Img_4261 Img_4270

 

63日目のDATA

Img_4237

2023/08/26(土)

天候:晴れ 最低 25.1℃/最高 32.7℃

佐賀県伊万里市〜佐賀県唐津市

走行距離:66.7kmkm

総走行距離:9048.7km

2025/02/16

ぐるっと日本を旅してみた Vol.62

2023年8月25日(金)62日目

九州に入ってから悩み事があった。

それは、沖縄県へいつ行くのか、どうやって行くのかということ。

当初ぼんやりと福岡空港から飛行機で飛ぶというイメージでいた。

LCCもあり格安で行けるらしいと聞いていたからだ。

しかし、車をどうするか?ということもあったり、飛行機を調べたが手頃に行ける便も無かった。

鹿児島まで行き、鹿児島空港から飛ぶか?

一旦九州をグルっと回った後再び福岡へ戻るのか?

決めきれないまま福岡にたどり着き、そのまま福岡を離れることになった。

僕は、沖縄行きを後回しにしたのだ。

 

ポップな仮殿 太宰府天満宮

「心字池にかかる3つの赤い橋は、

1つ目が過去で、2つ目が今。」

さだまさしの「飛梅」が頭の中で流れてくる。

昔、さだまさしの曲を聞いていた頃を思い出し、懐かしさと、ここに来れた嬉しさで、気持ちが高ぶっている。

赤い橋を渡る、3つ目の橋で何を思うのか?

そういえば、奈良公園では「まほろば」が頭の中を流れていたなぁ。

Img_4014 Img_4015 Img_4025

奥へ進み、本殿で参拝することにしたのだが今年から改修が始まったようだった。

その為、仮殿が建てられているのだが。

これが、現代風なかなりシックで、ポップな建物だった。

黒塗りの拝殿の屋根には、草木が茂っている。

これはこれでありなのかもしれないが、

場違いな気もしないではない。

全く不思議な空間だった。

その空間に「飛梅」が立っている。

一夜で飛んできた梅の木。

さだまさしが歌った「飛梅」だ。

鉄筋に囲まれてこれも異質な感じがした。

Img_4019 Img_4021 Img_4023

「梅が枝餅を食べたい」と、ミィが言うので昔、高校の修学旅行で来た時の記憶をたどる。

本殿の裏手にあるお石の茶屋の梅が枝餅が美味しいと言われそこまで行った事があった。

その記憶を頼りに本殿の裏手に行ってみた。

何軒か茶屋があるのだが、どこも閉まっていた。

お石の茶屋も閉まっていた。

まだ開店前だったのだ。

残念だったが仕方がない。

僕らは門前町へ戻ることにした。

 

食べ歩き 太宰府門前町

太宰府門前町をブラブラと戻っていく。

お店が多く、食べ歩きをしている人もいる。

とにかく賑わっている印象だ。

お石の茶屋で梅が枝餅を食べそこねた僕らは、ここで梅が枝餅を探すことにした。

探すまでもなく、いたるところに「梅が枝餅」の看板が立っているけどね。

店内でも食べられるのだろうけど、店先で売っている物を食べ歩きしよう。

茶房きくち さん、お食事処かさの家 さんと梅が枝餅を買って食べてみる。

焼き立て、熱々で外側がパリッとしてるのにモチモチの皮とそこにくるまれたあんこが甘くて美味しい。

お店で、抹茶を飲みながら食べるのも悪くわないが、こうやって散策しながら食べる梅が枝餅も美味しいのだ。

僕らは、梅が枝餅を食べながら人の流れに身を任せてブラブラと門前町を散策した。

Img_3167b Img_4032 Img_4031

 

博多うどん 牧のうどん

福岡の名物といえば、

博多ラーメン、

モツ鍋、

そして屋台で食べる数々の食べ物。

だけど、僕が福岡で食べたかったのはうどん。

僕らは讃岐うどんのようなコシの強いうどんが美味しうどんと思い込んでいる。

だけど、博多うどんはコシのないうどん!

茹ですぎて伸びたうどんとはぜんぜん違うという。

これは、食べてみなければ!

と、いうことで釜揚げ牧のうどん さんへ。

店内撮影禁止なので画像はありませんが、

肉ごぼううどん、まるてんうどん いただきました。

麺の硬さは、柔。

箸で持つと切れちゃうようなうどん。

ここまで コシがないとは!

ただ伸びてるのとは違ってて不思議な食感。

牛肉を煮込んだ汁が入って甘じょっぱいスープがうどんと絡んで美味しい!

丸天うどんは薄い色だけどしっかりした味でこっちも美味しい!

ごちそうさまでした。

Img_4034 Img_4036

 

かえる寺 如意輪寺

かえる寺があるという。

蛙の寺。

蛙好きのミィとしては、抑えておきたい場所だ。

僕は如意輪寺の駐車場に車を停めた。

車を降りた途端もう、カエルだらけ。

看板も、置物も全てカエル。

可愛らしい雰囲気が漂っている。

Img_4038 Img_4037 Img_4041

 

カエルだらけで可愛らしい雰囲気のためか若い女の子が大勢来ている。

ところが、ミィが不意に不機嫌になる。

「もういい、次に行こう」

「えっ、カエル寺だよ。

行かないの?」

「もう、いい。」

理由は解らないけど、こう言い始めるとミィの意思はテコでも動かない。

えぇぇ。

せっかく来たのに。

結局、僕らは寺を見学しないまま、この地を後にすることにした。

 

七夕神社 媛社神社

福岡県から佐賀県へ向けて車を走らせていた。

「七夕神社ってのがあるよ。」

近くに何かないか探していたミィが声を上げた。

「七夕?」

何故、福岡県に七夕?

不思議に思ったので行ってみることにした。

祭神を織女神(棚機神)と媛社神とする媛社神社は、小郡市の外れにあった。

1300年の歴史をもち、機織りが盛んだったことから機織の神を祀って信仰したとのこと。

鳥居の正面から七夕を全面に推した神社だ。

七夕の物語に由来して、恋人の聖地だとか。

娘と訪れても意味ないなぁ。

そんな事を思いながら参拝し、境内を見て回る。

Img_4048 Img_4051 Img_4050

神社の裏には宝満川という川が流れその対岸にも神社があり牽牛社と呼ばれている。

とするならばこの川は天の川なのだろうか?

そちらにも行ってみる。

稲松老松神社(牽牛社)は、媛社神社はひっそりとして静かな神社だった。

七夕アピールもおとなしいものだった。

2社合わせて盛り上げているのかと思ったらそうでもなかった。

もしかすると、夏の七夕夏祭りの時には、盛り上がるのかな?

Img_4053 Img_4055 Img_4054

牽牛社から佐賀方向へ走ったところに宝満川にかかる橋の名前が、天の川大橋だった。

媛社神社から牽牛社へ向かう橋は稲吉橋という。

新しく作られた橋に「天の川」の名前をつけたのだろうけど、稲吉橋に「天の川」と名前をつければ良かったのに、と思ってしまった。

Img_4056 Img_4057 Img_4061

 

24都道府県庁目 佐賀県庁

堀に囲まれた佐賀城址は、「佐賀城公園」という広い公園になっている。

駐車場に車を停めると公園内を散策した。

広い公園にはテラス席のあるキレイな図書館も建っていて周辺が整備されているのがわかる。

Img_3178a Img_4062

そんな佐賀城址に佐賀県庁は、建っていた。

庁舎に入ると広いホールになっていて佐賀県の特産品が並んでいる。

中でも目を引くのは伊万里焼の大きな壺。

佐賀の目玉なんだろうなぁ。

他にも県内各地の特産品が陳列されているのを見て回る。

はなわが佐賀県の自虐的な歌を歌っていた。

だから「佐賀県は何も無い」みたいなイメージが合ったが。

やっぱりいろいろあるよね。

Img_4064 Img_4067 Img_4068

 

SAGA360とシシリアンライス さがんれすとらん志乃

11階建ての庁舎は最上階が展望フロアだ。

「SAGA360」と呼ばれるそのフロアへ上がってみる。

エレベータを降りると佐賀平野をグルっと見渡せる通路に出た。

足元の佐賀城址から佐賀空港まで見渡せて、その先が有明海だ。

Img_4074 Img_4073 Img_4070

この景色を眺めるためにここに来たのだが、もう一つ理由がある。

「シシリアンライス」食べるため。

シシリアンライスとは、ご飯の上に炒めた肉、その上にサラダが乗りマヨネーズをかけたご当地グルメだと言う。

なんか美味しそうなのだ。

エレベーターホールから展望通路を通った反対側に「さがんれすとらん志乃 県庁店」がありそこで食べることができるらしい。

とは言え、お昼に食べたかったのだが時刻はすでに午後4時、しかもお昼はすでに食べているし、夕飯にはちょっと早い。

さらにこの さがんれすとらん志乃 さんの営業時間が

11:00〜13:00

17:00〜21:00

となっていて、今の時間は休憩時間で閉まっていた。

どちらにしても食べることができなかったのだ。

いつか食べてみたいなぁ、という思いを残しつつ僕らはこの場をあとにした。

Img_4071 Img_4072

 

佐賀と佐嘉 佐嘉神社

佐賀県庁舎を出てお堀沿いをぶらぶら歩く。

大きな通り沿いで街中だが、県庁周辺が城趾というのが良く分かる。

Img_4076

 

お掘りの外側に大きな神社があった。

佐嘉神社。

佐賀藩第十代藩主 鍋島直正公、第十一代藩主鍋島直大公を祭神とする神社だ。

境内に入ると歴史を感じさせる本殿があった。

昔は この地を「佐賀」と「佐嘉」という2つの呼名があったそうで、この神社は佐嘉神社というそうだ。

明治時代に「佐賀」に統一されたという。

名前からも歴史を感じることができる神社だった。

Img_4088 Img_4083 Img_3182a

 

肉まんじゅう 鶴乃堂本舗

佐嘉神社の前に駐車場の入口のような錆びた鉄骨むき出しの屋根でできた通路のようなところがありそこに小さな店舗があった。

その店舗にひっきりなしに人が出入りしている。

店舗の壁には「肉まんじゅう」の文字。

店舗と言っても露店の用な感じで外に向けてガラスのショーケースがあり、まんじゅうが並んでいる。

「美味しそうだな! 食べてみよう。」

と、肉まんじゅうを2つ買ってみる。

特に食べる場所もないので横断歩道橋を渡り、お掘り沿いのベンチに座って食べてみた。

「肉まんじゅう」と書かれたビニールの包を外してふわふわのまんじゅうを食べる。

いわゆる肉まんなのだが粗挽きの肉が詰まっていて、ここに「酢じょうゆ」をかけて食べる。

これが美味しい。

佐賀市のソウルフードなのだろうか?

僕らが店を出た後も次から次へと肉まんじゅうを買いに人が訪れていた。

美味しかった!

ごちそうさまでした。

Img_4084 Img_4086

 

街歩き 大隈重信記念館

佐嘉神社から再びブラブラと街歩きを始めた。

裏通りに入ると住宅街とはいえなんか良い雰囲気。

堀が張り巡らされている城下町って感じが良いなぁ。

お店かなんだか解らないけど、古いバイクを置いてあるところがあった。

バイクの脇に手書きで「陸王 昭和28年」と書いてある。

なんかすごいなぁ。

Img_4091 Img_4092

さらに歩くとふいに大きな病院がでてきたりしていろんなものが入り混じっている感じがする。

ブラブラと進んで行くと「大隈重信記念館」があった。

しかし時刻は午後5時。

閉館時間だった。

ちょっと見てみたかったのだが、ミィはニコニコしている。

大隈重信記念館の前には、ポケフタがあるのだ。

ニャースが気球になって飛んでいる。

大隈重信の生家の前にこのポケフタ。

なんだか場違いのような不思議な感じだ。

この後もぶらぶらと街歩きをしているとムツゴロウのマンホールがあった。

こっちの方が佐賀らしいな。

と、僕は思った。

Img_4095 Img_4096 Img_4097

 

2時間待ちの夕食 ドライブイン鳥 伊万里本店

今日も宿泊はホテルにした。

ホテル続きだなぁ、とは思ったが手頃なキャンプ場が見つからなかったのと、ちょっとホテル泊りの楽さに慣れてしまった気がする。

ただ、ホテルが有るのは伊万里市。

佐賀市から1時間位かかるのだ。

伊万里市についた頃にはすっかり陽が暮れていた。

「夕飯を食べてからホテルに行こう」

と、言うとミィが、

「ドライブイン鳥がある。 鳥めしを食べようよ」

と言った。

ホテルの近くのドライブイン鳥に行ってみた。

Img_4101 Img_4103 Img_4102

 

店の駐車場は一杯で、店の前にも結構待ってる人がいる。

受付の名簿に名前を書いて車内で待っていたが一向に順番が来ない。

ようやく店内で待つことができたのだがまだまだ掛かりそうだった。

「ホテルにチェックインしてくるから、ここで並んでいて」と、午後7時を過ぎたので僕だけ先にホテルに行ってチェックインをしてくることにした。

戻ってきてもまだまだ呼ばれる気配がない。

結局、2時間近く待って席につくことができた。

「やき鳥一番 鳥めし二番」

看板にそう書いてあったので、両方楽しめる「一番定食」を頼むことにした。

車なのでビールを飲めないのが残念だった。

鳥めしは、チャーハンっぽいけど鳥肉入りで炊き上げたご飯なのかな?

ほんのり味がついていて美味しい。

そして、やき鳥。

串に刺された焼き鳥ではなく、テーブルにドンと七輪が置かれてそこで自分で焼くタイプ。

ステンレスの皿に盛られた鳥肉を自分で焼いていく。

焼けたらタレをつけて口の中へ。

美味い!

2時間待ち当たり前とういのがハードル高かったけど。

待ったかいあったなぁ。

ごちそうさまでした。

Img_4123 Img_4121 Img_4127

 

ドミトリー? ホテルAZ佐賀伊万里店

福岡で泊まったホテルAZ。

宿泊費が 4,800円で価格変動なしで朝食付き。

僕らの中ではとてつもなく魅力的な宿になった。

僕は伊万里にホテルAZを見つけた時に迷いなく予約を入れた。

部屋はツインを取った。

ドライブイン鳥の待ち時間でチェックインに来た僕は、部屋に入って驚いた。

福岡の金の隈店とは違い、随分狭い。

ビジホのシングルみたいな感じ。

じゃあベットはどうなってるの?と、見ると・・・。

2段ベットが鎮座している。

2部屋のドミトリーみたいなものでしょうか?

娘と2人でドミトリー泊。笑。

ミィとどっちで寝るかと相談した結果、僕が上。

ミィがテレビを見やすい下を使うことにした。

この後何度かホテルAZを使うのだがこの位置関係がここで決まったのだ。

2段ベットなのでこの旅で初めて1人の空間で寝ることができる。

意外と良いかもこのドミトリー。

ちょっとホテルAZにはまり始めていた。

 

62日目のDATA

Img_4137

2023/08/25(金)

天候:晴れ 最低 25.1℃/最高 32.7℃

福岡県福岡市〜佐賀県伊万里市

走行距離:130.1kmkm

総走行距離:8982.0km

 

2025/02/11

ぐるっと日本を旅してみた Vol.61

2023年8月24日(木)61日目

行き当たりばったりで泊まったコンテナホテルで、せっかく豊前市に来たのでなにか見るところはないかと探していた。

参考にしたのは、Google先生と、旅のお供&参考にするために持ってきた本。

YouTubeに「撮って笑って旅をして」というカップル YouTuber が日本一周した様子投稿したチャンネルが有る。

その旅の記録を記したフォトエッセイ「大切な人と行きたい 写真でめぐる 日本ふたり旅」の福岡県をパラパラめくっていたら豊前市が載っていた。

しかも面白そう!

これは行かなければ、と急遽予定を決めた。

 

「うそぶく」とは 嘯吹八幡神社

ホテルで貰った冷凍パスタをチンして朝食にした。

コンテナホテルは思いの外居心地が良かった。

チェックアウトをして車に乗り込むと僕らはまず、GoogleMap で見つけた気になる場所へ行くことにした。

 

『嘯吹八幡神社(うそぶきはちまんじんじゃ)』

名前に惹かれて寄ってみた。

「うそぶき」というので嘘をついて厄を落とすみたいな感じなのかな?と思っていたのですが、

口をすぼめて息を吐き、罪や穢を吐き出すという事に由来しているとのこと。

思いの外立派な社殿でビックリしたが、この先の旅が安全に進むように神様に願った。

Img_3909 Img_3911 Img_3912

Img_3915 Img_3917 Img_3916

 

巨人の机と椅子 もみじ学舎

嘯吹八幡神社から山間へ入っていく。

僕らは、フォトエッセイ「大切な人と行きたい 写真でめぐる 日本ふたり旅」で見つけた「もみじ学舎」を目指していた。

廃校となった旧上川底小学校を知的障害者の作業所、工房、カフェとして利用している場所だ。

その校庭跡に巨大な机と椅子が置いてある。

いや、建っている。

高さ約7m、座面は 3.5m四方という物。

椅子に座るために梯子を登らなければならないのだ。

巨大な椅子に座ったり、巨大な鉛筆を持って机に向かったりして僕らは楽しんだ。

Img_3924 Img_3931 Img_3922

 

校舎に入ると教室を工房やらカフェとして使っているらしい。

木工品を制作している工房を覗いてみた。

ビー玉を転がす迷路や、木製のおもちゃ、ミニチュアなんかがあり面白かった。

「これは、5円玉でできているんだよ。

被ってみないか」

工房の主(?)に誘われて5円玉でできた兜をかぶってみた。

当然だが重くて頭がズシッとして来る。

そんな変な体験までしてみた。

フォトブックに誘われて来てみた場所だったが、なかなか楽しめる場所だった。

「撮って、笑って、旅をして」のお二人に感謝だな。

Img_3927 Img_3929 Img_3938

 

爆買い用のチョコ チロルチョコアウトレットショップ

福岡市へ向けて車を走らせていた。

道は山間からやがて都市部へと入っていった。

田川市に入った時のことだった。

「チロルチョコ」の大きな看板が目に入った。

「チョコのアウトレットがあるらしいよ。

チロルチョコ食べようよ。」

ミィの言葉にちょっと面白そうだな、と思った。

一旦通り過ぎた道を戻ってチロルチョコアウトレットショップに立ち寄った。

チロルチョコのパッケージを模した看板が立っている。

裏が工場になっていて、その出先のショップのようだった。

店内に入ると山のようにチロルチョコを売っている。

種類も豊富で楽しくなってくる。

ただ、500g 500円基本で大量のチョコの入った袋売り。

1個、2個単位では売っていなかった。

冷蔵庫のない車旅。

こんなにチョコを買ってもあっという間に溶けてしまいそうだった。

「無理だね。残念。」

アウトレットでチョコを買うのは諦めたが、隣のセブンイレブンでチロルチョコを売っていた。

僕らは1個づつチロルチョコを買い車内で食べた。

チョコの甘さが口の中に広がった。

安定の美味しさ。

ごちそうさまでした。

Img_3942 Img_3943 Img_3944

 

JR九州 南福岡駅

久しぶりの大都会。

福岡市内を車で移動するのは大変そうだなと思った。

なので、JR南福岡駅の駐車場に車を停めて電車で移動することにした。

JR九州に乗るのは初めてだった。

車両デザインが独特で興味のある路線ではあった。

ステンレスボディに白い縁取りの黒い顔。

JR東日本では絶対に見ないデザインの車両が来た。

娘と2人で先頭車両に張り付く。笑。

流れ行く風景を楽しんで行く。

電車は、巨大な博多駅に飲み込まれていく。

見慣れない多くの車両が並んでいる。

特急車両がカッコよくて、あっちに乗りたいなぁ。

と、思ってしまう。

博多を過ぎて次の駅、吉塚で降りる。

大都会にワクワクしている僕とミィがそこにいた。

Img_3945 Img_3946 Img_3948

 

ごぼ天うどん ウエスト

吉塚駅についてまずは、腹ごしらえ。

気づけばもう、午後1時を過ぎている。

駅前の適当なところで食べようと見渡すと「ウエスト」があった。

福岡発祥のうどんのファミリーレストランだ。

ローカルファミレスは、寄ってみたいのでここでお昼を食べることにする。

シャキシャキのごぼうと、ツルッとしたうどん。

ネギをたっぷり乗せてツルツルいただきます。

讃岐うどんとは違う九州のうどん。

コシの弱いうどんが好きになり始めています。

美味しかった!

ごちそうさまでした。

Img_3950 Img_3951

 

23都道府県庁目 福岡県庁

吉塚駅から歩いて数分のところに東公園という大きな公園がある。

その公園をフラフラと散策していくと、公園の中央に大きな立像があった。

亀山上皇立像といい、元寇の頃の上皇だという。

政治改革なども行なった方とのこと。

東公園の隣には鉄筋10階建てで横長の庁舎がある。

23都道府県庁目、福岡県庁舎だ。

九州の中心都市の県庁とあってずいぶん大きく感じる。

僕らは庁舎の前で写真を撮った。

Img_3952 Img_3955 Img_3957a

 

日陰の鳩 元寇資料館

東公園の隣に元寇資料館という建物があるらしい。

行ってみようという事になり歩き始める。

今日も日差しが強かった。

南に来たせいだろうか、8月も下旬んというのに暑さは相変わらずだった。

ふとみると鳩がたくさんいるのだが、日陰に避難している。

鳩も暑いんだろう。

大きな門をくぐった中に元寇資料館があった。

しかし、今日は休館日なのか扉は閉まっている。

よくよく調べると事前予約が必要だったようだ。

行き当たりばったりで来たので仕方がない。

僕らは再び歩き始めた。

Img_3963 Img_3959

 

キャラクターショップ巡り 天神

県庁の近くにある馬出九大病院前駅から地下鉄に乗る。

県庁の前は、大学病院なのだ。

地下鉄で天神に出た。

巨大都市の繁華街は、賑わっている。

パルコに入りミィは嬉しそうにキャラクターショップ巡りを始めた。

ミィの欲望を満たすために天神へ来たのだ。

こういうモール的なところへ来るとほんとに生き生きと動き回っている。

なにか目当ての物を買う訳ではなくて、見て回るだけなんだけどね。

こちらは手持ち無沙汰でただ待っているだけ。

「そろそろ、行くぞ」

「待って待って、まだあそこ行ってないから」

ミィは、次のショップに潜り込んでいった。

Img_3967 Img_3971 Img_3974

 

雑餉隈 西鉄

福岡には西日本鉄道、通称西鉄という私鉄が走っている。

独特なデザインの特急列車が走っていのを雑誌の記事で見たことはあったが実際に乗ったことはなかった。

行きは JR を使ったので戻りは西鉄に乗ってみる事にした。

西鉄天神駅は、始発駅らしく櫛形のホームに入ってきた線路は車止めで終わっている。

そのホームに電車が入っては、戻っていく様子は都会の私鉄だなぁと思ってしまう。

僕らは目の前に到着した普通電車に乗り込んだ。

行きに乗ったJRn電車とは雰囲気が違う気がする。

僕らはここでも先頭車両に乗って風景を楽しんだ。

私鉄らしく JR よりも細かく停車していく。

短い鉄道旅行を僕らは楽しんだ。

雑餉隈(ざっしょのくま)駅で降りる。

パッっと見で読めない駅名だなぁ。

ここはJR南福岡駅の最寄駅だ。

商店街の狭い道をぶらぶらと歩いてJRの駅へ向かった。

雑餉隈、再び来ることはあるのだろうか?

Img_3987 Img_3989 Img_3991

 

リアルガンダム ららぽーと福岡

おぉ、これかぁ。

僕らは、νガンダムの前にいた。

お台場のガンダムやユニコーンガンダムは見たことがあった。

νガンダムは好きな機体だったので間近で見るとちょっと感動してしまう。

他のガンダムと違ってフィンファンネル、正式にはロングレンジ・フィンファンネルを装備している分大きく感じてしまう。

「すごいなぁ」と見ていると周囲に人が集まってきた。

海外からの観光客も大勢いた。

しばらくして、大きな音と共にガンダムが動き出した。

皆これを見にきたのだ。

大きな機体が動くさまは迫力がある。

「こいつ、動くぞ!」

Img_3992 Img_4001 Img_3996

Img_3995b

一通り動いた後、元の立像の位置へ戻ってショーは終わった。

人々はサーっといなくなる。

僕らもららぽーと内へ行ってみる事にする。

「GUNDAM SIDE-F FUKUOKA」があるのだ。

ここはガンダムグッズ、特にガンプラがたくさんあり、組み立てられたガンプラも展示されている。

買うわけでも無いのにガンプラの箱を手に取って「すごい、すごい」と見て回る。

天神でミィがはしゃいでいたのと同じだな。

ここでもミィは目を輝かせて店内を見てまわっているのだが。

僕らは、充分にガンダムを楽しんでいた。

Img_4002 Img_4003

 

定宿化? ホテルAZ 金の隈店

福岡市街地から少し離れた、国道沿いの ホテルAZ 金の隈店に宿をとった。

建物の壁に虹が描かれていて、ホテルの名前が書いてある。

九州ローカルのホテルで、この後、度々使う事になったホテルだ。

駐車場はほぼ満車だったが、どうにか空いている場所に停めることができた。

観光バスも止まっていて修学旅行の学生が泊まっているようだった。

このホテルAZは、極々普通のツインルームだったが、この後利用する時はちょっとした驚きがあったのだったが、それはまた後日。

荷物を置いて外へ食事に出ようと思ったのだが、ホテル内のレストランで食事ができるとのこと。

1階にあるレストランは、しゃぶしゃぶの店と、バイキングの店があり、僕らはバイキングを食べる事にした。

値段も手頃で、食事ができたので満足な夕食だった。

朝食も同じ店で食事ができるようだ。

僕らは今夜もゆっくりと夜を過ごすことができた。

 

61日目のDATA

Img_4011

2023/08/24(木)

天候:晴れ 最低 27.4℃/最高 35.1℃

福岡県豊前市〜福岡県福岡市

走行距離:117.9kmkm

総走行距離:8851.9km

2025/02/10

ぐるっと日本を旅してみた Vol.60(後半)

2023年8月23日(水)60日目(後半)

関門トンネルを車は進んでいく。

2車線の対面通行。

山岳トンネルと何ら変わりないトンネル。

あっという間に対岸の出口が見えてきた。

僕らは、いよいよ本格的に九州の旅を開始した。

 

ぐんまちゃん人気 九州鉄道記念館

僕らは九州に上陸した。

最初に門司港駅の近くの九州鉄道記念館に来た。

鉄道好きの僕も娘も大喜び。

入場券を買って入場、目の前に SL があるので写真を取りに行く。

ふと、振り返るとミィがいない。

あれ?と思ったら入口の受付でなんだか話し込んでいる。

「受付の人がぐんまちゃんを見て、声かけてきたんだよ。

群馬出身でぐんまちゃんファンでミィが抱えていた「ぐんまちゃん」に反応したらしい。

こんなところでもぐんまちゃんファンがいるのか!と驚いた。

「新潟から来たんですって言ったら、群馬を通ってきたんですねって言われた。

どう答えて良いかわからなかったよ。」

そりゃ、東北、北海道を回って群馬に行ったからね。

「群馬にも鉄道博物館あるので行ってねと言われたよ」

碓氷峠鉄道文化むらのことだろうね。

今度、行ってみようか。

Img_3846 Img_3149a Img_3848

 

ここ、九州鉄道記念館は、車両があったり、鉄道資料がたくさんあったりなかなか見応えがあった。

展示車両を眺めたり、ジオラマを見たりして僕らは楽しんだ。

Img_3863 Img_3862 Img_3861

 

レトロな風景 門司港レトロ

九州鉄道記念館の隣に門司港駅がある。

1914年(大正3年)に開業した駅舎が現存しているのがすごい。

駅舎は、外観も中もレトロで見ていて楽しい。

JR九州の赤い車両が到着した。

初めて見るJR九州の車両はカッコよかった。

待合室も昔風でこんなところで毎日電車に乗る生活って良いなぁ。

Img_3880 Img_3877 Img_3878

門司港駅から歩いて、門司港へ行ってみる。

門司港はバナナの叩き売りの発祥の地ということらしい。

マンホールの真ん中で門司のキャラクター「じーも」が叩き売りをやっている。

うみぼうずの「じーも」の叩き売りを見てみたいなぁ。

Img_3884 Img_3885 Img_3886

港の周辺には、レトロな倉庫や建物と高層建築の建物が混在して並んでいた。

多くの人で賑わっていて、その合間を縫って散策する。

港内を周遊するクルーズもあるらしい。

僕らはレトロな門司港周辺をのんびり楽しんだ。

Img_3887 Img_3889

 

ノーフォーク公園

門司港から関門海峡沿いに進むとノーフォーク公園という公園があった。

ここには、九州鉄道記念館からトロッコ列車でも来ることができるらしい。

乗りたかったけど、時間が合わなくて諦めた。

公園は、関門トンネル人道出口の和布刈公園に隣接していて、戻ってきた事になる。

関門海峡を行き交う船を見ていると、九州の旅が始まったと感じた。

Img_3890

 

コンテナホテル HOTEL R9 The Yard 豊前

門司港付近でキャンプ場を探したが適当なところが無かった。

1週間前に予約しなければならなかったり、

教育委員会か何かの管轄で、小中学生が一緒に泊まる事とか、

禁酒とかの制約があったりした。

めんどくさくなり、ホテルを探したが、値段が手頃な所が近隣で見つからなかった。

そんななか、離れてはいるが面白いホテルを見つけたので、そこまで走る事にした。

門司からは1時間半くらいかかりそうだった。

瀬戸内海寄りに南下して行く。

夕方の帰宅ラッシュ時間で車の量が増えてきた。

それでも渋滞というほどでもなく、ほぼ予定通りに豊前市のホテルに着いた。

HOTEL R9 The Yard 豊前 だ。

駐車場に車を入れると敷地いっぱいにコンテナが並んでいた。

このホテルはコンテナホテルなのだ。

手前のコンテナでチェックインをすると、電子ロックの説明と一緒にチケットを受け取った。

「このチケットで冷蔵庫の冷凍食品を一人一つ持っていって良いですよ。」

そう、朝食付きではないが食事はあるらしい。

冷蔵庫を覗くと冷凍パスタが何種類か入っていた。

僕らは一つづつパスタを貰うと受付を出てから、部屋の前に車を移動させた。

部屋と言ってもコンテナだが、入ってみるとビジネスホテルよりちょっと狭いくらいだろうか。

入口左手にユニットバスその奥に縦置きのシングルベッドと奥の窓側横にベッドが置いてある。

壁には液晶テレビが固定されていて、テーブルや椅子はない。

冷蔵庫と電子レンジと、ポット湯呑みがあるくらいだったが、こんな旅をしている僕らには十分な設備だった。

冷凍パスタを冷蔵庫にいれると夕飯を食べに出ることにした。

Img_3893 Img_3892 Img_3906

 

ローカルファミレス Joyfull

ホテル周辺に食事をできそうなところがなかったので車で食事に行くことにした。

九州ローカルのファミリーレストラン、Joyfull が近くにあったので行ってみることにした。

広い駐車場で平屋の建物。

店内もよくあるファミリーレストランそのものの作りだった**。**

特に福岡県だからとか、豊前市だからという名物もなくペンネグラタンを食べることにした。

ありきたりかもしれないけれど、美味しかった。

ごちそうさまでした。

Img_3894 Img_3895

 

60日目のDATA

Img_3904

2023/08/23(水)

天候:晴れ 最低 28.3℃/最高 29.9℃

山口県下関市〜福岡県豊前市

走行距離:76.8kmkm

総走行距離:8734.0km

 

2025/02/06

ぐるっと日本を旅してみた Vol.60 (前半)

2023年8月23日(水)60日目

大自然の造形。

風光明媚な景色。

本州の最西端。

美味しいローカルフード。

人の歴史から柴犬の歴史まで。

山口県は見どころが多く楽しかった。

次は、いよいよ本州を離れ、九州へ渡ることになる。

 

遅刻のできない島 巌流島

「起きろ! 朝だぞ!」

朝が苦手なミィをとにかく起こす。

「今日は、ゆっくりしてられないから」

ホテル泊まりの日は、ゆっくりする事が多いのだが、今日は、朝一番に出かける場所があった。

昨日のうちに買っておいた朝食を食べると急いでホテルを出た。

宮本武蔵と佐々木小次郎が剣を交えた場所、巌流島。

お話の中では知っている島だが、そこへ行く船があるという。

まさかそんな場所へ行けるとは思ってもみなかったので是非とも行ってみたかった。

朝一の船に乗れば今日の観光が楽になる。

そう考えた僕は始発の船に乗ることにしたのだ。

船着場の目の前の駐車場に車を置いてチケットを買ったのは、出港時間ギリギリだった。

Img_3736 Img_3735Img_3753

それでも、始発の小船に乗るとちょっとワクワクする。

関門海峡は、山口県の下関と、福岡県の門司の間にある海峡で、目の前すぐに九州が見える。

この狭い海峡の潮の流れは速い上に多くの船が行き交っていた。

それも巨大な貨物船から、小型の釣り船まで様々。

その中を進むので結構揺れてビックリした。

10分ほどで巌流島の桟橋に到着した。

Img_3737 Img_3738 Img_3744

滞在時間は、15分。

これを逃すと何もないこの島に1時間以上いなければならない。

宮本武蔵は、決闘に2時間遅れたそうだが、僕らは船の時間があるので遅刻できないのだ。

15分もあれば充分回れる島なのだが、乗客は下船すると皆早足で見学ポイントを回り始めた。

1時間後の船で帰ろうと言う人はノンビリと散策している。

僕らは、足早に見学をすることにした。

比較的整備されている島には、武蔵と小次郎の像があり、佐々木小次郎の碑がある。

ちょっとした公園のようなところで、後付けで施設を作った感はあるが、あの決闘の場所にいると言うのがちょっとした興奮を感じる。

Img_3741 Img_3130a Img_3740

見学ポイントを周り、写真を撮って 10分ちょっとで桟橋へ戻ってきた。

慌ただしかったが、この島へ来たという満足感は残った。

僕らは、再び揺れる船に身を任せて下関へ戻った。

Img_3749 Img_3132a Img_3133a

 

フグ 唐戸市場

唐戸市場は巨大な体育館のような建物の中にギュウギュウに魚屋が並んだ巨大魚市場だった。

魚が並んだケースの前を歩いていくと、「新鮮だよ、お買い得だよ」と、声をかけられる。

新鮮な魚介類は藻力的で美味しそうだったが、今、生魚を持って歩く気にもならず、見て回るだけにする。

市場から外に出ると港沿いの歩道にフグの袋競りを模した像が立っている。

袋の中に手を入れて値段を決めて、フグを競り落としているのだそうだ。

下関はフグの街でもある。

岸壁に大きなフグの像も立っていた。

Img_3760 Img_3759 Img_3758

「フグを食べようか」

せっかく下関にいるんだフグ食べたいよね、と思った。

唐戸市場のとなりがレストラン街になっている。

流石にフグ刺しとか、鍋とかは値段も高く手がでない。

レストラン街の隣にフードコートがあった。

その中にフグの唐揚げを売っている店があった。

中には、ちょっとやる気のなさそうなおじさんがいたが、値段も安くて手頃だったのでフグの唐揚げを食べることにした。

目の前で揚げてくれたフグは、衣がパリッとしていて、身はふわっとした感触で美味しかった。

やる気ないとか言ってごめんなさい。

でも、僕らに唐揚げを手渡すとふらっとどこかへ行ってしまったから、やっぱりやる気ないのかもしれないな。

でも、美味しいフグでした。

ごちそうさまでした。

Img_3770 Img_3771 Img_3787

 

Empty or Sky 海と空

昨日、本州最西端の毘沙ノ鼻へ行ってきた。

その到達証明書が関門トンネル人道口にある観光案内所でもらえるらしい。

僕らは、歩いて行ってみることにした。

しかし、しばらく歩いて思いの外距離があって時間がかかりそうだった。

「やっぱり車で行こう」

僕は、早々に諦めて今来た道を引き返す。

その時、ふと目の前にあったワゴン車が気になった。

青い大きな文字で

「海と空」

と、書いてある。

その下に赤い字で、

「sea and empty」

Empty ?

Sky じゃないの?

「空」に仏教的な深い意味があるのかな?

凡人には、ちょっと分からなかった。

Img_3762

 

耳なし芳一 赤間神宮

平安時代末期、源平の最後の戦い壇ノ浦の戦いで御歳わずか八歳で入水崩御された第八十一代安徳天皇を祀るのが下関市にある赤間神宮だ。

道路沿いに鳥居があり、その先に赤いちょっと中華風の門が見える。

階段を登り水天門をくぐると立派な本殿があった。

参拝をし、左手へ行くと宝物殿があった。

源平合戦図屏風、安徳天皇後御尊像など平安時代、源平の戦いを感じることができた。

宝物殿からさらに奥へ進むと平家一門の墓がある。

そしてその近くに「耳なし芳一堂」がある。

毎夜平家の亡霊に平家物語を語る琵琶法師の芳一。

そのことを知った和尚が芳一の身体に写経をするが、耳に書き忘れたため亡霊に耳をそぎ落とされたと言う話。

ラフカディオハーンが「怪談」として世に出したことで広まった。

島根で見たラフカディオハーンが、ここで出てきた。

旅が繋がっているなぁと感じることができた。

境内に寝ている猫が可愛くて。

ちょっと癒されたのでした。

Img_3763 Img_3765 Img_3769

 

見どころてんこ盛り 亀山八幡神宮

唐戸市場の向かいに大きな神社がある。

亀山八幡神宮だ。

ここにも色々ありそうだったのだが、早速出てきた。

「床屋発祥の地」

大鳥居の横にまん丸の碑がありそう書いてあった。

鎌倉時代中期、髪結所が開かれたがこれが日本最初の床屋だったそうだ。

いきなりこう言うものがあるのが良い。

Img_3774 Img_3775Img_3785

大きな鳥居をくぐると階段があり高台に亀山八幡神宮がある。

本殿で参拝をすると境内を散策。

高台にある境内からは眼下に下関港、そして関門海峡が見える。

この地の利を生かして江戸時代末期には砲台が建てられた。

この亀山砲台からアメリカ商船へ砲弾が打ち込まれたことが長州藩とイギリス、フランス、オランダ、アメリカの列強4国との戦い馬関戦争となった。

Img_3779 Img_3783

そして、その先に石でできた大きな亀の像がある。

亀山八幡神宮の名前にちなんで制作されたとのこと。

境内には、亀の池もあり多くの亀が泳いだり、日向ぼっこをしていた。

さらに海に面したところにフグの像が立っている。

「ふくの像」が正しい呼び名らしい。

河豚=福 からきているのだが、いかにも下関らしい像だった。

亀山八幡神宮は、とにかく見どころが多い神社でした。

Img_3781

 

関門TOPPA 関門トンネル人道

関門海峡に面したところにみもすそ川公園には、壇ノ浦古戦場跡に源義経と平知盛が戦っている像があったり、壇ノ浦砲台跡に砲台の模型があったりと、歴史を感じさせるものがある。

しかし、ここに来たのは観光案内所で本州最西端到達証明書を貰うため。

Img_3792

証明書を手にしたらもう一つ目的がある。

関門海峡を歩いて渡ること!

ここには関門トンネル人道の入り口があるのです。

エレベーターで地下へ降りると長いトンネルがまっすぐ伸びている。

これは、国道2号線なのだ。

そこを歩いて数分で「山口県」「福岡県」と書かれた県境があった。

そこを跨いだり行ったり来たりしてちょっと楽しんだ。

さらに歩いていくと対岸の門司口へ出る。

Img_3793 Img_3794 Img_3795

Img_3797 Img_3798 Img_3804

ここは和布刈公園の外れにあたり目の前が関門海峡、そこに面した和布刈(めかり)神社がある。

和布(わかめ)、荒布(あらめ)を刈る神事があると言うことで海に向かって階段が続いている。

僕らは、再び関門トンネル人道を通って下関口へ戻ることにした。

関門トンネルは原付が通ることはできないので、人道トンネルは、原付も通ることができる。

僕らが歩いていると後ろからエンジン音が聞こえてきた。

振り返るとバイクに乗った人がやってくる。

この人道を原付が通るには、エンジンを切って押して歩く必要がある。

そのライダーは、人が近づくと降りてバイクを引いて歩くのだが、エンジンはかけたままだった。

エンジンを止めるように声をかけようとしたら出口が近づいたからか急にエンジンを止めた。

まったく。

Img_3807 Img_3813 Img_3812

地上に戻った僕らは再び観光案内場へ行ってみる。

関門海峡を歩いて渡った証明書「関門TOPPA!記念証」を貰うためだ。

そう僕らは、関門をTOPPAしたのだ。

この先の旅は安泰・・・なのか?

Img_3818 Img_3820

 

ご飯ととろろ 下関駅

ちょっと、買い物もあったので下関駅に併設されたショッピングセンター「シーモール」へやってきた。

まずは、駅に入って列車の発車案内を見ると門司行きの文字が。

いよいよ九州に渡るのかという気持ちが高まってくる。

とはいえ、さっき歩いて渡ったんだけど。

電車で渡ってみるも良いねぇと思った。

歩きと、電車と、車で3回関門海峡を渡るのは、ちょっと魅力的だった。

が、往復の時間やこの後の行程を考えてやめることにした。

Img_3843

それにちょうどお昼だった。

ここでお昼を食べよう。

「ご飯ととろろ とろ麦」さんでランチを食べることに。

みょうが香る薬味とろろそば

みそチキンカツのおひつご飯とろろ

をいただきます。

とろろが良い感じで美味しかった。

ローカルの店ではなくチェーン店だったけど。

美味しいなぁ。

ごちそうさまでした。

Img_3841 Img_3825 Img_3827

 

僕らはいよいよ本州を離れ、九州へ向かった。



« 2025年1月 | トップページ | 2025年3月 »