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2025/01/28

ぐるっと日本を旅してみた Vol.58

2023年8月21日(月)58日目

教科書や、雑誌、テレビでしか見た事のない風景をここまでもいくつも見て来た。

山口県にもそんな風景がいくつかある。

今日はその風景の一つを見に行くことにする。

 

SLやまぐち号 湯田温泉観光回遊拠点「狐の足跡」

「狐の足跡があるらしいから見に行こう。

中原中也の記念館もあるらしいしね」

ホテルで聞くと観光で回る間、駐車場に車を置いていても良いとのこと。

車に荷物を積み込むと、早速街歩きを始めた。

「狐の足跡」がなんだか分からないが温泉街を歩いていく。

一本のまっすぐな通りに沿って大きな旅館やホテルが立ち並んでいて、その建物の間、ところどころに土産物屋があった。

朝早く人気も少ない温泉街を僕らはゆっくり歩いて行った。

温泉街の中心くらいの所に中原中也記念館があった。

ここが生誕の地ということらしい。

しかし、時間が早すぎてまだ開館していなかった。

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その先を左へ曲がって路地に入っていく。

入った所に「狐の足跡」があった。

なんだろうと思ったがそれは、観光案内所だった。

湯田温泉観光回遊拠点施設「狐の足跡」というのが正式名称らしい。

中には、足湯が3ヶ所ありくつろぐこともできるらしい。

僕らは、それよりも2階が気になった。

「プラレールで巡る SL&DL やまぐち号」展をやっているのだ。

SLやまぐち号の停車駅を模したレイアウトのプラレールが作成されていて、SLやまぐち号が走っている。

やまぐち号の写真や説明も展示してあり、楽しい!

「昨日は、この写真を撮るつもりだったんだよ!」

僕らは、温泉ではなく、SLやまぐち号のプラレールで楽しんだ。

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22都道府県庁目 山口県庁

亀山公園の駐車場に車を停めた。

駐車スペースの線が直角ではなく斜めに惹かれている不思議な駐車場だった。

マス目のように車を停めていくのではなく、V字に車を停めていくのだ。

まだ、誰もいなくて僕の車が一台だけ。

V字ではなくて点でしかなかった。

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ここに来たのは、昨日門が閉まっていた 22都道府県庁目 山口県庁へ行く為だった。

公園から国道を渡った反対側に山口県庁舎がある。

今日は門が開いていて庁舎を見ることができた。

鉄筋の庁舎の隣に旧庁舎が建っている。

この場所は山口藩庁があった場所で旧山口藩庁門が残っている。

旧県庁舎は県政資料館となっているようだった。

僕らは正面の庭や、古い建物を見て回った。

ジリジリと日差しが照りつけてきた。

今日も暑くなりそうだ。

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生外郎 田原屋

名古屋の名物に「ういろう」があり、これは食べたことがある。

羊羹のようだが、モチっとしていて全く違う食感で美味しい。

山口にも名物のういろうがある。

こちらは生外郎(なまういろう)。

名古屋のういろうは、主に米粉を使い作られるが、山口の生外郎は、わらび粉を使って作られる。

その為、プルプルしていてツルッとしているらしい。

国道沿いの田原屋さんは、そんな生外郎を販売しているとのことなので行ってみた。

小綺麗な和菓子屋さんといった店構えの店内に入ると上品な雰囲気で外郎と最中が並んでいる。

このお店で出しているのは大内外郎というらしい。

店内を見ていたら、「どうぞ」と試食の外郎とお茶を出してもらった。

「なに!これ! 美味しい」

ミィは、その食感と味に感動していた。

「ママに送ってあげよう」

店員さんに話を聞いたら、日持ちが2日位とのこと。

新潟の実家へ送るには時間がかかるし、着いた途端食べなくちゃいけなくなる。

生外郎を送るのは無理そうだ。

日持ちのする外郎もあるようだが、

「この生外郎が良いんだよ」

と、ミィが言うので送るのは止めることにする。

「ママを連れて来ないとだね。

いつかなぁ?」

ミィは想像するだけで楽しそうだった。

僕らは、よもぎ、こし餡、つぶ餡の生外郎を買うことにした。

「食べるのが楽しみ!」

満面の笑みを浮かべてミィが言った。

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ちくわ天うどん 道の駅みとう

山口市街地を離れると道はグングンと高度を増していった。

カーブの続く上り坂を慎重に走っていく。

峠を越えると盆地のようなところに出た。

「そろそろお昼だね」

ちょうど道の駅があったのでそこでお昼を食べることにする。

道の駅みとうの裏には大田川という綺麗な川が流れている。

川岸から見ていると魚が泳いでいるのが見えた。

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表へ戻って産直の店を除いた後、併設のレストラン古那さんへ入った。

ちくわ天うどんを食べることにする。

冷たいうどんに揚げたて熱々のちくわ天が乗っていてこれが美味しい。

うどんは、コシが強くはないけどシッカリしていてツルツルと食べられる。

お稲荷さんも付いていてお腹もいっぱいになる。

美味しかった!

ごちそうさまでした。

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奈良の大仏 大仏ミュージアム

ここ美東は、かつて銅鉱山があったという。

奈良の大仏で使われた銅は、ここから運ばれたとのこと。

気になる。

道の駅から再び山間の道を走る。

10分程で「長登銀山文化交流会館大仏ミュージアム」に着いた。

広い駐車場に、平屋の建物。

なんか思ってたのと違う。

駐車場は、ガラガラで人気が無かった。

これは!

今日は月曜日。

やはり、お休みでした。

ごくろうさんと、笑顔の大仏さんがこちらを見ているようだった。

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大雨の影響 大正洞

「大雨の影響により閉胴しています。」

大正洞の入口は、閉鎖されていて看板が立っていた。

昨日の雨の影響だろうか?

鍾乳洞に入れなかったのは残念だったが、本命の鍾乳洞はここじゃない。

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秋吉台に来ていた。

小学校の頃から秋吉台、カルスト台地という名前は幾度となく教科書なんかで見てきた。

その場所に今いるのだ。

敷地内の秋吉台エコミュージアムに入ってみる。

鍾乳洞の成り立ちとか、秋吉台の説明とか、疑似体験とかできて無料!

僕らはとりあえず、カルスト台地、鍾乳洞の予備知識を手にすることができた。

・・・多分。

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カルスト台地 秋吉台カルスト展望台

どこまでも広がる台地。

緑の中に白い岩が点々と見え、

風の音が聞こえてきそうな風景。

それがカルスト台地、秋吉台だった。

 

カルスト展望台の上から見る景色は、360度見渡す限り緑と岩でできた風景だった。

石灰岩でできた白い岩が、緑の中でコントラストを描いている。

その中に遊歩道が伸びていて、歩いて回ることもできるようだった。

今日も、日差しが強くとてもその中を歩く気にはならない。

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展望台の横にあるジオパークセンターに僕らは逃げ込んだ。

Mine秋吉台ジオパークセンターKarstarは、観光案内所になっていて、中にはカフェもあった。

ガラス張りのカウンター席から秋吉台が一望できる。

僕らは、風景を見ながらジェラートを食べることにした。

今日は、この後はキャンプ場へ行くだけで他の予定はない。

もうしばらく、この風景を眺めてゆっくりしたいと思った。

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秋吉台でキャンプ 秋吉台家族旅行村

秋吉台の展望台から車で5分ほどで秋吉台家族旅行村に着いた。

ここが今日の宿泊地となる。

チェックインをすると、旅行村を利用している人は大勢いるようだったが、今日もサイト利用者は僕らだけだった。

秋吉台が一望でき、炊事場に近いサイトにテントを設営した。

ここからの眺めが素晴らしい。

秋吉台の一角でキャンプができるなんて。

なんだか特別な気がしてくる。

オートサイトなので車を横付けする。

この広大なキャンプ場で僕らだけ、静かな夜を過ごすことができそうだ。

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エメラルドグリーンの水 別府弁天池

テントを設営すると、温泉へ行くことにした。

秋吉台から山を降りて行くと途中どこまでも続く長いパイプがあった。

おそらく石灰岩を採掘し、それをセメント工場へ送るためのパイプだろう。

田んぼの中をどこまでも続いていた。

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途中、湧水があるというので寄ってみることにする。

その湧水、別府弁天池の駐車場に車を停めた。

そこには、水汲み場があり湧水を汲むことができて、何人かボトルに水を汲んでいた。

そこから綺麗な水の流れる水路の脇を奥へと歩いていく。

そこには大きな池があった。

覗き込むと水底のあちこちから水が沸いているのがわかる。

とても綺麗な水でエメラルドグリーンの色をしている。

魚も泳いでいた。

その奥には、神社がありその横にも水汲み場がある。

水を飲んでみると冷たくてとてもおいしかった。

水筒を持ってくれば良かったなぁ。

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於福温泉 道の駅おふく

道の駅おふくまで来た。

ここには、於福温泉があるのだ。

駐車場から道の駅を通っていく。

閉店時間間近で人影もまばらだった。

道の駅を抜けた先に於福温泉の建物があった。

大浴場の他に、露天風呂、マッサージ湯、サウナがあってお風呂が充実していた。

気持ち良かったなぁ。

風呂から出て車に戻ると、美祢市のスーパーに寄った。

夕食の食材をまだ買っていなかったのだ。

僕らは、食材を買うとキャンプ場へ戻って行った。

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58日目のDATA

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2023/08/21(月)

天候:晴れ 最低 22.7℃/最高 33.1℃

山口県山口市〜山口県美祢市

走行距離:96.7km

総走行距離:8513.9km

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