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2025/01/08

ぐるっと日本を旅してみた Vol.54

2023年8月17日(木) 54日目

暑くなる気温、

厚くなる食パン、

もののけ達に出会い、

お好み焼きの辛さに驚く。

道の駅の多さに驚き、

むかし話に大笑い。

今日は、こんな一日でした。

 

4枚切り食パンの朝 芦田湖オートキャンプ場

西日本に入って驚いたのが、食パンが厚くなった事。

東日本で6枚切りか8枚切りが店頭に並んでいたのが、西日本に入ってからは 5枚切り、4枚切りと段々パンが厚くなってきた。

そして今朝は、ついに4枚切り食パンを食べる事にした。

薄いのを売ってないんだから。

ただどうやって食べようか?

まさか、2枚でサンドイッチを作るわけにもいかない。

結局、厚さの半分にナイフで切れ目を入れて、具を押し込んで見た。

いただきます。

厚くても、薄くてもパンはパン。

美味しくいただきました。

ごちそうさまでした。

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吊らない吊り橋 夢吊橋

八田原ダムの芦田湖にかかる夢吊橋は、不思議な吊橋だった。

両岸に橋を支える橋脚が無い。

そう橋を吊る物が無いのだ。

なぜこれが吊橋なんだろう?

PC吊床版橋という橋で、その構造について説明板があった。

両岸にワイヤーを渡してその上に歩道となる板を敷き詰めて橋にしているとの事。

「吊橋」の理屈はわからないが「吊橋」なのだ。

この形状の橋としては支間長が世界最長でギネスブックにも登録されている。

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実際に橋の全体を見渡すとたわんでいて中央が下がっている。

橋の上を歩くとわずかに揺れた。

大きく揺れることはないのでふらつかずに歩いていく。

橋の中央から芦田湖を見渡すことができた。

風景を見ながら対岸まで歩いて行く。

対岸は湖岸の道路に繋がっているだけで、特に広場も公園も無かった。

橋は生活道路という訳ではなく、ダム湖のモニュメントとしてかけられたとか。

誰も渡っていないのはもったいないなぁ、と思ってしまう。

形状が面白い橋でした。

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ヒマワリのカーブミラー 世羅町

芦田湖の湖岸の道路から世羅町町内へ向かう丁字路に面白い物があった。

ヒマワリの形のカーブミラー

ちょっとくたびれた感じのヒマワリです。

おまけにミラーの真ん中にヒビが入っているので使い物にならないという代物。

何の為にあるの?

そして何故にヒマワリ?

謎のカーブミラーでした。

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2礼4拍手1礼 出雲大社備後分院

山沿いをノンビリと走っていると、「出雲大社」という文字が目に飛び込んできた。

ここは、広島県だし、出雲大社はまだまだ先出し???

頭の中に?が浮かんだので寄ってみることにした。

鳥居の脇に大きく「出雲大社」の文字。

ただし頭の上に備後と書いてある。

ここは、出雲大社備後分院。

つまり出雲大社から分霊をした分院とのこと。

真新しい鳥居をくぐり本殿で参拝する。

通常神社で 2礼2拍手1礼というところをここでは、2礼4拍手1礼が参拝の作法となっている。

ちょっとした驚きですが、実は新潟県の弥彦神社も2礼4拍手1礼

新潟県から来た僕らとしては見慣れた参拝作法でした。

パン・パン・パン・パン

この先の旅の無事を祈って先に進むことにします。

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日本初の妖怪博物館 三次もののけミュージアム

三次市に着いた。

ここには、日本初の妖怪博物館「三次もののけミュージアム」がある。

妖怪というと鳥取県境港市のゲゲゲの鬼太郎を思い出すのだが、ここ三次市は稲生物怪録の舞台となった場所とのこと。

江戸中期、三次を舞台とした実在の人物、稲生平太郎と魔王達との不思議な体験を綴った物語だそうです。

日本屈指の妖怪コレクターである湯本豪一(ゆもとこういち)氏のコレクションも展示されていてなかなか見応えもある。

聞いたことの無い物語がほとんどだったけど、人間ともののけの関わりが描かれていて楽しい博物館でした。

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見学を終えて駐車場へ戻ってきてビックリ!

車外温度が 42度を表示していた。

マジか!

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三次唐麺焼 お好み焼きプーちゃん

三次市の名物を調べたら「三次唐麺焼」というのがあるらしい。

お昼はこれを食べることにした。

三次唐麺焼きとは、三次市が本社で明治2年創業の毛利醸造社のお好み焼き用「カープソース辛口」と、三次市で大正10年創業の江草製麺の「唐麺」を組み合わせた、三次産の素材がメインの広島お好み焼。

ちょっと楽しみになってきた。

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ネットで検索すると三次駅前の「たむ商店」が有名みたい。

早速行ってみたら、今日はお休みでした。

もう一度お店を検索して、お好み焼きプーちゃんというお店に行く事にしました。

なんか、学生が集まっていそうな名前の店でしたが、年季の入ったお好み焼き屋さんという感じです。

三次唐麺焼という物がある分けでは無く、広島風のお好み焼きの麵を唐辛子入りの「唐麺」を使ったものが三次唐麺焼との事。

麵を選ぶことができるらしいので唐麺とノーマルのダブルで作ってもらいました。

ちょっと辛さが和らいだかもしれない。

ピリ辛のお好み焼きというのもなかなか良いです。

美味しかった!

ごちそうさまでした。

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どっちなの? 道の駅 赤来高原

「ここって 島根?広島?」

「ここは島根県!南の玄関口」

そんな看板が立っている 道の駅 赤来高原 へ来ました。

ついに島根県に入りました。

当初は、島根県から広島県へ入るつもりだったのが逆になってしまった。

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吉田くん 道の駅 たたらば壱番地

島根県に入って驚いたのは、道の駅が多い!と言うこと。

国道を走っていて道の駅まで○kmという標識があるが、島根県に入った途端次から次へと出てくる。

10km位に一つはあるんじゃないだろうか?

そして、標識一つに道の駅2つ、3つ載っているのは当たり前。

4つの道の駅が書いてある標識もあった。

驚きです。

その中の一つ「道の駅 たたらば壱番地」へ行くことになった。

何故かというとそれは、

「吉田くんがいるんだよ!」

と、嬉しそうなミィの一言だった。

アニメ『秘密結社 鷹の爪』のキャラクター『吉田くん』のふるさとがここ、雲南市吉田町。

吉田くん推しの道の駅です。

至る所に「吉田くん」そして「秘密結社 鷹の爪」。

ミィのテンションが最高潮に上がってる。

ここは、中国横断自動車道のパーキングエリアも兼ねていて、雲南吉田IC の出口でもある。

そして高速バスのバス停があり高速道路からバスが降りてくる。

僕は、こっちの方がテンション上がるなぁ。

バスからお客が降りてきて、駐車場で待っている家族の車に乗って出て行った。

ここから家へ帰るのだろう。

そこには日常があった。

それに対して車での移動の日々。

それが僕らの日常だ。

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むかしむかし・・・ 松江市宍道ふるさと森林公園キャンプ場

夏休みと言うこともあるのだろう。

松江市宍道ふるさと森林公園キャンプ場のサイトは、ほぼ埋まっていた。

受付でチェックインをして、受付の脇にある展望スペースからキャンプ場を見渡してみた。

小高くなった所に受付があり、そこから下る斜面に沿ってロッジや、テントサイトがあった。

その向こうには宍道湖が見えた。

僕らは、こもれびオートサイトという林の中のサイトにテントを設営した。

このキャンプ場にはデカデカオートキャンプサイトという名前のサイトがある。

そのサイトの説明が面白くてミィとゲラゲラ笑ってしまった。

それが


むかしむかし、ある所に「テニスコート」がありました。

しかしそのテニスコートはだんだん古くなり、取り壊されることになりました...

そこに新たに誕生することになったのが「デカデカオートキャンプサイト」です!!!


というもの。

この後、広いキャンプ場があったり、誰も使っていなさそうなテニスコートを見つけると、

「むかしむかし、あるところにテニスコートがありました・・・」

という昔話をして大笑いして旅を続けていたのでした。

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謎のごみ箱 ひかわ美人の湯

テントを設営すると、近くの温泉へ向かった。

坂を下り、高速の高架をくぐった先に「ひかわ美人の湯」という日帰り温泉があった。

この辺りは湯の川温泉という温泉らしく、この先に温泉街があるらしい。

広々とした露天風呂に浸かりこの日の疲れを癒した。

 

風呂上がりに冷たい物を飲んだのだが、ごみ箱が変だった。

ペットボトルを捨てようとしたら、ふたの上に

「あきビン専用」

「ペットボトル専用」

と、書いてあり「どっちやねん!」と思うのだが、

ゴミを捨てる口の所には、

「あきカン専用」

と書いてあった。

・・・捨てて良いのか?

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キャンピングカーとテント 松江市宍道ふるさと森林公園

僕らのサイトの近くにカマド付きの広いサイトがある。

温泉から戻ってくると、そこに大型のキャンピングカーが停まっていた。

大家族で BBQ を楽しんでいるようで、賑やかな声が聞こえてくる。

やがて、そのキャンピングカーはエンジンをかけ始めた。

エンジン音が辺りに響いている。

恐らくエアコンでも動かしているのだろう。

せっかく静かな林の中のキャンプ場なのに、エンジン音が耳につく。。

あたりはすっかり暗くなり、21時を過ぎた。

「21時からサイレントタイム」

キャンプ場の案内にそう書かれていたがエンジンを止める気配が無い。

隣のソロキャンパーも「何だ!」という顔でキャンピングカーを見ていた。

思わず、そのサイトへ近づいて

「すみません。サイレントタイム過ぎたのでエンジン切ってもらえませんか?」

と、声をかけた。

エンジンが止まりようやく静けさが訪れた。

キャンピングカーの中はエアコンが動いているのかな???

エンジン停めると暑いのかな?

テントで風通し良くしても汗が噴き出てくるのだから、車内は暑そうだな。

昼間の「42度」の表示を思い出していた。

 

翌朝、朝食にご当地パンの「バラパン」を食べているとキャンピングカーが出発していった。

夜、眠れたのかな?

ゆうべは、汗だくで寝苦しい夜だった。

エアコンをかけたかっただろうが、しょうがないよね。

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54日目のDATA

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2023/08/17(木)

天候:晴れ 最低 23.6℃/最高 31.5℃

広島県世羅郡世羅町〜島根県松江市

走行距離:172.5km

総走行距離:7954.8km



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