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2025年1月の7件の投稿

2025/01/30

ぐるっと日本を旅してみた Vol.59

2023年8月22日(火)59日目

今来ている場所は「あきよし」と読むのだけれども、

台地の上は

「秋吉台」

台地の下は

「秋芳洞」

と文字が違うのだ。

しかもここの地名がややこしい。

美祢市秋芳町秋吉

(みねし しゅうほうちょう あきよし)

つまり、

秋芳町(しゅうほうちょう)

秋吉(あきよし)にある

秋芳洞(あきよしどう)

なのだ。

秋芳洞(あきよしどう)を「しゅうほうどう」と読み間違える人もいるらしい。

もう、頭がこんがらがる名前だなぁ!

 

台地の下 秋芳洞

秋吉台に朝日が登ってきた。

今日も良い天気。

昨日は、台地の上を散策したが、

今日は、台地の下を散策する。

旅を始める前から楽しみだった秋芳洞へ行くのだ。

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洞窟の入口から囂々と水が流れ出ている。

その上を通る歩道を歩いていった。

鍾乳洞の秋芳洞へ足を踏み入れたのだ。

入った途端気温がずいぶん下がった気がする。

鍾乳石が様々な形を作る不思議な世界。

広い空間を進んでいたかと思うと、急に狭い空間が現れたり、天井の高い所、低い所など変化に富んでいる。

それでも膝をついて進んだり、水に浸かって進んだりする事はないので気楽に歩ける。

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鍾乳洞や、洞窟に住む生き物というと蝙蝠が思い出されるが奥の方に住んでいるらしく、目の前を飛び交ったりすることはない。

その他にも虫や、水中生物がいるらしい。

鍾乳石でできた皿を並べたような場所に小エビがいるとのことでミィと2人しゃがみ込んで探してみた。

小エビと言っても数ミリで透明な生き物。

あれかな?と思ったのが水の流れだったり、ゴミだったり。

しばらくあーでもないこーでもないと、眺めていたのでした。

洞内はそれほど混んではいないが、それでも狭い場所で順番を待ったり、対抗の人に道を譲ったり、説明を読んだりして思いの外時間がかる。

1時間ほどかけて反対側の出口付近まで来た。

出口へ向かって階段を登るたびに気温が上がって行くのが分かる。

最後は、地球の歴史を示した長い通路を歩いて出口へいく。

ガラス張りの自動ドアから外へ出るとムッとした暑さが戻ってくる。

地上の世界だ。

鍾乳洞の入口へ戻るバスもあるようだが、

「さて、戻るか。」

地上の様子を確認すると僕らは再び地中へと戻って行った。

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台地の上 秋吉台

鍾乳洞のほぼ中間にエレベーターがあった。

秋芳洞の入口は3ヶ所ある。

僕らが最初に入った「秋芳洞正面入口」

秋芳洞本洞から黒谷支洞に入って鍾乳洞を通り抜けた先の「黒谷口」

そしてこのエレベータで登った先にある「秋吉台エレベーター口」である。

チケットは再入場可能なので僕らは、黒谷口で一回外へ出てから再び洞内へ入りエレベーター口へと向かった。

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「エレベーター口」は広い駐車場の一角にあり、エレベーターを降りるとすぐ外に出ることができる。

そこから長い坂道を登っていくと、昨日訪れたカルスト展望台に着くことができる。

今日も良い天気で遠くまで良く見える。

すぐ近くに家族旅行村も見えた。

そこから少し道路沿いに上がったところに「秋吉台科学博物館」という施設があった。

なんとも昭和チックな雰囲気の建物だが無料ということもあり行ってみた。

まずは「洞窟にすむ生物」ということで標本、剥製が展示してある。

その他には、鍾乳洞の成り立ちや地球の歴史、秋吉台の地質や、化石を展示している。

この建物には、山口大学アカデミックセンターも設置されているので秋吉台エコミュージアムとは、全然違うアプローチで秋吉台の説明をしているのが面白かった。

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100種類のソフトクリーム 斉藤商店

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三度、秋芳洞から外へ出た。

日差しは相変わらず強い。

出口から先は、観光客向けのお店が並ぶ商店街になっている。

工芸品や、土産物から食べ物までなんでも揃っているようだ。

その中で一際目を引くお店がある。

店の正面がソフトクリームの写真で埋め尽くされている。

バニラ、チョコレートなどの定番品から、ほうじ茶、バナナ、パイナップルなどフルーツを混ぜ込んだものまで。

100種類以上あるらしい。

色々目移りして悩んだけど、僕は梨を、ミィは夏みかんを頼んだ。

冷房の効いた店内でいただくことにする。

冷たくて、甘くて、美味しいソフトクリームでした。

うーん、他も試してみたいよなぁ。

100種類もあるから全部は無理だね。

ごちそうさまでした。

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ごぼう麺 観光会館安富屋

お昼も秋芳洞の商店街で食べることにした。

観光会館安富屋さんは、お土産物屋にレストランが併設されていた。

中に入ると団体客も対応できるような店構えで、店内の半分くらいでレストランと土産物屋が仕切られている。

その入口でおばあちゃんが取り仕切っていた。

「いらっしゃいませ、こちらのテーブルへどうぞ」

「蕎麦はこちらね」

空いた席の片付けまでやってる、パワフルばあちゃん。

そのおばあちゃんがおすすめがあった。

「ごぼう麺がオススメですよ。

地元の 美東ゴボウが入ってて美味しいですよ」

せっかくオススメのなのでごぼう麺を頼む。

美東ゴボウが練り込んだうどんにゴボウの素揚げと、牛肉が載ってます。

ゴボウの香りが少ししていて、ツルツルの麺とコリコリのゴボウが美味しい。

ごちそうさまでした。

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道端の文化財 旧殿井郵便局舎

秋吉台から離れて、青空の下のんびりと車を走らせる。

道路はいつの間にか田んぼが広がる平地に出てきた。

小さな集落をいくつも過ぎていく。

大きなカーブを曲がったところに郵便局が建っていた。

その郵便局の隣に赤い屋根に白っぽい壁の洋館風の建物が目に入った。

「何あれ!」

ミィと2人で声を上げる。

「ちょっと、気になるねぇ」

車を脇道に入れて Uターンして気になる建物を見に行く。

「ちょうど葉書も出したかったし」

秋芳洞で買った絵葉書を家に出すことにしたのだ。

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薄緑色の壁と赤い屋根で可愛らしい建物は、「山口県指定有形文化財 旧殿井郵便局舎」という。

赤い屋根の平屋の建物に八角形で2階建ての塔屋が付いていて、塔屋の屋根は青い八角形のドーム状になっている。

ちょっとおしゃれな感じ。

ゴシック様式の建築に興味を持っていた二代目郵便局長がこの地に洋風の郵便局舎を建てたいと考えた。

その為に地元の大工を連れて東京へ建物見学に行き、そこで見たものを元に建てた建物だそうだ。

山口県最古の木造局舎で県の指定有形文化財になっている。

急に見えてビックリしたけど、立ち寄って正解。

なかなか見応えのある建物だった。

 

風を感じる橋 角島大橋

一文字、スピードを上げてくれ。

風を感じたいんだ。

 

映画「シン・仮面ライダー」のエンディングで仮面ライダーがバイクを走らせる橋がある。

海の中をまっすぐ進む橋。

僕は、撮影地を沖縄だろうと思っていた。

しかし、実際には山口県の角島大橋だった。

ここまで来たのだから、その角島大橋を見に行くことにした。

橋の袂には駐車場があり、土産物屋があった。

橋ができた時にすっかり観光地化していたのだろう。

確かに澄んだ青い海にまっすぐかかる橋はキレイだった。

展望台に上がり、写真を撮る。

すぐ下に見える砂浜も白くてキレイだった。

土産物屋を見てまわり、橋がキレイに写っている絵葉書を買った。

「渡ってみようか」

僕らは車に乗って橋を渡り始めた。

カメラマンがこちらにレンズを向けている。

なんだか注目されている気がしたが、橋を撮っているのだ。

むしろ僕らは邪魔かも。

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海の上を走る道路は快適だった。

バイクや、オープンカーなら風を感じて気持ち良く走れるんだろうなぁ。

冷房の効いた車内でふと思った。

橋の対岸は、公園になっていて、そこからも写真を撮ることができた。

僕らはその景色に満足して、再び橋を渡って本土へ戻った。

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「一文字、スピードを上げてくれ。

風を感じたいんだ。」

 

・・・本郷さん、これ以上は無理です。

ここ、40km制限ですから。

 

最西端の••• 最西端橋

本州の最西端を目指して走っていたら、橋の名前が

「最西端橋」だった。

辺りを見回すと、

「最西端の寺」

「最西端のソテツ」

なんて看板まで立っている。

本州4端ラリーの言い出しっぺの下関市。

ここまで「最西端」を強調しているとは。

気合が入っているというか、やることが違うね。

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本州最西端 毘沙ノ鼻

本州4端ラリー、本州最西端の地、山口県下関市毘沙ノ鼻に着いた。

展望台からはキレイな海が広がって見える。

左に目をやると、ついに九州が見えた。

ようやくここまで来たという感が湧いてくる。

本州の端っこということで、「すみっこぐらし」とコラボしているらしく最西端の文字と一緒にキャラクターが描かれた看板が立っていた。

本州の端っこ3ヶ所目。

残りは1ヶ所。

まだまだ旅は続く。

日がずいぶん傾いてきたが、日没まではまだ時間があるようだ。

本州で最後に沈む夕日も見たかったが、先に進むことにした。

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元祖瓦そば たかせ

山口名物に「瓦そば」というお蕎麦がある。

瓦で焼いた茶そばを食べるというもの。

実は、以前レシピを真似して作ってみたことがある。

瓦は無いのでさらに盛り付けたのだが、日本蕎麦を炒めてパリパリのお蕎麦を具と一緒に食べただけだけど。

今日は、本物を食べてみることにした。

 

「元祖 瓦そば たかせ」さんは、川棚温泉に本店があるのだが、昼だけの営業らしく行く事ができなかった。

実際には、夜まで営業している店舗もあったらしいが、僕らは下関市まで走ることにした。

ゆめシティ新下関店にも店舗があるようなのでそこへ行くのだ。

大きなショッピングモールの中にある店舗は、ファミレスのような店構えだった。

少しだけ待ってから店内に入った。

広いテーブルに座って瓦そばを注文する。

運ばれてきたのは、熱々の瓦。

その上に茶そば、錦糸卵、牛肉、レモン、もみじおろしが乗っている。

これをタレにつけて食べるのだ。

麺がパリパリになっていて独特の食感で美味しい。

タレをつけて食べ、具材と一緒に食べ、レモンをかけて食べ、もみじおろしを解いて食べる。

味変も楽しめるのだ。

自分で作るほど食べたかった瓦そば。

美味しく頂きました。

ごちそうさまでした。

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キャンピングチェア ロゴスショップ

夕食を食べるために入ったゆめシティ新下関店は、大きなショッピングモールだった。

ミィは、大喜び店内を歩き回っていた。

僕には、もう一つ目的があった。

数日前にキャンプ用の椅子が壊れてしまっていた。

約2ヶ月、毎日使っていた為か椅子のシートが敗れてしまい、ほぼフレームに座っていたのだった。

ゆめシティには、ロゴスショップがあった。

行ってみるとキャンピングチェアーが色々置いてあった。

値段も数千円から1万円を超えるものまで。

一番安い椅子は、座っていても落ち着きが悪く、高い椅子はどっしりとして包み込まれるようですごく落ち着く。

ミィは、大きなチェアーに座って「いいねこれ」と、大満足げな顔。

「お前が使うんじゃないの!」

良い椅子は高くて、大きい。

僕は、中間の椅子を買うことにした。

座って落ち着きが良いし、コンパクトに畳むことができた。

ちょっと出費が痛かったけど、この先も使う事を考えるとしょうがないね。

 

迷路の先 スカイハートホテル下関

ゆめシティを出る頃には辺りはすっかり暗くなっていた。

下関市内のホテルに行くために国道2号線に抜けて市内方向へ進む。

しかし、ここで暗がりの中、複雑な分岐を見せる国道。

高速道路の下関インターと、国道2号線の関門トンネルへの侵入路がありそこに国道が2本接続していて迷路のようだった。

ここを暗がりの中、初見で分岐に入るのが難しかった。

で、案の定市内への分岐を見逃してしまう。

このままでは、関門トンネルへ突入してしまいそうだった。

トンネルの手前にも分岐があり、どうにか市内方向へ行けそうだったが、この道も行きたい方向には進んでいないようだった。

どうもこの道を進むと再びゆめシティの方へ行きそうだった。

交差点を右折して住宅街に入り、グルっと大回りをして再び国道2号線に入る。

今度こそ、下関市内への分岐に入る事ができた。

ミィは、助手席で「何間違えてんの!」と言うが、「お前が運転してみろ!」って言いたくなってしまう。

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【青いルート 初見じゃ無理!】

 

車は、本日のお宿「スカイハートホテル下関」に着いた。

今日は、すでに夕飯を食べているのでこの後出かけることもない。

ホテルでノンビリすることにした。

 

59日目のDATA

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2023/08/22(火)

天候:晴れ 最低 28.2℃/最高 33.5℃

山口県美祢市〜山口県下関市

走行距離:143.3km

総走行距離:8657.2km

2025/01/28

ぐるっと日本を旅してみた Vol.58

2023年8月21日(月)58日目

教科書や、雑誌、テレビでしか見た事のない風景をここまでもいくつも見て来た。

山口県にもそんな風景がいくつかある。

今日はその風景の一つを見に行くことにする。

 

SLやまぐち号 湯田温泉観光回遊拠点「狐の足跡」

「狐の足跡があるらしいから見に行こう。

中原中也の記念館もあるらしいしね」

ホテルで聞くと観光で回る間、駐車場に車を置いていても良いとのこと。

車に荷物を積み込むと、早速街歩きを始めた。

「狐の足跡」がなんだか分からないが温泉街を歩いていく。

一本のまっすぐな通りに沿って大きな旅館やホテルが立ち並んでいて、その建物の間、ところどころに土産物屋があった。

朝早く人気も少ない温泉街を僕らはゆっくり歩いて行った。

温泉街の中心くらいの所に中原中也記念館があった。

ここが生誕の地ということらしい。

しかし、時間が早すぎてまだ開館していなかった。

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その先を左へ曲がって路地に入っていく。

入った所に「狐の足跡」があった。

なんだろうと思ったがそれは、観光案内所だった。

湯田温泉観光回遊拠点施設「狐の足跡」というのが正式名称らしい。

中には、足湯が3ヶ所ありくつろぐこともできるらしい。

僕らは、それよりも2階が気になった。

「プラレールで巡る SL&DL やまぐち号」展をやっているのだ。

SLやまぐち号の停車駅を模したレイアウトのプラレールが作成されていて、SLやまぐち号が走っている。

やまぐち号の写真や説明も展示してあり、楽しい!

「昨日は、この写真を撮るつもりだったんだよ!」

僕らは、温泉ではなく、SLやまぐち号のプラレールで楽しんだ。

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22都道府県庁目 山口県庁

亀山公園の駐車場に車を停めた。

駐車スペースの線が直角ではなく斜めに惹かれている不思議な駐車場だった。

マス目のように車を停めていくのではなく、V字に車を停めていくのだ。

まだ、誰もいなくて僕の車が一台だけ。

V字ではなくて点でしかなかった。

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ここに来たのは、昨日門が閉まっていた 22都道府県庁目 山口県庁へ行く為だった。

公園から国道を渡った反対側に山口県庁舎がある。

今日は門が開いていて庁舎を見ることができた。

鉄筋の庁舎の隣に旧庁舎が建っている。

この場所は山口藩庁があった場所で旧山口藩庁門が残っている。

旧県庁舎は県政資料館となっているようだった。

僕らは正面の庭や、古い建物を見て回った。

ジリジリと日差しが照りつけてきた。

今日も暑くなりそうだ。

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生外郎 田原屋

名古屋の名物に「ういろう」があり、これは食べたことがある。

羊羹のようだが、モチっとしていて全く違う食感で美味しい。

山口にも名物のういろうがある。

こちらは生外郎(なまういろう)。

名古屋のういろうは、主に米粉を使い作られるが、山口の生外郎は、わらび粉を使って作られる。

その為、プルプルしていてツルッとしているらしい。

国道沿いの田原屋さんは、そんな生外郎を販売しているとのことなので行ってみた。

小綺麗な和菓子屋さんといった店構えの店内に入ると上品な雰囲気で外郎と最中が並んでいる。

このお店で出しているのは大内外郎というらしい。

店内を見ていたら、「どうぞ」と試食の外郎とお茶を出してもらった。

「なに!これ! 美味しい」

ミィは、その食感と味に感動していた。

「ママに送ってあげよう」

店員さんに話を聞いたら、日持ちが2日位とのこと。

新潟の実家へ送るには時間がかかるし、着いた途端食べなくちゃいけなくなる。

生外郎を送るのは無理そうだ。

日持ちのする外郎もあるようだが、

「この生外郎が良いんだよ」

と、ミィが言うので送るのは止めることにする。

「ママを連れて来ないとだね。

いつかなぁ?」

ミィは想像するだけで楽しそうだった。

僕らは、よもぎ、こし餡、つぶ餡の生外郎を買うことにした。

「食べるのが楽しみ!」

満面の笑みを浮かべてミィが言った。

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ちくわ天うどん 道の駅みとう

山口市街地を離れると道はグングンと高度を増していった。

カーブの続く上り坂を慎重に走っていく。

峠を越えると盆地のようなところに出た。

「そろそろお昼だね」

ちょうど道の駅があったのでそこでお昼を食べることにする。

道の駅みとうの裏には大田川という綺麗な川が流れている。

川岸から見ていると魚が泳いでいるのが見えた。

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表へ戻って産直の店を除いた後、併設のレストラン古那さんへ入った。

ちくわ天うどんを食べることにする。

冷たいうどんに揚げたて熱々のちくわ天が乗っていてこれが美味しい。

うどんは、コシが強くはないけどシッカリしていてツルツルと食べられる。

お稲荷さんも付いていてお腹もいっぱいになる。

美味しかった!

ごちそうさまでした。

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奈良の大仏 大仏ミュージアム

ここ美東は、かつて銅鉱山があったという。

奈良の大仏で使われた銅は、ここから運ばれたとのこと。

気になる。

道の駅から再び山間の道を走る。

10分程で「長登銀山文化交流会館大仏ミュージアム」に着いた。

広い駐車場に、平屋の建物。

なんか思ってたのと違う。

駐車場は、ガラガラで人気が無かった。

これは!

今日は月曜日。

やはり、お休みでした。

ごくろうさんと、笑顔の大仏さんがこちらを見ているようだった。

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大雨の影響 大正洞

「大雨の影響により閉胴しています。」

大正洞の入口は、閉鎖されていて看板が立っていた。

昨日の雨の影響だろうか?

鍾乳洞に入れなかったのは残念だったが、本命の鍾乳洞はここじゃない。

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秋吉台に来ていた。

小学校の頃から秋吉台、カルスト台地という名前は幾度となく教科書なんかで見てきた。

その場所に今いるのだ。

敷地内の秋吉台エコミュージアムに入ってみる。

鍾乳洞の成り立ちとか、秋吉台の説明とか、疑似体験とかできて無料!

僕らはとりあえず、カルスト台地、鍾乳洞の予備知識を手にすることができた。

・・・多分。

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カルスト台地 秋吉台カルスト展望台

どこまでも広がる台地。

緑の中に白い岩が点々と見え、

風の音が聞こえてきそうな風景。

それがカルスト台地、秋吉台だった。

 

カルスト展望台の上から見る景色は、360度見渡す限り緑と岩でできた風景だった。

石灰岩でできた白い岩が、緑の中でコントラストを描いている。

その中に遊歩道が伸びていて、歩いて回ることもできるようだった。

今日も、日差しが強くとてもその中を歩く気にはならない。

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展望台の横にあるジオパークセンターに僕らは逃げ込んだ。

Mine秋吉台ジオパークセンターKarstarは、観光案内所になっていて、中にはカフェもあった。

ガラス張りのカウンター席から秋吉台が一望できる。

僕らは、風景を見ながらジェラートを食べることにした。

今日は、この後はキャンプ場へ行くだけで他の予定はない。

もうしばらく、この風景を眺めてゆっくりしたいと思った。

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秋吉台でキャンプ 秋吉台家族旅行村

秋吉台の展望台から車で5分ほどで秋吉台家族旅行村に着いた。

ここが今日の宿泊地となる。

チェックインをすると、旅行村を利用している人は大勢いるようだったが、今日もサイト利用者は僕らだけだった。

秋吉台が一望でき、炊事場に近いサイトにテントを設営した。

ここからの眺めが素晴らしい。

秋吉台の一角でキャンプができるなんて。

なんだか特別な気がしてくる。

オートサイトなので車を横付けする。

この広大なキャンプ場で僕らだけ、静かな夜を過ごすことができそうだ。

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エメラルドグリーンの水 別府弁天池

テントを設営すると、温泉へ行くことにした。

秋吉台から山を降りて行くと途中どこまでも続く長いパイプがあった。

おそらく石灰岩を採掘し、それをセメント工場へ送るためのパイプだろう。

田んぼの中をどこまでも続いていた。

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途中、湧水があるというので寄ってみることにする。

その湧水、別府弁天池の駐車場に車を停めた。

そこには、水汲み場があり湧水を汲むことができて、何人かボトルに水を汲んでいた。

そこから綺麗な水の流れる水路の脇を奥へと歩いていく。

そこには大きな池があった。

覗き込むと水底のあちこちから水が沸いているのがわかる。

とても綺麗な水でエメラルドグリーンの色をしている。

魚も泳いでいた。

その奥には、神社がありその横にも水汲み場がある。

水を飲んでみると冷たくてとてもおいしかった。

水筒を持ってくれば良かったなぁ。

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於福温泉 道の駅おふく

道の駅おふくまで来た。

ここには、於福温泉があるのだ。

駐車場から道の駅を通っていく。

閉店時間間近で人影もまばらだった。

道の駅を抜けた先に於福温泉の建物があった。

大浴場の他に、露天風呂、マッサージ湯、サウナがあってお風呂が充実していた。

気持ち良かったなぁ。

風呂から出て車に戻ると、美祢市のスーパーに寄った。

夕食の食材をまだ買っていなかったのだ。

僕らは、食材を買うとキャンプ場へ戻って行った。

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58日目のDATA

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2023/08/21(月)

天候:晴れ 最低 22.7℃/最高 33.1℃

山口県山口市〜山口県美祢市

走行距離:96.7km

総走行距離:8513.9km

2025/01/23

ぐるっと日本を旅してみた Vol.57

2023年8月20日(日)57日目

「さて、どうしようか?」

浜田市のスーパーの駐車場で僕は悩んでいた。

この先、どう進むのかを決めないまま出発したのだ。

このまま進んだ益田市で道は二手に分かれる。

今走っている国道9号線を進むと益田市から内陸へ入って山口県の県庁所在地山口市へ行くことになる。

目的地ではある。

もう一方、国道9号線を外れて海沿いを進むと萩市へ出る。

吉田松蔭ゆかりの地だ。

街並みもキレイな場所だと聞くので行ってみたい気もする。

とりあえず益田市まで進んで考えよう。

僕は車を進めた。

 

あけぼの本町4-2 居酒屋はやと

「お昼を食べよう」

国道9号線を走って益田市にはお昼頃に着いた。

まずは、腹ごしらえだ。

見つけた食堂に入ったらそこは居酒屋だった。

「居酒屋はやと」さんはランチもやっていて、店は混んでいた。

「なにこれ!」

メニューを見てミィが驚きの声を上げた。

いい男定食(とんかつデカ盛り 男カツ 5本)

私の彼 (カツカレー)

私の彼 ステキ (カツ+海老フライ カレー)

男カツ定食(男カツ 3本)

彼女はセンター (チキン南蛮、サラダ、アイス)

などなど、よく分からない名前が並んでいる。

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徳、徳セット を頼んだら、

ブリ炊き、唐揚げ、サラダに味噌汁のセットだった。

ミィは、

あけぼの本町4-2 を頼む。

これは、チキン南蛮の定食。

何でこんな名前なんだ?

なんか面白い店だったけど、味は良い!

美味しかった!

ごちそうさまでした。

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芝犬の祖 石号記念館

萩市へ向かう事を考えたのだが、ここ益田市が芝犬の祖がいた場所だと知り、そちらの方が気になった。

犬好きのミィは、もちろん芝犬を見たいと言う。

僕らは、この先の行程を一旦保留にして芝犬の聖地へ向かった。

国道9号線を離れ、国道191号線を進み山間部へと入っていく。

30分ほど進んで国道から逸れて県道へ。

ループ橋のような橋を渡ると林道へ入っていく。

林の中の狭い山道を進むと開けた場所に駐車場があった。

その駐車場に車を停める。

ずいぶん山の中にあるんだなぁ、と思った。

駐車場から先は上り坂になっていて目の前に段々畑が見える。

その上に1軒の平屋が見えた。

「あれかな?」

僕らはその坂道を歩いて登った。

左手に沢が流れていて、右手が畑になっている。

1軒屋の前まで来た。

ポツンと一軒家。

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その家全体が記念館になっているわけではなく、外側に面んした一部屋が開放されている。

芝犬の系統を遡っていくと一頭の犬にたどり着きます。

それが石州犬「石号」だ。

その石号に関する資料がたくさん貼ってあり、芝犬の祖を見つけるまでの話が書いてあった。

家の前に石号の石像があるが、「石」という隠し文字が刻まれているらしい。

ミィと2人で探したが見つけられなかった。

どこにあるんだろう? と、顔を見合わせた。

それに、芝犬を見ることができなかったのは、残念だった。

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双川峡

「石号記念館」から少し戻った所で右へ下っていく道があり、その先に駐車場があった。

ここは、双川峡(そうせんきょう)。

三隈川の支流に位置する渓谷で、養戸の滝を中心に景色のキレイなところとの事。

遊歩道は、滝まで 150mなのでさほど時間もかからない。

僕らはゆっくりと渓谷沿いの遊歩道を歩いて行った。

渓谷を流れる水の音が響き渡る。

気温も少し下がっているのだろう、とても心地が良い。

ふと脇を見ると獣(?)の骨が落ちてる。

下顎で牙あるんだが、なんだこれ?

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遊歩道の行き着く先が養戸の滝。

ごうごうと音を立てて水が流れ落ちている。

滝の間近までは行くことはできないが、迫力のある光景だった。

日本一周なんて旅をしていなければ見ることができなかっただろう。

双川峡は、そんな場所の一つだった。

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どじょうすくい饅頭と石見神楽 道の駅サンエイト美都

どんどこ、どんどこ、どん・・・・。

太鼓の音と威勢の良い掛け声が聞こえてきた。

道の駅でイベントをやっているようだ。

臨時駐車場に車を停めて道の駅サンエイト美都へ行ってみた。

大きな舞台ができていて、それを大勢の人達が見ている。

一眼レフを構えた人も何人かいる。

それは、石見神楽だった。

名前は聞いたことがあったが、もちろん見たことは無い。

舞台上では、人、鬼、般若が刀を振り上げて、入れ替わり立ち替わりくるくると回りながら舞台全面を使って動き回っている。

そして、後ろに貼られた幕の中へ1人づつ消えていく。

これで終わりかと思うとまた幕から人が現れて別の踊りを踊っていく。

これを何回か繰り返し行われる演舞だった。

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やがて、クライマックスを迎えると神楽が終わった。

休憩を挟んで次の演目が始まるという。

その間に道の駅の土産物を見にいくことにした。

地元の特産物が並ぶ中で目を引くものがあった。

どじょうすくい饅頭

ひょうきんな顔がハートの中に入っているという饅頭。

安来節のどじょうすくい踊りの滑稽な雰囲気が表現されている。

土産としてはよくある饅頭なのだが、形が滑稽で良いとついつい買ってしまった。

白餡と白餡にいちごジャム入りの饅頭は美味しかった。

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どんどこ、どんどこ、どん・・・・。

太鼓の音と威勢の良い掛け声が聞こえてきた。

次の神楽が始まったようだった。

 

SLと大雨 津和野

フロントガラスを叩く雨で視界が悪くなり、僕はスピードを落としてゆっくりと車を走らせた。

「津和野の町が見えるよ。」

高台を走る国道から下に目をやると、雨に霞んで津和野の市街地が見えた。

「SLやまぐち号が発車する頃だね」

「えっ! SL見えるの?」

「ここからは無理だね」

「なーんだ」

ミィは、残念そうな顔をした。

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雨はすぐに小雨になり、そして止んだ。

やがて国道沿いにたくさんの車が路駐している場所があった。

「SL見えるかも」

僕は脇道に入って広い路肩に車を止めた。

「SLの写真撮ってんじゃないかな?」

僕らは、畑の脇の道を歩いて崖の上に出た。

下の方に線路が見えて、カメラを構えた人が大勢見える。

僕らもSLやまぐち号を待つことにした。

しばらくすると雨が降ってきた。

結構強く降り始める。

さっきの雨雲がこちらまで来たのだろう。

気づけば僕らの周りにカメラマンが何人か立っていた。

皆一眼レフカメラを構えている

スマホで待ってるのは僕らくらいだった。

しかし、時間になってもSLは来なかった。

「雨の影響があって前の駅で停車してるみたいですね。」

カメラマンの一人がポツリと言った。

「このくらいの雨なら動けそうだけどなぁ」

「いや、津和野はちょっと前まで酷い降りでしたよ」

「SLは、雨に弱いからなぁ」

どうやら車輪が雨で濡れた線路で車輪が空転して走れなくなっているらしい。

「行くか」

30分位雨の中で待っていたけど、運行を再開する気配がない。

僕らは、SLの写真を撮ることを諦めた。

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湯田温泉 ビジネスホテルうえの

津和野市を離れて山口県へ入った。

道の駅で休憩を挟んで

山口県庁まで来た。

しかし、日曜日ということで、門は固く閉ざされていた。

「明日また来ようか」

僕らは今日の宿のある湯田温泉へ向かった。

温泉と言っても、泊まるのはビジネスホテルだ。

安かったからね。

だがこのビジネスホテルは、温泉の大浴場付き。

安くて温泉に入れるのなら御の字!

僕は、すぐに予約したのだった。

山口県庁からは10分位だった。

県庁所在地でこんな近くに温泉街があるなんてちょっと驚いた。

ビジネスホテルうえのは、湯田温泉のはずれにあった。

とはいえ、温泉街の中心部まで徒歩圏内の立地は立地は良いところ。

今夜僕らは、温泉を楽しみ、そして布団でぐっすりと寝ることができた。

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狐面みくじ 熊野神社

ホテルに荷物を置くと、僕らは街歩きに出た。

と、言っても夕飯を食べに出たということなのだが。

傷ついた白狐が傷を癒やしに来た事をきっかけに温泉を発見されたという湯田温泉。

その白狐を祀る熊野神社が町外れにあった。

権現山という小山の中腹にある神社へは、長い階段が一直線に伸びていた。

その参道の途中には、白狐稲荷神社があり、お参りをする。

更に上ったところに神社の本殿があった。

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ここのおみくじは、白狐を祀る神社だけあってみくじを折って狐の顔になっていてかわいらしい。

祈りを込めた狐面みくじがたくさん結ばれているのも可愛らしかった。

そういえば、町中の郵便ポストも白狐だったなぁ。

白狐が可愛らしい神社でした。

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ここのおみくじは、白狐を祀る神社だけあってみくじを折って狐の顔になっていてかわいらしい。

祈りを込めた狐面みくじがたくさん結ばれているのも可愛らしかった。

そういえば、町中の郵便ポストも白狐だったなぁ。

白狐が可愛らしい神社でした。

 

ディナー キッチンあさくら

熊野神社の参道を降りてきたところに キッチンあさくら がある。

ホテルの周りは居酒屋っぽいところばかりだったので、僕らはここで夕飯を食べることにした。

店内に入ると、ちょっと良いレストランという雰囲気で、値段大丈夫かな?と、心配してしまう。

タンシチューや、ステーキなど洋食メニューが並ぶが、手頃な値段のものもあるのでちょっと安心。

ハンバーグステーキをいただくことにした。

ハンバーグではなくて、ハンバーグステーキ。

ちょっと違うなぁ。

シーンとした店内の雰囲気にドギマギしたが、食べ始めると美味しくて周りは気にならなくなる。

デミグラスソースのかかったハンバーグは、肉感がすごくて、焼き加減がちょうど良くて、とても美味しい。

濃厚なポタージュスープも美味しかった。

今までの食事よりも格上の、ディナーでした。

ごちそうさまでした。

もちろん今までの食事も美味しいものばかり食べてましたけどね。

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57日目のDATA

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2023/08/20(日)

天候:晴れ 最低 25.7℃/最高 32.0℃

島根県江津市〜山口県山口市

走行距離:211.7km

総走行距離:8417.2km

2025/01/20

ぐるっと日本を旅してみた Vol.56

2023年8月19日(土)56日目

谷間のキャンプ場に朝日が昇ってきた。

とても気持ちの良い朝。

そして、気温が徐々に上がり、

暑くなりそうな日差し。

今日も島根県を巡る一日。

何を見て、

何を感じて、

何を食べる?

楽しみです。

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神々の集いし場所 出雲大社

出雲大社の広い駐車場に車を置くとまずは外側の道路を歩いて大社正面の鳥居へ向かった。

道路が丁字路になったところに勢溜の大鳥居が立っている。

そこから神社を背にすると参道がまっすぐ見えて観光客で賑わっているのが分かった。

そちらは、後で行ってみよう。

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鳥居で一礼すると僕らは出雲大社の境内に足を踏み入れた。

松の並木が4列並び木々の間に参道が3本、一直線に伸びている。

中央は神様の道。

我々は両サイドを歩くことになる。

今までも神社の参道で中央を歩いてはいけないと言われていたが、はっきりと参道を区分けしているのは初めてだった。

その為、神々の世界に足を踏み入れた気がした。

京都、奈良で寺社を巡ったけれど、出雲大社はどの神社とも一線を画している気がする。

その歴史や建物の風格は負けず劣らず立派なものがあり、2礼4拍手1礼という参拝方法も独特だ。

しかし、大国主命祀る出雲大社は、神話の世界からここにあるという事が一番の違いかもしれない。

境内には大国主命の像が立ち、白兎がそれを見上げている。

他にも66体の白兎像があるとのこと。

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そのさきにシュッとそそり立っている本殿が見える。

その手前の大きなしめ縄が掛けてある拝殿で参拝をして左手へ進む。

さらに巨大なしめ縄が目に入ってくる。

神楽殿だ。

その大きさに圧倒される。

大社造の神社建築、大注連縄、独特な参拝方法、今まで見てきた神社とは全く別の風格がある。

10月神無月、この出雲では神在月という。

日本中の神々がここに集うのだという。

唯一無二の場所。

そんな気がする。

この頃から日本の歴史、神話の世界に少しづつ興味を持ち始めた自分がいた。

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食べ歩き 神門通り

一旦車で移動して門前町へ行ってみる。

宇迦橋大鳥居から境内の入口、勢溜の大鳥居までの参道は神門通りという。

通りの両側に多くの店が並び観光客が散策している。

一畑電車の出雲大社駅へ行ってみた。

行き止まり式のホームにちょっと古そうなオレンジ色の電車と新しそうな白い電車が止まっていた。

オレンジ色が先に発車していく。

電車を見送ってから僕らは街歩きを始めた。

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参道の両側には土産物店や、スイーツ店や、蕎麦屋が並ぶ。

気になる店に入っては、ご当地キャラクターやらグッズを見ていく。

交差点の角が広くなっていて、ショップが並ぶ一角があった。

しんもん横丁というらしい。

その中の蜂蜜屋を除いてみる。

美味しそうなものがたくさん並んでいて、神塩はちみつレモンスカッシュを注文して飲んでみることにした。

冷たくて、ほんのり甘くて、美味しい!

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さらに歩いて、勢溜の大鳥居まで上がってきた。

大鳥居の向かいにおかげ横丁という小さな商店街があり店を見て回る。

おかげ横丁を出ると甘右衛門さんというお店の店先に「出雲巻」と言う文字が目に入った。

ソフトクリームなのだが、抹茶の緑とチョコの茶色が複雑に渦を巻いている不思議な形のソフトクリームだった。

まるでコーンの上に緑と茶色の毛糸を編み込んでいるよに見える。

抹茶の香りと苦味にクリームとチョコの甘さが喉を通っていく。

夏の暑さもあって冷たいものを体が求めている気がする。

これまた美味しい。

ミィも僕も結局、土産やグッズは買わずに冷たいものばかり食べ歩いていた。

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宍道湖のシジミ 道の駅 大社ご縁広場

出雲大社の参道の入口、宇迦橋大鳥居をくぐり堀川を渡った所にある道の駅 大社ご縁広場へやって来た。

道の駅の向かいにあるローソンを見ると、店舗の上に宇迦橋大鳥居が見えて、ちょっと神々しい店舗に感じた。

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道の駅は賑わっていて、土産物のコーナーも大勢の人がいる。

僕らはまずお昼を食べることにした。

道の駅併設のそば処吉兆さんへ入る。

メニューに神在そばというのがあり、美味しそうで、おすすめらしかった。。

神在そばは、出雲そばに宍道湖のシジミが乗っているとの事。

そういえば宍道湖まで来たのにシジミを食べていなかったなぁと思いこれを注文することにした。

青森のシジミラーメンを思い出したが、こちらは蕎麦だ。

シジミの出汁の効いた汁で食べる温かい蕎麦だ。

シジミがたっぷり乗っている。

「神在そば」なんとも出雲らしい名前の蕎麦だ。

コシのある美味しいお蕎麦でした。

特産品コーナーには土産としてシジミがあった。

「これを家に送ろう」

今までお土産なんて考えたこともなかった。

そもそも日本一周中の土産ってなんだろう?

日本全国の土産を送り続けるわけにはいかないからね。

だけど、初めて送ってみようと思った。

その日、カミさんにメールを送った。

「シジミ送ったから食べてね」と。

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世界遺産 石見銀山

世界遺産の石見銀山。

近くに来たなら寄ってみようと思った。

午前中を出雲大社周辺で過ごした僕らは1時間ほど走って石見銀山へ向かった。

海岸線を離れて山間部へ入っていく。

到着したのは石見銀山世界遺産センター。

僕は、ここに車を置いて簡単に石見銀山の鉱山を見学できるものだと思っていた。

ところが、着いてみるとこの場所はほんの入口。

ここからバスに乗り換えて10分ほど言った先に世界遺産の登録地があるという。

さらに全体を見るのに3日は、かかる。

簡単に見るにしても自転車を借りたりして、3時間以上見て回る必要がある。

つまり本腰を入れて見学するには、朝から1日かけて回るつもりでくる必要があるらしい。

時刻はすでに午後3時近く、これから見て回るのは無理そうだった。

現地へ行くのは断念したが、ここ世界遺産センターで少しでも石見銀山に触れていこうと思った。

ここには、石見銀山を再現した展示や、写真、説明があり石見銀山の片鱗に触ることだけはできるようになっている。

現地には行けなかったが、僕らは石見銀山について少しでも学ぶことができた。

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菰沢公園オートキャンプ場

江津市のローカルスーパーで食材を購入した後、キャンプ場へ向かった。

菰沢公園オートキャンプ場は、菰沢池を中心にした菰沢公園内にある。

チェックインを済ませると、コインパーキングのようなゲートでフリーパスのチケットを使って中に入った。

明日のチェックアウトまで出入り自由になっている。

キャンプ場はフリーサイトと、オートサイトに分かれていて、オートサイトにテントが一つ。

フリーサイトにも一つ立っている。

僕らはフリーサイトを予約していた。

フリーサイトと言ってもすぐ脇が駐車スペースになっているので、オートサイトとあまり変わらずに利用することができる。

そしてオートサイトより安く利用できるのでありがたい。

僕らは、先着のテントから離してテントを建てた。

これが今夜の宿となる。

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ハルさんの休日 温泉津温泉薬師湯

「ハルさんが来たとこだ!」

白い木造の建物を見つけた時、ミィが声を上げた。

 

石見銀山の銀を運ぶ港があり、そこを利用することで繁栄した温泉街、温泉津温泉へやって来た。

古くからあるんだろうなという事を感じさせる旅館が並ぶ道を歩いていた。

そんな古い温泉街を歩いて行く。

薬師湯という共同浴場へ来た時だった。

「ハルさんが来たとこだ!」

ミィが声を上げた。

共同浴場に併設した古民家カフェがあり、ものすごくいい雰囲気の建物だった。

NHKの「ふるカフェ系 ハルさんの休日」で主人公のハルさんが尋ねた場所だった。

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カフェには入らなかったが、温泉に入ってみる。

木造建ての古い建物は、前から見るとΩをひっくり返したような形をしている。

銭湯のような雰囲気で、左側の入口が男性、右側が女性になっている。

中に入ると中心に番台があり、そこで料金を払う。

浴場はそれほど広くはなく、石造りの床と楕円形の湯船があるシンプルな作りになっている。

昔ながらの温泉、という感じがする。

風呂上がりは、階段を上がり2階へ行ってみる。

狭い休憩所があり、ちょっとくつろぐことができる。

そして、さらに階段が上へ続いている。

そこを登ると屋上へ出ることができ、丸テーブルと椅子が並んだ休憩スペースになっていた。

そこから温泉街を見渡すことができる。

「ハルさんもお風呂に入ったんだよ!」

ミィは、ちょっと興奮気味に話している。

僕は、この回は見ていないのでそれほど感じなかったが、ミィは聖地にでも来たかのような勢いだった。

「来れて良かったね」

キャンプ場の近くだから来てみた温泉だったが、思い出に残る場所となったのでした。

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56日目のDATA

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2023/08/19(土)

天候:晴れ 最低 25.0℃/最高 33.3℃

島根県出雲市〜島根県江津市

走行距離:150.0km

総走行距離:8205.5km

2025/01/14

ぐるっと日本を旅してみた Vol.55

2023年8月18日(金) 55日目

運なんです。 雲南です。

雲南市の看板やバスの車体に書いてあって、島根県に入って一番ツボった。

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それから、

どこに行っても吉田くんがいたり。

TV局のエリアが鳥取県と一緒で島根県単独で無かったり。

神様の集うところだったり。

印象の薄い県と言われたり。

他県に無い独特の雰囲気のある県だなぁと感じながら楽しんでいた。

 

21都道府県庁目 島根県庁

宍道湖沿いの国道9号線を松江市に向けて走って行く。

幹線道路だけあって交通量が多かった。

国道9号線を離れて、松江市街地へ入っていく。

21都道府県庁目 島根県庁へやってきたのだ。

島根県庁は、松江城の三ノ丸跡地に建てられていてすぐ隣がお堀を挟んで松江城の天守閣が見える。

車を県庁の駐車場に停めたのだが、念のため警備員に聞いてみた。

「観光で来たのですが、車停められますか?」

「うーん。良いとは言えないですね。」

「わかりました」

県庁の案内に、「土日祝日は、観光用に開放」と書いてあったのだが今日は金曜日。

どうかな?と思いながら来てみたのだった。

恐らく、聞かなければ停めていても追い出されることは無いのだろうが、僕らは指示に従ってコインパーキングに車を停めることにした。

改めて県庁まで歩いてきた。

景観もあるのだろう、近代的な県庁舎は5階建てと低めの庁舎になっている。

松江城に隣接した敷地に高層ビルの県庁が建ってしまうと身もふたもないのだろう。

駐車場からここへ来る間もすでに「観光地 松江」といった雰囲気なのだ。

県庁をチェックした僕らは、松江観光を楽しむことにした。

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国宝 松江城

堀を渡り、石垣に沿って登っていく。

松江城の城内に入った。

石垣に覆われた広場の様なところを横切り、さらに奥へと進んでいく。

最頂部からは、松江の市街地が一望できる。

そこにあるのが国宝 松江城の天守閣だ。

国内に現存する数少ない天守閣の一つだ。

黒っぽい外壁ででんと構えた姿は凛々しかった。

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天守から下がった場所に松江神社がある。

歴代の藩公を祀った神社だ。

参拝して、その造形を眺めていた。

城内の神社だけあって立派な造りをしている。

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僕らは神社の脇の道を、城の裏手へ向かって降りていった。

堀には遊覧船が浮かんでいた。

観光案内をしながら城の周りを周遊している様だった。

鬱蒼とした裏道の様なところを抜け、堀を渡った。

見てみたいものがこの先にあったのだ。

 

ガンダムマンホール 松江堀川地ビール館

暑い!

炎天下の中をぶらぶらと歩いていた。

今日も気温が高い。

熱中症にならないよう気を付けながら松江市内を歩いていた。

堀にかかる橋を渡ったところに松江堀川地ビール館があった。

中に入るとお土産品が並んだ店内の奥にカウンターがある。

カウンターの後ろがガラス張りになっていてビールの醸造所が見える。

レストランもあるが、カウンターでビールを飲むことができるようだ。

「運転任せるよ」

「無理!」

「・・・・。」

ビールが好きなのでこの光景を前にして飲めないのは悲しい。

お酒は一切飲まないミィは、何で買わなきゃいけないの?という顔をしている。

まぁ、良いか。

ここへ来た目的は地ビールではなかったのだ。

地ビール館の奥にお堀を周遊する遊覧船の乗り場があり、その前が目的地だった。

ここにはガンダムマンホールがある。

北海道で見て以来だろうか。

丸いマンホールの蓋に RX78 ガンダム と松江城が描かれている。

写真を撮って、目的は果たした。

しかし、暑い。

今日も気温が相当上がっているようだ。

僕らは、地ビール館で地ビールではなく、ソフトクリームを食べることにした。

木次パスチャライズ牛乳を使ったご当地ソフトクリームだとか。

梨とミックスにしてみました。

ほんのり梨の香りがして、さっぱりしていて、冷たくて、甘くて、美味しかった。

ソフトクリームを食べ終えると僕らは真夏の太陽の下へ再び歩き出した。

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出雲そば 神代そば

お昼を地ビール館で食べようと思ったがレストランは、土日祝日のみの開店で平日はやっていなかった。

松江城へ戻る道すがらお蕎麦屋さんがあったのでそこで食べることにした。

松江手打ちそば 神代そば さんの店頭には何人か並んでいた。

僕らもその後ろに並んだのだが、相変わらずの日差し。

南側に面した店先は日光の直撃を受けていた。

少しでも避けようと軒下に入るがあまり効果はない。

お店で日傘を貸してくれるので、みんな日傘をさしている。

20分ほど待っただろうか?

ようやく涼しい店内に入ることができた。

名物は割子そばだという。

出雲そばの代表的な食べ方らしい

店員さんにおすすめを聞くとやはり割子そばを勧められた。

三彩割子をいただくことにした。

十割そばで、その香りを楽しむために山葵が付いていない。

とろろ、ウズラの卵、なめこが乗った3つの割子に入ったそばを楽しんでいくのだ。

炎天下並んでまで食べたお蕎麦は、待った甲斐があった。

とても美味しいお蕎麦でした。

ごちそうさまでした。

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ヘルンさん 小泉八雲記念館

神代そばから道路を挟んだ反対側に板塀で囲われた大きなお屋敷があった。

小泉八雲記念館だ。

ラフカディオ・ハーン、小泉八雲という名前は聞いたことがあるが、彼の作品を手にしたことは無かった。

来日し、日本を回り、日本人と結婚。

翻訳や紀行文の執筆を行うが、日本各地の伝説や幽霊話を再話し怪談として作品に仕上げたことで有名。

記念館には、小泉八雲の生涯についての展示や、怪談の朗読を聞くことができるコーナー、ライブラリーなどがある。

1人だけのボックスで朗読を聞いたり、展示を一つ一つ見ていくことで、知らなかった小泉八雲の世界に入り混んでいくのが不思議な感覚だった。

耳なし芳一や雪女も小泉八雲がまとめた物だとは知らなかった。

ところどころ「ヘルンさん」というのを見かけた。

これは小泉八雲のことだったんですね。

見応えのあるミュージアムでした。

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アッガイとしじみ 宍道湖

時々、遊覧船がのんびりと通っているお堀沿いを歩く。

武家屋敷や大きなお屋敷が建ち並んでいる。

いかにも城下町と行った風情だ。

松江城の正面に近づくと段々都市部の様相を呈してくる。

古い町並みと新しい町並みが共存しているのが良い感じです。

町歩きを終えて駐車場から車を出して、島根県立美術館の隣の岸公園へ向かった。

ここにはアッガイがいる。

あっ、ガンダムマンホールです。

これで松江市内のガンダムマンホールをコンプリートした。

岸公園は名前の通り、宍道湖に面していた。

宍道湖は汽水湖でシジミが有名だ。

青森でもシジミを食べたけど、宍道湖のシジミもどこかで食べてみたいなぁ。

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宍道湖は夕陽がキレイなことで有名らしい。

時刻は午後3時。

夕陽まではまだまだ時間があるので、ここを離れることにした。

出雲市方面へ行きたいのだが、ここまでは宍道湖の南側の国道9号線を通ってきた。

今度は、北側の国道431号線を走ることにした。

これで宍道湖を一周することになる。

松江市街地を離れると左手に宍道湖、右手に一畑電車の線路に沿って進んで行く。

「電車来ないかな?」

ミィと乗るわけでも無い電車が来ることを期待しながら車を進めた。

 

デジャブな道 GoogleMap

道端におじいさんが倒れていた。

大勢の人が集まって介抱している。

熱中症なのか?なんらかの事故なのか?

心配になるがあれだけ人がいるのだ、医学の知識も無い旅人が立ち寄ってもしょうがない。

僕はキャンプ場へ向かって車を進めた。

GoogleMap の指示に従って道を選んでいたが2車線の道路が急に1車線の林道に変わった。

ポケットWiFiは圏外になり現在地が分からない。

方向転換もできないので前に進むしか無い。

うねうねと曲がりくねった道はやがて尾根を越えて下り坂になった。

そして、広い道に行き当たる。

「見覚えがあるなぁ」

デジャブか?

そう思って進めると・・・。

 

道端におじいさんが倒れていた。

大勢の人が集まって介抱している。

えぇぇぇ!

戻ってきた!

今度は救急車が止まっていたので安心する。

そして、狭い林道へ。

途中細い道が右へ逸れていく。

良く見ると崖崩れの為通行止めとなっていた。

GoogleMapは、その道を指し示していた。

僕は諦めて大きく迂回してキャンプ場へ向かった。

あのおじいさんは無事だったのだろうか?

 

立久恵峡わかあゆの里キャンプ場

GoogleMapの示す山道は断念して、大きく迂回した僕らは、国道189号線へ出た。

チェックインの最終時間が迫っていたのでとりあえず電話連絡してキャンプ場へ向かった。

山間を進む国道はキャンプ場御近くで上下の車線が分かれて僕らの進む車線はトンネルになった。

トンネルを抜けると車線が合流するのだが、キャンプ場へ行くにはUターンして反対車線へ戻るように進めという標識がある。

今度はトンネルの無い車線を進むと左へ下っていく坂道があった。

それが立久恵峡わかあゆの里キャンプ場の入口だった。

チェックイン時間を少し過ぎていたが受付のおじさんは丁寧に対応してくれた。

今日も、利用者は2組。

好きに使って良いよとのこと。

立久恵峡が大きくカーブする U字の部分に広いキャンプ場があった。

オートサイトもあるが僕らは区画サイトにテントを設営する事にした。

車を近くまで入れて良いよと言われたので、オートサイトとあまり変わらない環境で利用できる。

家族連れの大型テントが渓谷に近い所に立っていたので山側の離れたところにテントを設営した。

周囲を散策すると吊橋があり、対岸に集落もあった。

神戸川という立久恵峡を形成するきれいな川が流れていて風光明媚な場所だ。

国道沿いだけど通る車も少なくて、僕らは静かな一夜を過ごした。

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55日目のDATA

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2023/08/18(金)

天候:晴れ 最低 24.9℃/最高 34.1℃

島根県松江市〜島根県出雲市

走行距離:100.7km

総走行距離:8055.5km

2025/01/08

ぐるっと日本を旅してみた Vol.54

2023年8月17日(木) 54日目

暑くなる気温、

厚くなる食パン、

もののけ達に出会い、

お好み焼きの辛さに驚く。

道の駅の多さに驚き、

むかし話に大笑い。

今日は、こんな一日でした。

 

4枚切り食パンの朝 芦田湖オートキャンプ場

西日本に入って驚いたのが、食パンが厚くなった事。

東日本で6枚切りか8枚切りが店頭に並んでいたのが、西日本に入ってからは 5枚切り、4枚切りと段々パンが厚くなってきた。

そして今朝は、ついに4枚切り食パンを食べる事にした。

薄いのを売ってないんだから。

ただどうやって食べようか?

まさか、2枚でサンドイッチを作るわけにもいかない。

結局、厚さの半分にナイフで切れ目を入れて、具を押し込んで見た。

いただきます。

厚くても、薄くてもパンはパン。

美味しくいただきました。

ごちそうさまでした。

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吊らない吊り橋 夢吊橋

八田原ダムの芦田湖にかかる夢吊橋は、不思議な吊橋だった。

両岸に橋を支える橋脚が無い。

そう橋を吊る物が無いのだ。

なぜこれが吊橋なんだろう?

PC吊床版橋という橋で、その構造について説明板があった。

両岸にワイヤーを渡してその上に歩道となる板を敷き詰めて橋にしているとの事。

「吊橋」の理屈はわからないが「吊橋」なのだ。

この形状の橋としては支間長が世界最長でギネスブックにも登録されている。

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実際に橋の全体を見渡すとたわんでいて中央が下がっている。

橋の上を歩くとわずかに揺れた。

大きく揺れることはないのでふらつかずに歩いていく。

橋の中央から芦田湖を見渡すことができた。

風景を見ながら対岸まで歩いて行く。

対岸は湖岸の道路に繋がっているだけで、特に広場も公園も無かった。

橋は生活道路という訳ではなく、ダム湖のモニュメントとしてかけられたとか。

誰も渡っていないのはもったいないなぁ、と思ってしまう。

形状が面白い橋でした。

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ヒマワリのカーブミラー 世羅町

芦田湖の湖岸の道路から世羅町町内へ向かう丁字路に面白い物があった。

ヒマワリの形のカーブミラー

ちょっとくたびれた感じのヒマワリです。

おまけにミラーの真ん中にヒビが入っているので使い物にならないという代物。

何の為にあるの?

そして何故にヒマワリ?

謎のカーブミラーでした。

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2礼4拍手1礼 出雲大社備後分院

山沿いをノンビリと走っていると、「出雲大社」という文字が目に飛び込んできた。

ここは、広島県だし、出雲大社はまだまだ先出し???

頭の中に?が浮かんだので寄ってみることにした。

鳥居の脇に大きく「出雲大社」の文字。

ただし頭の上に備後と書いてある。

ここは、出雲大社備後分院。

つまり出雲大社から分霊をした分院とのこと。

真新しい鳥居をくぐり本殿で参拝する。

通常神社で 2礼2拍手1礼というところをここでは、2礼4拍手1礼が参拝の作法となっている。

ちょっとした驚きですが、実は新潟県の弥彦神社も2礼4拍手1礼

新潟県から来た僕らとしては見慣れた参拝作法でした。

パン・パン・パン・パン

この先の旅の無事を祈って先に進むことにします。

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日本初の妖怪博物館 三次もののけミュージアム

三次市に着いた。

ここには、日本初の妖怪博物館「三次もののけミュージアム」がある。

妖怪というと鳥取県境港市のゲゲゲの鬼太郎を思い出すのだが、ここ三次市は稲生物怪録の舞台となった場所とのこと。

江戸中期、三次を舞台とした実在の人物、稲生平太郎と魔王達との不思議な体験を綴った物語だそうです。

日本屈指の妖怪コレクターである湯本豪一(ゆもとこういち)氏のコレクションも展示されていてなかなか見応えもある。

聞いたことの無い物語がほとんどだったけど、人間ともののけの関わりが描かれていて楽しい博物館でした。

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見学を終えて駐車場へ戻ってきてビックリ!

車外温度が 42度を表示していた。

マジか!

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三次唐麺焼 お好み焼きプーちゃん

三次市の名物を調べたら「三次唐麺焼」というのがあるらしい。

お昼はこれを食べることにした。

三次唐麺焼きとは、三次市が本社で明治2年創業の毛利醸造社のお好み焼き用「カープソース辛口」と、三次市で大正10年創業の江草製麺の「唐麺」を組み合わせた、三次産の素材がメインの広島お好み焼。

ちょっと楽しみになってきた。

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ネットで検索すると三次駅前の「たむ商店」が有名みたい。

早速行ってみたら、今日はお休みでした。

もう一度お店を検索して、お好み焼きプーちゃんというお店に行く事にしました。

なんか、学生が集まっていそうな名前の店でしたが、年季の入ったお好み焼き屋さんという感じです。

三次唐麺焼という物がある分けでは無く、広島風のお好み焼きの麵を唐辛子入りの「唐麺」を使ったものが三次唐麺焼との事。

麵を選ぶことができるらしいので唐麺とノーマルのダブルで作ってもらいました。

ちょっと辛さが和らいだかもしれない。

ピリ辛のお好み焼きというのもなかなか良いです。

美味しかった!

ごちそうさまでした。

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どっちなの? 道の駅 赤来高原

「ここって 島根?広島?」

「ここは島根県!南の玄関口」

そんな看板が立っている 道の駅 赤来高原 へ来ました。

ついに島根県に入りました。

当初は、島根県から広島県へ入るつもりだったのが逆になってしまった。

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吉田くん 道の駅 たたらば壱番地

島根県に入って驚いたのは、道の駅が多い!と言うこと。

国道を走っていて道の駅まで○kmという標識があるが、島根県に入った途端次から次へと出てくる。

10km位に一つはあるんじゃないだろうか?

そして、標識一つに道の駅2つ、3つ載っているのは当たり前。

4つの道の駅が書いてある標識もあった。

驚きです。

その中の一つ「道の駅 たたらば壱番地」へ行くことになった。

何故かというとそれは、

「吉田くんがいるんだよ!」

と、嬉しそうなミィの一言だった。

アニメ『秘密結社 鷹の爪』のキャラクター『吉田くん』のふるさとがここ、雲南市吉田町。

吉田くん推しの道の駅です。

至る所に「吉田くん」そして「秘密結社 鷹の爪」。

ミィのテンションが最高潮に上がってる。

ここは、中国横断自動車道のパーキングエリアも兼ねていて、雲南吉田IC の出口でもある。

そして高速バスのバス停があり高速道路からバスが降りてくる。

僕は、こっちの方がテンション上がるなぁ。

バスからお客が降りてきて、駐車場で待っている家族の車に乗って出て行った。

ここから家へ帰るのだろう。

そこには日常があった。

それに対して車での移動の日々。

それが僕らの日常だ。

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むかしむかし・・・ 松江市宍道ふるさと森林公園キャンプ場

夏休みと言うこともあるのだろう。

松江市宍道ふるさと森林公園キャンプ場のサイトは、ほぼ埋まっていた。

受付でチェックインをして、受付の脇にある展望スペースからキャンプ場を見渡してみた。

小高くなった所に受付があり、そこから下る斜面に沿ってロッジや、テントサイトがあった。

その向こうには宍道湖が見えた。

僕らは、こもれびオートサイトという林の中のサイトにテントを設営した。

このキャンプ場にはデカデカオートキャンプサイトという名前のサイトがある。

そのサイトの説明が面白くてミィとゲラゲラ笑ってしまった。

それが


むかしむかし、ある所に「テニスコート」がありました。

しかしそのテニスコートはだんだん古くなり、取り壊されることになりました...

そこに新たに誕生することになったのが「デカデカオートキャンプサイト」です!!!


というもの。

この後、広いキャンプ場があったり、誰も使っていなさそうなテニスコートを見つけると、

「むかしむかし、あるところにテニスコートがありました・・・」

という昔話をして大笑いして旅を続けていたのでした。

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謎のごみ箱 ひかわ美人の湯

テントを設営すると、近くの温泉へ向かった。

坂を下り、高速の高架をくぐった先に「ひかわ美人の湯」という日帰り温泉があった。

この辺りは湯の川温泉という温泉らしく、この先に温泉街があるらしい。

広々とした露天風呂に浸かりこの日の疲れを癒した。

 

風呂上がりに冷たい物を飲んだのだが、ごみ箱が変だった。

ペットボトルを捨てようとしたら、ふたの上に

「あきビン専用」

「ペットボトル専用」

と、書いてあり「どっちやねん!」と思うのだが、

ゴミを捨てる口の所には、

「あきカン専用」

と書いてあった。

・・・捨てて良いのか?

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キャンピングカーとテント 松江市宍道ふるさと森林公園

僕らのサイトの近くにカマド付きの広いサイトがある。

温泉から戻ってくると、そこに大型のキャンピングカーが停まっていた。

大家族で BBQ を楽しんでいるようで、賑やかな声が聞こえてくる。

やがて、そのキャンピングカーはエンジンをかけ始めた。

エンジン音が辺りに響いている。

恐らくエアコンでも動かしているのだろう。

せっかく静かな林の中のキャンプ場なのに、エンジン音が耳につく。。

あたりはすっかり暗くなり、21時を過ぎた。

「21時からサイレントタイム」

キャンプ場の案内にそう書かれていたがエンジンを止める気配が無い。

隣のソロキャンパーも「何だ!」という顔でキャンピングカーを見ていた。

思わず、そのサイトへ近づいて

「すみません。サイレントタイム過ぎたのでエンジン切ってもらえませんか?」

と、声をかけた。

エンジンが止まりようやく静けさが訪れた。

キャンピングカーの中はエアコンが動いているのかな???

エンジン停めると暑いのかな?

テントで風通し良くしても汗が噴き出てくるのだから、車内は暑そうだな。

昼間の「42度」の表示を思い出していた。

 

翌朝、朝食にご当地パンの「バラパン」を食べているとキャンピングカーが出発していった。

夜、眠れたのかな?

ゆうべは、汗だくで寝苦しい夜だった。

エアコンをかけたかっただろうが、しょうがないよね。

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54日目のDATA

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2023/08/17(木)

天候:晴れ 最低 23.6℃/最高 31.5℃

広島県世羅郡世羅町〜島根県松江市

走行距離:172.5km

総走行距離:7954.8km



2025/01/05

ぐるっと日本を旅してみた Vol.53

2023年8月16日(水) 53日目

広島のホテルでテレビを見ていた。

ニュースが被災地の映像を流している。

台風7号が岡山県から鳥取県を直撃し、鳥取県で大打撃を与えて通り過ぎていったのだ。

氾濫した川、

崩れ落ちたがけ、

寸断された道路。

被災地の状況に驚くとともに予定通り鳥取に向かわなくて良かった、そう思った。

それと同時にどのタイミングで鳥取へ行くか?

悩みの種が一つ増えた。

 

路面電車とフェリー 宮島口

日本三景の一つ、安芸の宮島へ行くフェリー乗り場は混んでいた。

駐車場が満車で入れないのだ。

いくつか見たが乗り場に近いところはもういっぱいだった。

国道を少し戻ったところにある駐車場がかろうじて空いていてなんとか停めることができたのが幸いだった。

フェリー乗り場の前に広島電鉄の駅があり、路面電車が止まっていた。

駅舎は最近移設新築されたらしくキレイな駅舎だ。

路面電車でくればよかったかな?と、ふと思った。

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宮島口のフェリー乗り場は、2つに分かれている。

右が JR 、左が宮島松代フェリーだ。

どちらも料金が片道200円、15分間隔で交互に出る様な感じで運行している。

まもなく出航するという案内が流れていたので宮島松代フェリーの往復チケットを買い、改札を抜けた。

桟橋を渡ると隣に JRの船が止まっていて大勢の客が乗り込んでいる。

僕らがフェリーに乗り込むとこちらの船が先に出航した。

天気が良く、晴れ渡っていて船の上から広島市街地が見える。

船は静かな水面を揺れもせずに進んで行く。

宮島口行きのフェリーがすれ違い、手を振る人が見えた。

こちらも手を振ってしまう。

その向こうには赤い鳥居が見えてきた。

フェリーは、10分ほどで宮島に到着する。

安芸の宮島、厳島神社、どんなところなんだろう?

写真やテレビでしか見たことのない風景に想いを馳せて僕らは下船した。

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鹿の島 宮島

フェリーを降りて厳島神社を目指す。

地図を見なくても、人波に合わせて歩けば辿り着きそうだ。

そして、すぐに現れる鹿。

宮島は鹿の島だった。

奈良公園のように鹿が人を恐れることもなくごく当たり前にそこにいる。

鹿せんべいの様なものはないので鹿にエサを上げる様なこともなく、鹿と共存しているかの様な空間だった。

座り込んでいる鹿、

歩いている鹿、

佇んでいる鹿。

昔からこの島には鹿がいたそうだが、戦中、戦後に激減した。

その為、鹿を元のように増やすことが計画されて奈良公園から繁殖のために鹿を連れてきたそうです。

奈良公園の鹿の一派だったのか。

鹿にまみれたあの奈良公園をふと思い出していた。

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海上の神社 厳島神社

赤い鳥居が海の上に立っている。

フェリーからも見えた鳥居だ。

どうにかこの鳥居をバックに写真を撮ろうと大勢の人がシャッターチャンスを狙っている。

厳島神社の本殿も海の上に立っていた。

潮の満ち引きがある様だが、今は潮が満ちていて支柱の先は水の中だった。

社殿に入っていく。

客神社の拝殿で参拝すると赤く長い本殿の廊下を歩く。

陸地から突き出すように建っている本殿の下は海だ。

不思議な感じがする。

グルッと回り込む様にして本殿の拝殿へ入り参拝をする。

振り返ると舞台がありその先に赤い鳥居が見える。

反対側へ回り大国神社、天神社を参拝していく。

少し廊下を戻り左手へ進むと出口になる。

入口から本殿を通り抜けて反対側へ出てきた感じだ。

ここからは散策しながらフェリー乗り場へ戻ることにする。

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食べ歩き 表参道

厳島神社の裏側を回って参道へ戻ってきた。

丁字路の角の店で牡蠣の文字を見つけた。

牡蠣料理とりい という食堂の店先で焼牡蠣を売っているのだ。

「牡蠣を食べようぜ」

広島焼きに牡蠣の入った物は食べたが、やっぱり生牡蠣とか焼牡蠣とか牡蠣そのままを食べてみたい。

注文すると焼きたての牡蠣を発泡スチロールのトレイに入れて手渡してくれた。

牡蠣殻に乗った牡蠣は、醤油をかけてあって、ぷっくりしていて、プリプリで、海の香りがした。

美味しい。

名物は、やっぱり美味しいのだ。

ごちそうさまでした。

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殻とトレーを店先のゴミ箱に捨てると、また海沿いの道を歩き始める。

鳥居をくぐったところで、行きとは違う道に入ることにする。

表参道商店街に入った。

狭い道の両側には土産物屋、食堂、などが並んでいて、大勢の人で混んでいた。

その中をふらふらと歩き気になる店を物色する。

ミィは、キャラクターショップを見つけて入っていった。

相変わらずだ。

商店街には、美味しそうな食べ物、飲み物も売っていて、何か食べてみようかと思ってしまう。

土産物を買うわけでもなく、フラフラと歩いていると商店街を通り抜けていた。

海沿いの道へまた戻ると「あなご竹輪」と書かれた暖簾があった。

土産物屋の店頭で焼きたての竹輪を売っているのだ。

棒に刺さった竹輪は、焼き立てで温かくて美味しい!

昼前なので二人で分けて食べる。

さて、お昼は何を食べようかな?

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あなごと牡蠣 山一本店

フェリー乗り場まで戻ってくる。

フェリーで戻ってから昼を食べるかどうするか?

お腹も空いたしこっちで食べよう。

フェリー乗り場の前に何件かある食堂をチラ見しながら一番角にある山一本店さんに決めて、入る。

古民家風の内装で奥の席に通された。

来日観光客も大勢いる。

日本語以外の言葉の方が多く耳に飛び込んで来る感じ。

ここは、日本?

あなごのひつまぶし と、

焼き牡蠣飯をたのむ。

鰻ではなく、あなごのひつまぶしは、甘じょっぱいタレが絡んで、ご飯にしみて美味しい!

そして、焼き牡蠣飯。

宮島で食べる牡蠣は間違いない、と思う。

牡蠣の風味が口いっぱいに広がる。

タレのしみたご飯が進む!

美味しかった。

ごちそうさまでした。

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もみじ饅頭 白竜湖

「あれが原爆ドームか」

市内の橋を渡った時に原爆ドームが目に入ってきた。

大勢の人がドームへ向かって歩いているのが見える。

僕は、原爆ドームを車窓から見ながら車を進めた。

 

広島市街地を抜けて国道2号線を岡山方向へ戻るように進む。

道の駅のん太の酒蔵で休憩すると、幹線道路を離れて、山沿いの道を走って行った。

赤い瓦屋根がどこまでも続く。

2時間ほど走ると水海沿いに出た。

「ちょっと休憩しようか」

僕は、道路沿いの駐車場に車を停めた。

白竜湖というダム湖が広がっている。

湖畔にホテルも建っていてちょっとした観光地になっているようだった。

「もみじ饅頭を食べようよ」

ミィが宮島で買ったもみじ饅頭を取り出した。

5個入りで5種類の味。

シンプルなつぶあん、こしあん、の他にクリーム、チョコそして抹茶味のもみじ饅頭だ。

僕らは、駐車場脇の公園のベンチでもみじ饅頭を食べた。

空は雲も出ているが青空が広がり、日差しが気持ち良かった。

キャンプ場はまだ先だったがちょっとノンビリとした時間を過ごしていた。

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芦田湖オートキャンプ場

キャンプ場へ予約電話をいれた。

ただ、台風の影響が心配だったので確認をする。

「そちらは台風の影響はありますか?」

「いえ、なんの影響も無いですよ。

気をつけておいでください。」

電話の向こうからは「何のこと?」ときょとんとした感じの返事が返ってきた。

心配せずに先に進める事にホッとした。

車を進めて山中から、町へ出た。

世羅町というところ。

世良公則と関係あるのかな?

ふと思ったが、関係はないようだった。

世羅町で食料を調達すると、キャンプ場へ向かった。

山中の道を抜けて芦田湖畔を走る。

橋を渡った先に芦田湖オートキャンプ場があった。

チェックインをすると

今日は2組だけなので好きなところを使って良いです。

キャンプ場は芝生の広場になっていて広場に沿って周回道路になっている。

その道路に沿って内側と外側にサイトがある。

芝生広場の中央に炊事場、入口に近い所にトイレとシャワーがあった。

僕らは内側の木の下にテントを設営した。

広いサイトでテントとタープを立てても余裕がある。

気持ちの良いサイトで過ごせるのが嬉しかった。

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日帰り温泉 せら香遊ランド

キャンプ場からは離れているが、温泉へ行く事にした。

車で20分ほど、せら香遊ランドへ行く。

宿泊もできるこの施設は、道の駅の様な雰囲気の建物だったが、入口を入ると公民館か役場の施設のような雰囲気がした。

大きな Uの字をしている建物で、その底辺に入口がある。

入って右手にレストランがあるが今日は閉まっていて利用することはできなかった。

左手の廊下を進むと鉄筋の建物の奥が木造の休憩室になっていて雰囲気が変わった。

その奥が男女に分かれた風呂場になっている。

天然ラジウム温泉のお湯は、無色透明で気持ち良く身体の温まるお湯だった。

僕らは風呂上がりでくつろいだ気分でキャンプ場へ戻った。

 

53日目のDATA

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2023/08/16(水)

天候:晴れ 最低 26.8℃/最高 34.4℃

広島県広島市〜広島県世羅郡世羅町

走行距離:163.0km

総走行距離:7782.3km



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