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2024/11/05

ぐるっと日本を旅してみた Vol.35

2023年7月29日(土) 35日目

福島県からのルートをどうしようかと考えていました。

茨城県へ向かうか、栃木県へ向かうか?

この先の予定などを考えた末に栃木県へ入ることにした。

今日は、いよいよ関東に入ります。

 

まるごと西郷館

聖ヶ岩ふるさとの森キャンプ場からアップダウンを繰り返して山の中を進んでいく。

標高は徐々に下がっているようだ。

やがて、ドラッグストアなんかがある場所に出た。

西郷村だ。

道の駅のようなところがあって、そこに寄る事にした。

ポケふたがあるらしい。

広い駐車場に建物が一つ。

道の駅ではなく「まるごと西郷館」という物産館らしい。

中に入ると産直野菜や果物など地の物がたくさん並んでいた。

思いの外混んでいてにぎやかだった。

太陽が照りつけて徐々に暑さを増してくる。

今日も暑くなりそうだ。

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広すぎる道の駅 うつのみやロマンチック村

広い!

広すぎる!

それが道の駅うつのみやロマンチック村の第一印象だった。

西郷村から白河市へ抜けてから国道4号線を南下して栃木県に入った。

宇都宮市の手前で国道4号線をそれて市街地の外側を走った。

そこにあるのが道の駅うつのみやロマンチック村だ。

混み合う駐車場にどうにか車を停めて中へ入ってみる。

入り口で案内図を見ての感想が、広い!だった。

大きな公園になっていて、物産館やレストラン、奥の方には農園もあるようだ。

他に温泉、プール、宿泊設備まである。

ここだけで一日遊んでいられそうな施設になっている。

大谷石の展示場があるというので見に行ってみる事にする。

公園の中心にある大通りには、ミストシャワーが設置してあって炎天下の気温を少しは和らげてくれていて、子供達が大喜びでシャワーの下を走り回っている。

多目的体験ドームローズハットという施設に大谷石ギャラリー「無事カエル館」があるらしい。

巨大な温室のような建物がローズハットだった。

しかし、外にはアンテナが立っていたりして雰囲気がおかしい。

中に入ると様々な無線機が置いてあり何人かの人がマイクに向かって喋っている。

アマチュア無線のクラブがホールを占拠していたのだ。

興味はあるので見て回ったり、中古の無線機を販売しているブースを覗いてみたが、肝心の大谷石のギャラリーには入れず、残念でした。

面白そうだったのになぁ。

この後、大谷石を見にいくつもりなのでその場をあとにした。

そういえばアマチュア無線の免許が切れて何年も経つなぁ。

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地下空洞 大谷資料館

垂直に切り取られた巨石。

その中をアリの行列のように進んでいた。

鍾乳洞や洞窟とは違い、人工的に作られたその地下空間は巨大だった。

大谷石を切り出した跡は、大谷資料館として一般公開されている。

この空間でコンサートなどのイベントを行うこともあるという。

入り組んだこの空間は、どんな音色を聴かせてくれるおだろう?

映画の撮影にも使われているらしく、「翔んで埼玉」などの映画の撮影風景の写真が展示してあった。

雰囲気は秘密基地。

怪人が出てきそうな感じがある。

外につながっている空間もあり、注ぎ込む光が幻想的だった。

見学を終えて狭い階段を登っていく。

徐々に体感温度が上がっていくのがわかる。

またあの暑さが戻ってくるのか。

もう少し、この涼しい空間に留まっていたかった。

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宇都宮餃子 香蘭

栃木県庁の近くでお昼を食べる事にした。

路地を入ったところの餃子の店 香蘭さんへ。

奥に細長い店内はカウンターとテーブルが4つ。

テーブル席についてメニューを見てびっくり。

餃子しかない。 さすが。

焼き餃子と水餃子を注文し、出てきたものを口に頬張る。

うまい。

プリプリの皮と肉汁たっぷりの具。

焼き餃子もうまいが、水餃子もツルッとしていて美味しい。

専門店の味を堪能しました。

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9都道府県庁目 栃木県庁

9都道府県庁目 栃木県庁へ。

香蘭から大通りに出たところに「おいでよ!とちぎ館」という物産館があったので寄ってみた。

ミィは、とちまるくん やら さのまるくん やらキャラクターを見つけては喜んでいる。

店内や、観光パンフレットをチラ見して外へ出た。

照り返しが強い。

涼しい店内から外へ出ると気温差にやられそうだ。

木陰を探しながら大通りを歩くと目の前に栃木県庁が立っている。

鉄筋15階建ての庁舎は、その周囲にも別館があるようだ。

正面はちょっとした広場になっている。

そして、暑い。

庁舎前の広場は日陰になるようなものが何もなく、直射日光が照り付けている。

土曜日なので人影もない。

写真を撮った僕らは急いで車に戻った。

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道の駅たかねざわ元気あっぷ村

宇都宮市街地から郊外へと走ると田畑が多くなってきた。

田畑の中を走る道を進み、少し小高くなった坂を上がったところに道の駅たかねざわ元気あっぷ村があった。

温泉に入りにきたのだが、週末なので混雑している。

イベントもやっているようで人が集まっている場所もあった。

その先にはグランピング設備もある。

一見お城のような外観の温泉施設は、吹き抜けの広いホールのようなところがあり多くの人がくつろいでいた。

風呂上がりにホールでのんびりとする。

大体僕の方が先にあがりミィを待つ事になる。

思いっきり体を伸ばして、寝転んでみたくもなるが、このホールでは無理だった。

冷たいジュースを飲んでいるとミィが戻ってきた。

土産物コーナーや、道の駅の売店をチラ見しながら車に戻り、キャンプ場へ向かう事にした。

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地震 フォレストパーク おいらの森キャンプ場

「揺れてる!」

「うん、地震だね」

「なんでそんなに落ち着いてられるの!」

茨城県で震度3の地震が発生した。

農道を外れて森の中へ入っていくダートを曲がった先にフォレストパークおいらの森キャンプ場があった。

車を停めるとヤギがこっちを見てメー、と鳴いた。

「受付」と書かれた札が駐車場の脇に置いてあるだけで人の気配がしない。

奥には大きなキャンピングカーが置いてあるがそこにも人の気配がしない。

電話をしてみると「今、行きます」とのこと。

しばらく待つと森の奥から作業着の人が現れた。

このキャンプ場は、森を切り開いてコツコツと手作りで造っているようで、まだまだ発展途上だった。

「水道はありますが、排水がまだで・・・」

そんなキャンプ場。

その分、静かでゆっくりできそうで良かった。

テントを設営して、一旦買い物に出かける。

戻ってくる頃には森の中のサイトは薄暗くなっていた。

食事を終えてノンビリしている時だった。

身体がちょっとフワッとして揺れた。

「揺れてる!」

ミィが声を上げた。

近くのサイトも少しだけ声が上がった。

「うん、地震だね」

「なんでそんなに落ち着いてられるの!」

ミィは、なんか動揺しているようだったが、

周囲のテントからも「揺れたねぇ〜」と、笑い声混じりの声が聞こえる。

そんな大した事はなかったのだけど。

茨城県で震度3。

被害も出ないくらいの地震だった。

すぐに静寂が戻ってきた。

不安そうにしていたミィも落ち着いている。

大きな地震でなくて良かった。

ほっとしながらこの日は夜を過ごした。

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35日目のDATA

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2023/07/29(土)

天候:晴れ 最低 24.8℃/最高 36.0℃

福島県白河市〜栃木県那須烏山市

走行距離:146.0km

総走行距離:5598.0km



 

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