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2024/10/17

ぐるっと日本を旅してみた Vol.34

2023年7月28日(金) 34日目

新潟で健康保険証を受け取り、年金の手続きやら、保険の手続きやら旅の途中ではできない事を終わらせた。

その他に映画を見たり、買い物に出かけたりして自宅でノンビリしていた。

西日本への旅を始めると新潟へ戻ることはできない。

荷物の整理をして日本一周を再開する事にした。

 

磐梯山とクリームボックス 道の駅 いなわしろ

新潟で、健康保険証を受け取り、年金の手続きやらをしたり、映画を見たりしてあっという間に5日が過ぎた。

カミさんには「もう行くの?」と言われたが、踏み出さなければ残りの旅がいつになるのか分からなくなりそうだった。

防寒具などの寒さ対策の服など余計な荷物はもういらない。

夏用の荷物にまとめて準備をした。

「行ってきます」

僕らは、再び旅を始めるために会津へ戻ってきたのだ。

磐梯山が目の前に悠然と構えている。

青空が広がり、夏の暑さがそこにあった。

磐梯山が正面に見える撮影スポットは、多くの人がカメラを構えて写真を撮っていた。

再び訪れた道の駅いなわしろは、観光客でごった返していた。

店内に入るとお土産を手にする人々で溢れ、にぎやかだ。

僕らも人混みに混じって土産品を見て回った。

「クリームボックスがあるよ」

ミィがパンを指さす。

郡山のご当地パン「クリームボックス」は、食パンにたっぷりのクリームを乗せたもの。

せっかくだから買って見ることにする。

もう一つ、ミィが大好きな「ままどおる」を買う。

しっとりとしたミルク餡を皮で包んで焼いた細長いお菓子だ。

車に戻って、クリームボックスを食べてみる。

クリーム好きなのでこういうパンは大歓迎!

溢れそうなクリームを口に頬張ると甘みが広がる。

美味しい!

ままどおるは後で食べることにしたらしい、ミィは大事にカバンにしまっていた。

旅を再開した僕らは、まず郡山市を目指すことにして車を走らせた。

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フラミンゴとカニピラフ シーフードレストラン メヒコ

ガラスの向こうにフラミンゴが立ってこちらを見ている。

水の中に入るもの、

歩き回るもの、

レストランの中央にガラス張りの区画があり多くのフラミンゴがその中にいた。

 

新潟に一時帰宅していた時にテレビを見ていた。

地元民が行く食堂のようなテーマの番組だった。

そこで出てきたのが郡山市のレストラン メヒコ。

フラミンゴを見ながら食事ができるという異色のレストランだった。

お昼はそこへ行こう。と、いうことになった。

お勧めは、カニピラフ。

ピラフの上に蟹足がこれでもか!と、乗っている。

カニ用の細いスプーンで身をほじくり出し、ピラフと一緒に頬張る。

カニの旨さがしっかりと出ていて、美味しい!

フラミンゴが並んでこちらを見ている。

不思議な空間でした。

ごちそうさまでした。

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ポケふた 開成山公園

日本一周の旅を再開したということは、ミィのポケふたを探す旅も再開した。

「開成山公園へ行こう」

そこにもポケふたがあるのだ。

五十鈴湖を中心に広がる開成山公園は、郡山市の中心にあった。

今日は、天気がものすごく良くて、暑い。

木陰にいてもジリジリと熱気が伝わってくる。

暑さのせいか人影はほとんどなく、ポケふたを探すミィを掘っておいて僕は屋根のあるベンチに座っていた。

目の前に水辺があるのに涼しさは感じなかった。

しばらくぼぅっとしているとミィが戻ってくる。

「暑いから車に戻ろう」

開成山公園を散策して回るよりも、エアコンの効いた車内へ戻りたかった。

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さらにポケふた探し 大池公園

ポケふた探しのミィと、

大まかに行程を考えている僕。

行先を巡る攻防戦が始まる。

「矢吹町と、西郷村にポケふたがありますが、どうでしょう?」

ミィが希望を出してくる。

「あと、田村市と、昭和村にも」

時々地理的におかしな場所を言ってくることもある。

「矢吹は、行けるけど田村と昭和は無理。」

その都度取捨選択して答える。

「えぇぇ」渋々ミィが受け入れて行先が決まる。

そんな感じで次の目的地が決まるが、予想もしていない場所へ行くこともある。

矢吹町の大池公園もそんな場所だった。

池の周囲が公園として整備されていて、キャンプ場もある。

池には蓮が生えていて時期になると花を咲かすらしい。

とはいえ、特に観光客が訪れる場所でもない。

ポケふた探し、そんな目的でもなかったら足を向けることもなかっただろう。

静かな水面を眺めながらそんなことを考える。

とはいえ、

「チェックインの時間に間に合わなくなるからそろそろ行くよ。」

現実に戻ってミィを促す。

のんびりと時間に縛られないような旅をしているが、それでも時間に追われるのだ。

目的を果たして満足気なミィが車に戻ってくる。

僕らはキャンプ場へ向けて出発した。

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聖ヶ岩ふるさとの森キャンプ場

聖ヶ岩ふるさとの森キャンプ場は、社会人になってから学生時代の仲間達が OB会と称して集まってキャンプをした場所だった。

懐かしさもあって泊まることにした。

当時のキャンプ場の様子はあまり覚えていなかったが、結構整備されている気がした。

林の中のキャンプ場で、車を乗り入れできるサイトと、手付かずの森といったブッシュエリアに分かれている。

僕らは車乗り入れ側のサイトにテントを設営した。

近くを渓流が流れていて、キャンプ場の入り口には滝もあり、水の流れ落ちる音が聞こえてくる。

昼間は暑かったが、ここまで来ると気持ちの良い気温になっている。

山に挟まれているので、空は開けていないので星空を楽しむことはできないが、静かな夜を楽しむことができた。

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34日目のDATA

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2023/07/28(金)

天候:晴れ 最低 22.8℃/最高 35.6℃

新潟県新潟市〜

福島県耶麻郡猪苗代町〜福島県白河市

走行距離:88.2km(猪苗代町から)

総走行距離:5452.0km



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