ぐるっと日本を旅してみた Vol.11
旅を始めてから良く歩きます。
ふと iPhone の歩数計を見たら1日平均 12,000歩!
旅を始める前と比べると 3倍も歩いてる。
ほんと、毎日良く歩きます。
「襟裳の春は何もない春です」
初夏の襟裳岬も特に何もない。
その先は、海があるだけだ。
展望台から周囲の海を見渡すとそれを実感する。
「風の館」という半地下のような所に入ってみた。
ビジターセンターとでもいう所だ。
襟裳岬の紹介をチラチラ見ながら建物の端まで行くと大きなガラス窓があり双眼鏡がいくつか置いてある。
アザラシが見える。ということで早速ミィと二人でアザラシ探しを始めた。
最初はなかなか見つからなかったが、岬から続く岩礁の一番先端に数頭が群がっているのが見えた。
「おぉ!見えた!見えた!」と喜んで双眼鏡のレンズにスマホのカメラを近づけて写真を撮ってみた。、ぼやけた景色にどうにかアザラシらしい影をどうにか撮ることができた。
北海道で初めてみる野生動物は、遥か彼方でぼやけた姿を見せていた。
「広尾サンタランド」の文字を見た時、夏にサンタランド! 行ってみよう。と思った。
広尾の町の外れ、山の裾野にあった。
「ランド」というから遊園地のような設備や食事ができたりするんだろうな?とお昼をそこで食べるつもりで行ったのだが。
ノルウェーのオスロ市から認められた日本で唯一のサンタランド。
1年中クリスマス。
・・・平日の夏のサンタランドは、装飾はあるけどクリスマスらしい華やかさもなく。
公園の一角に土産物屋があるといった雰囲気だった。
時期になれば賑わうんだろうな。
今はクリスマスに向け、正気を養っているのだろうな。
ここは冬に来るべき所でした。
旧国鉄の広尾駅があったらしいロータリーの一角にお食事処 海幸があった。
そこでお昼を食べようと行ってみると、つぶ貝が名物らしい。
つぶカレーとつぶラーメンのセットを頼んでみる。
カレーとラーメンなのでそれなりにボリュームがあるが、コリッとしたつぶ貝が入ったカレーは美味しかった。
ラーメンも塩味の透き通ったスープでつぶ貝がたくさん入っていて美味しい。
食感と味を楽しんだお昼でした。
ごちそうさまでした。
広尾から海沿いを釧路方面へ進むつもりだったのだが、
「ばんえい競馬を見たい。ばん馬が可愛い」とミィが言うので帯広方面へ向かうことにした。
この頃から距離感がおかしくなってきたのかもしれない。
高速を使わずに下道を走っていても「100kmなら近いね」という感覚になっている。
これが北海道の感覚なのか。
北海道立十勝エコロジーパークキャンプ場を予約して走り始めたが、広尾から 100km弱 2時間位の行程である。
チェックイン時間には間に合いそうだな。そんな計算をしながら車を進めていく。
北海道らしいどこまでも広がる畑の真ん中を進んでいく。
遠くに日高山脈の山々が見えている。
夕飯の買い物をしてキャンプ場に到着したのは17時頃だった。
チェックインをして園内の案内を聞く。
「この棟を出て左手に園内の道路を進んで 1km先にテントサイトがあります。」
園内で1km!
さすが北海道立公園。 大きさが半端ない。
サイトの区画も広かった。本州のキャンプ場ならテントが4つ位立ちそうな広さがある。
キャンプ場にはポツポツとテントが立っている。
すごく贅沢な土地の使い方をしてる気になった。
遊歩道を散策してみたが、散歩程度で回れる距離じゃない。
北海道の広さを感じさせる公園でした。
キャンプ場にテントを立てると温泉へ向かった。
道立十勝エコロジーパークの近くには十勝川温泉があった。
道の駅にも温泉があったがガーデンスパという名前で水着着用のプールのような所だったのでそこはやめた。
その向かい側にある十勝川温泉富士ホテルで日帰り入浴してみた。
十勝川温泉は世界で2ヶ所。ドイツのバーデンバーデンとここだけのモール温泉が沸いています。
植物性の有機物質を多く含むその温泉は、茶褐色のお湯でとろっとした感じ。
ここだけのお湯といった気分で気持ちの良いお湯でした。
2023/07/02(日)
天候:曇りのち晴れ 最低 13.0℃/最高 24.0℃
北海道日高郡新ひだか町〜北海道河東郡音更町
走行距離:232.6km
総走行距離:1809.5km
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