麦くんと絹ちゃんの話をしよう その7
麦くんと絹ちゃんの話をしよう その7
「映画 花束みたいな恋をした」
・出会いの謎と押井守 個人的見解
2人の出会いは、明大前駅の改札口。
終電に駆け込む為、自動改札へ入る2人。
ぶつかって、トイレットペーパーを落とし、それを拾う麦くん。
絹ちゃんは受け取ると、ホームへと向かう。
チャージが無くて改札を通れなかった麦くんは、券売機へチャージをしに行く、
そこへ遅れて到着したサラリーマンとおねーさん。
「始発まで待ちか」というおねーさんを下から上まで見たサラリーマンが、麦くんに「朝まで開いてる店知らない?」と聞き、おねーさんに同意を求める。
そこへ終電に乗り損ねた絹ちゃんが戻ってくる。
次のシーン。
バー(なのか?)で、飲み始める4人。
サラリーマン、おねーさん、麦くん、絹ちゃん。
さて、ここで絹ちゃんを誘ったのは誰でしょう?
このシーンで麦くんと絹ちゃんが気まずそうにしているし、2人がが話しをする事が無いので麦くんは誘っていないと思う。
おねーさんも誘う理由が無い。
たぶん、
サラリーマンがおねーさんをナンパしたいけど、声をかけた麦くんと 2対1 の状況ではおねーさんに引かれてしまう。
恐らく、「さっきはどうも」とか「乗れなかったんですね」と麦くんが絹ちゃんに声をかけたかそぶりを見せたので、そこをチャンスとみたサラリーマンが、 2対2 の状況に持って行く為誘ったんだろうなぁ。
だって、店に着いてから2人のことは無視しておねーさんと話しをするサラーマン。
見え見えです。
そしてここからが肝心のシーン。
押井守です。
押井守を見つけた麦くんが、両手で口を覆い、興奮をおさえて「見ちゃダメです」という。
その時の絹ちゃん。
両手を上にあげかけて、どこへ降ろして良いか分からないって感じで仰け反るんです。
ここ重要。
この絹ちゃん好きです。
結果的には、ナンパに成功したサラリーマンがおねーさんをタクシーで千歳烏山へと連れて行く。
残された2人はここで解散のはずなのですが。
「押井守、居ましたね!」
喜びを抑えきれない絹ちゃんが麦くんに話しかける。
押井守があそこに居ましたね。
では、無く。
単語で区切るように、 「押井守、いましたね」
この言い方を2度繰り返す絹ちゃん。
絹ちゃんが、いたく興奮しているのを充分に表現していると思う。
こうして、2人の物語が始まります。
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