「光」を見てきた。
ポスターには、「珠玉のラブストーリー」と書いてあったのですが、ラブストーリーなのかな?
ある意味、大人のラブストーリーなのかもしれないけれど、ベタなラブストーリーでは無かった。
視力を失いつつあるカメラマン「中森」と、映画の音声ガイドを作成している「美佐子」の二人の物語をある映画を通してつづる物語です。
唯一ラブストーリーらしかったのは、美佐子が中森の家に初めて招かれるシーン。
中森の言動を良く思っていない美佐子が、目が見えないことを良いことに中森にシャドーボクシングをするシーン。
ここの会話が恋人っぽいな、と思った。
全然恋人でも何でも無いのにね。
その後は、感情表現でなんとなく惹かれ合ってるんだなとは思うけど、「好き」とも「嫌い」とも言葉にする事も無く、物語が進みます。
そして、音声ガイドが完成し、その映画が上映され、美佐子の作成した音声ガイドが流れます。
映画の途中で、中森と美佐子のエピソードが回想されますが、ここも暗示的なシーンだけ。
映画がエンディングを迎え、観客がそのできに涙する。
映画はここで終わり。
二人のその後は語られません。
「珠玉のラブストーリー」という言葉がポスターに無ければ、それなりに見ていたのに、この言葉があったばっかりになんだかモヤモヤしたエンディングでした。
今回見たのは、「字幕付き上映」でした。
もちろん日本語の映画なのですが、字幕付き。
ちょうど TV番組で話しの内容がテロップで流れますが、あんな感じです。
視聴覚障害者の為のガイドと言うことでしょう。
音声ガイドもあったようです。
話しの内容が視聴覚障害者のためのガイド作成というものだったので、その意味合いもあったのでしょう。
そういう意味では非常に良いことだと思います。
ただ、画面に白地の文字が強烈でそちらを呼んでしまい、会話を聞かないという変な状態になってしまった。
途中からはできるだけ読まずに、画面に集中するようにしてました。
映像もなんだかドキュメンタリーを見ているような感じで、不思議な感覚の映画でした。
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