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2016/12/11

【街歩き】沖縄をウロウロしてきた。
〜その8:雨上がりの勝連城と危険生物〜

世界遺産、勝連城に着いたのは 8:30過ぎ、雨に濡れた城跡は静寂に包まれていました。

バスを降りた我々が最初に行ったのはトイレを探すこと。
観光案内所があるのでトイレくらいは・・・と思ったのですが、頼みの案内所はまだ開館前。
駐車場を見渡しても見つかりません。
案内所をのぞき込むとどうやら職員の方がいらっしゃるようです。
思い切って通用門から声をかけてトイレを借りることにしました。
・・・助かりました! ありがとうございました。

さて、改めて勝連城跡を見上げます。

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この勝連城は、この地を治めた按司、阿麻和利(あまわり)が住んでいた城です。
琉球王国に反逆しているとして、初日に見学した座喜味城を築城した護佐丸を討ち滅ぼします。
しかし、その後阿麻和利の方が謀反を起こしたとして、琉球王国に討たれたそうです。
阿麻和利を逆賊とする見方は、琉球王国から見た場合で、勝連城のある与勝半島周辺の農民からすれば英雄という見方もあるそうで、どちらを義とするかは良く分かっていないそうです。

さて、この勝連城跡を観光をするには、1時間〜2時間かかるとの話しでした。
しかし、我々に残された時間は次のバスまでの約1時間。
しかも、勝連城跡前バス停ではなく、10分程歩いた先のバス停で乗らなければなりません。
幸い雨は止みましたので、急いで見学することにします。

とは言え、雨に濡れた石の階段と石畳。
これが良く滑ります。
恐る恐る、上って行くことにします。

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足下は悪かったのですが、思ったより早く登ることができました。
まぁ、いろいろ見所もあるようで、祈りの場所とかもあったのですが脇目も振らずに登ったためなんですけど。

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この城跡の特徴は、頂上にあたる一の曲輪まで登ると 360度の眺望が楽しめます。

なのですが、本日は雨上がりのどんよりとした曇り空。
ボンヤリとした風景となってしまいました。

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それでも、大平洋を望む海側から、うるま市街地を見下ろせます。
市街地側には沖縄本島の背骨に当たる山々が見渡せ。
海側には青い海と、島々が見渡せます。
・・・が、どんよりとした曇り空を移し込んだ海は、どんよりとした暗ーい色でした。残念。

そして、次の目的地、海中道路も見渡すことができます。

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おぉ、次はあそこへ行くのか! と、ちょっとテンションが上がりました。
さて、あんまりノンビリとはできません。
次のバスの時間が迫ってきました。
急な階段を降りていきます。

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階段の途中にでっかいカタツムリがいました!
こんな色した、こんなに大きなカタツムリがいるんですねぇ。
ビックリ!

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このカタツムリ「アフリカマイマイ」と言うらしいです。
ところが、階段を降りた所に注意書きがありました。

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この「アフリカマイマイ」は、寄生虫がいるので触ってはいけないとか。
ヘタをすると死んでしまうこともあるらしい、恐ろしい生き物だったのですよ!
沖縄なのに「アフリカ」という名前が付くのは変だなぁと思ったら、元々食用として持ってこられたものらしい。
寄生虫がいるけど良く火を通せば食べれるとのこと。

・・・いえ、食べなくて良いです。

さて、時間も押し迫ってきました。
先を急ぎます。
ここからは坂道を登っていきその先の通りを右折して「西原」というバス停へと行きます。

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幸いバスは遅れているらしく時間になっても到着しません。
バスを待っていたら、反対側の車線を今朝乗ってきたバスが折り返して那覇へ向かって走って行きました。
運転手さんが見えたので手を振ったら振り替えしてくれました。
フレンドリーな人だったなぁ。

バスは、朝乗ったのとは別の系統の屋慶名行き。
地元の人の乗り降りがありますが、やがて・・・やっぱり我々だけになってしまいました。
案の定運転手さんに声をかけられます。
「どこまで行くの?」との声に
「JA」までと言うと
「伊計島行きに乗るのかな? うーん。ギリギリだね。」
との事。
JAおきなわ与那城前というバス停での乗換は8分。
10時ちょうど発のバスに乗るつもりなのですが、例によってバスが遅れているのですでに2,3分前なのです。
バス停に停車すると「あれだよ」と指さして教えてくれた伊計島行きのバスはマイクロバス!

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狭い車内に潜り込むとやがて小さなバスは発車します。
ローカルのラジオが流れる車内は、ノンビリした感じ。
いよいよこれから海中道路へと向かって行きます。

02

〜続く

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