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2016/11/27

【街歩き】沖縄をウロウロしてきた。
〜その7:ローカル路線バス乗り継ぎの旅に出発〜

沖縄3日目は、那覇空港に16時という集合時間までは自由行動。 それぞれが様々なプランを練っています。

ここ沖縄は、レンタカーがビックリするくらい安いです。
レンタカーを借りて、沖縄本島の最北端、辺戸岬まで行く人。
普段は乗れない外車を借りて絶景スポット、古宇利大橋へ行く人。
ひめゆりの塔へ行く人等々。
みんないろいろ考えてます。

その他の多くの人は、首里城、国際通り辺りの観光地を巡っていました。

さて、沖縄をイメージした時にふと浮かんだのは海の上を走る橋。
古宇利大橋がまさにその橋なのですが他にもあります。
そして見つけたのが海中道路
モノレールはありますが市内だけなのでバスで行ってみるつもりです。

このモノレール「ゆいレール」にも乗ってみたかったのですが、宿泊したヒルトンを大きく迂回する様に路線が走っています。汗。
その為ちょっと使いづらいので、夕べも市内へ出るのにバスを使ったのでした。

さて、沖縄のバスと言えば那覇のバスターミナルから縦横無尽に路線が出ています。
海中道路へ向かうバスもバスターミナルから出ているのですが、ホテルが市内から首里城へ向かう坂の途中というちょっと外れにあるためバスターミナルまで 30分位かかります。
乗ろうとしているバスも本数は出ているのですが、長距離で2時間くらいかかるため早朝のバスでなければ16時までに空港へ戻るという事ができません。
で、なんか方法がないかなぁ?と思っていたらホテルのそばをバスが頻繁に走っていることに気付きました。
その中に普天間行きのバスがあります。
海中道路へ向かう屋慶名行きのバスもここを通るのでそこで乗り換えれば良いのです。
さらにただ海中道路へ行って帰ってくるだけじゃつまらないので途中、世界遺産を見て、ビール園でビールを飲むというプランを考えました。笑。

Photo

うまくいけば、集合時間の15分前に空港に着きます。

と、言うことで「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」の始まりです。
ホテルから空港への配送サービスに大きな荷物を預けて、身軽になり出発です。
ホテルの近くの山川というバス停から旅が始まりますが、その時間は 6:57発。
ホテルの朝食バイキングが始まる時間が 6:30
食べずに出るつもりでしたが、旅の相方が「せっかくだから食べていこう!」というので慌ただしく朝食をいただきました。
パンとサラダをコーヒーで流し込むような感じでしたけど。

ホテルのある場所は坂の途中。
早速急勾配の坂道を登ってバス停へと急ぎます。

S0901_003_

S0901_004_ S0901_006_

朝からハードワークをこなしてバス停に到着です。

S0901_007_

が、7時になってもバスが来ません。
他の行き先のバスが次から次へと来ますが、肝心の普天間行きが来ません。
昨日、観光バスのガイドさんが話していたことを思い出しました。
「沖縄のバスは遅れます。」と、
那覇市内の道路は混雑して渋滞が発生するためにバスが遅れるのだとか。
そして、今日は 9/1 。 学校が今日から始まるから余計に渋滞がおきますよ。との事。
初っぱなからちょっとイヤな予感が・・・。

10分程遅れて 25:普天間行きのバスが到着しました。

S0901_008_

早速乗り込みます。
割とスムーズに走ってるなぁと思ったものの、やがて道路が混み始めバスはゆっくりと進みます。
飛行機から見た時はずいぶん平らな島だなぁと思ったのですが、こうして実際に島内を移動すると起伏に富んでいることが分かります。
バスもアップダウンを繰り返す道路を走っていきます。

10分程の遅れですが、普天間での乗換が5分ほどなのでちょっと心配。
無理なら次のバスに乗って世界遺産をあきらめるか。等と考え始めました。
イライラしてもしょうがないのでノンビリとバス旅を楽しみます。

那覇市から宜野湾市に入ります。
バスからは見ることはで来ませんが、ここは普天間基地のすぐ近く。
ニュースでしか聞いたことの無い場所に来ています。

同時にこの先は屋慶名行きのバスと同じバス停に停車していきます。
バス停で待っている人がいるので、那覇市内からくる屋慶名行きも遅れてくるはず。
そう信じて終点の普天間に向かいます。
結構ドキドキなんですけど、相方さんはそんな事をつゆ知らずノンビリした物です。

1時間程で普天間に着きました。定刻よりも 10分程遅れています。
時間通りなら次のバスはもう出て行ったはず。
バス停にいた人に聞こうか?どうしようか?と思いつつ、待ってみることにしました。

Simg_20160901_075437

そして待つこと5分。
やってきたバスは、52:屋慶名行きです。
那覇から海中道路の入口屋慶名までは結構頻繁にバスが出ています。
路線番号27番の屋慶名行きなら うるま市までまっすぐ行きそこから屋慶名へ向かい本数も多く走っています。
しかしあえて太平洋側へ進みグルッと回り込んで走る 52番の屋慶名行きを選びました。
それは、途中に世界遺産の勝連城があるからです。

Simg_20160901_075532

そのバスの写真を撮ろうとカメラを構えた時です。
バスは、バス停のずいぶん手前で止まり、扉を開けました!
道路が渋滞しているのでバス停の手前で止めたようです。
そんな事があるのか!? あわてて走ってバスに飛び乗りました。
いやぁ、ビックリです。

この路線は、途中学校があるのでしょうか? 車内は高校生でいっぱいでした。
車窓を眺めているとやはり米軍基地の脇を通っていきます。
基地の町だな、とそんな事を感じているとふと目に入ったのは不動産屋の看板・・・

S0901_010_

「求む軍用地」
「売る軍用地」
この2つの広告はビックリしたし、沖縄なんだな。と、思わせる広告でした。

やがてバスはコザ高校前に到着します。

S0901_011_

どこかで聞いたことのある校名です。
高校野球だったのか?なんだったのか?
道路沿いには、吹奏楽部の九州吹奏楽コンクール出場の幕が誇らしげに飾ってありました。

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高校生達がバスを降りると、賑やかだった車内がシーンとしてしまいます。
そして、いつの間にか乗客は我々だけに。
外はいつしか雨が降ってきて、これから行く勝連城が小山になっているだけに心配してしまいます。

車内が我々だけになったからでしょうか?
運転手さんが「どこまで行くの?」と、気さくに話しかけてくれました。
勝連城までだというと、まもなくだと教えてくれます。
そして、「バスの本数が少ないから帰りのバス時間に気をつけてね」
と、教えてくれました。
なんともノンビリした雰囲気がとても心地良いです。

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やがて、「あれだよ」と、運転手さんの声がしたので前方に目をやると小山が見えてきました。
あれが勝連城なんだそうです。
雨のあたる窓越しに見ると薄暗い雲をバックに小高い山が見えます。
この雨の中大丈夫なんだろうか?

ただ、運転手さんによるとバスもこのまま登っていくからバス停からはそんなに歩いて登るわけではないらしいです。
やがてバスは「勝連城跡前」バス停に止まりました。

何故かここで整理券が見当たらなくなってしまいました。
ポケットに入れたはずが車内を動いた時に落としたみたい。
相方が整理券を持っていたので「良いよ!」の一言で普天間からの料金を払うことができました。
優しい運転手さんで良かった。

さて、本日最初の観光「勝連城跡」に到着です。

01

〜続く


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