【街歩き】紅葉を見にウロウロしてきた。 〜その2:大渋滞の観光地と詩の世界へ〜
そして金精峠へと進みます。
金精峠のトンネルを抜けると栃木県です。
トンネルの出口にちょっとした駐車スペースがありました。
「眺めが良いのかな?」
そんな事を思いながら車を止めてみました。
正解でした!
目の前に男体山がドーンと現れます。
この風景は凄い!
みんなここで写真を撮っていました。
更に周囲に目を向けると・・・
何頭かの猿が食事中でした。
日光で猿が人に危害を加えているというのは聞いていましたが、離れてみている分には大丈夫でしょう。
静かに見ていたら、山の上から集団が駆け下りてきました。
1,2頭が食事をしているのかと思ったら、かなりの数の群れがいたようです。
一斉に山の下の方へと消えていきました。
金精峠から高度を下げつつ進み、湯の湖へと向かいました。
紅葉がちょうど良い感じでした。
風景もきれいなのですが、時間がちょうどお昼。
「花より団子」
と、いうことで食事のできる場所をさがしたのですが湖畔の食事のできるところは混んでいるようです。
他は温泉街のホテルへ行くしか無いようだったので先に進んで探すことにしました。
戦場ヶ原付近からそれた所にある光徳牧場へ行ってみることにしました。
光徳牧場にはレストランがあり、食事をとることができます。
ポークステーキと、ハンバーグ、カレーをいただくことにしました。
美味しい!
肉が軟らかくて食べやすかったし、美味しかった。
ハンバーグもふわっとしていて美味しかった。
・・・でも後で良く考えたら牧場にいたのに「ポークステーキ」だったのか。
まぁ、美味しかったので良いです。
光徳牧場には、当然牛もいて、表の売店では牛乳も売っていました。
これも濃くて美味しい牛乳でした。
その牛はと言えば、広い牧場のどこかにいるようでレストランの近くでは見つからずガッカリ。
それでも、紅葉と牧場の風景を堪能しました。
牧場でノンビリとした後は、戦場ヶ原へと向かいます。
ここは、観光地の真っ只中。
お土産物屋が軒を連ね。
駐車場は満車。
トイレは大行列!
それでも、見晴台に行くと見渡す限りに広がる湿地帯に風がそよいでいました。
振り返ると、人混みしか見えないんですけどね。
その人で混みあうお土産物屋さんを物色します。
美味しそうなものがたくさんあるのですが、昼食を食べたばっかりでお腹がいっぱい。
泣く泣く買い食いを断念して、次の目的地・・・メインの目的地である中禅寺湖、そして華厳滝へと向かいました。
・・・ところが、竜頭の滝では駐車場に入りきれない程の車で埋め尽くされています。
ここの見学をあきらめて先へ進むのですが、ここから華厳の滝まで大渋滞。
ちっとも進みません。
かみさんと、息子はお昼寝中。
ノロノロと車を進めつつ、車窓から中禅寺湖を眺めていました。
華厳の滝に近づくにつれて渋滞が酷くなってきます。
途中、いろは坂への迂回路の看板があったので、華厳の滝は断念。
中禅寺湖も車窓からではあったけど眺めることがで来たのでいろは坂へと進みました。
急な坂道のためこちらも渋滞。
それでも流れてはいるので、早めにこちらまで来て良かったのかも。
ノンビリと華厳の滝なんて眺めていたら帰りがいつになるか分からなかったなぁ。
いろは坂のカーブに書かれている「いろは」の文字を「いろはにほへとちりぬるを・・・」と追いつつ、坂を下っていきました。
坂を下ったところで国道122号線へと入り足尾方向へと進みます。
ここは足尾銅山で有名なところ。
銅山観光もできるのですが、時間も遅くなってきたので先を急ぎます。
結局、途中適当に寄るところも無かったため1時間ほど走って草木湖のほとりの「道の駅 富弘美術館」まで来ました。
以前、来たことがあるのですがまさか美術館が道の駅になっているなんて! ちょっとビックリしました。
せっかくなので美術館を見学することにします。
ここは、事故で身体が不自由となった事から口でくわえた筆やペンで花の絵を描き、詩をかきそえている星野富弘さんという方の作品が展示されている美術館です。
以前来た時は子供が小さかったこともあり、ゆっくりと詩を読むこともできずに出た覚えがあります。
今回は、ゆっくり、じっくりと一つ一つの作品を見ていくことにしました。
いつもは早々と足を進める息子も、何かを感じたのかしっかりと作品と向き合っているようです。
あらためて良い作品だなぁ、と感じ。
最新作の本を一冊、買ってみました。
この美術館は、草木湖というダム湖のほとりに建っています。
ずいぶんと水かさが減っていてダム湖の底が見えそうな感じです。
紅葉は、まだこれからという感じですが、山間の風景が気持ちをゆったりとさせてくれます。
さて、時間も遅くなってきたので先を急ぐことにします。
なにしろ、行き当たりばったりなのでこの先どのくらい時間がかかるのか全然分かっていないのですから。
わたらせ渓谷鉄道沿いの道を桐生市方面へと進み、途中で国道353号線へと入り、赤城山の裾野をグルッと進んで行きます。
途中の「道の駅ぐりーんふらわー牧場・大胡」に立ち寄る頃にはすっかり陽も暮れて冷たい風が吹いていました。
道の駅にも人影も無く、トイレに寄っただけで車へと戻りました。
そこからさらに進み、赤城インターチェンジから関越道へ向かいます。
途中、ガソリンスタンドへ寄るつもりだったのですがインターの近くには無く、結局赤城高原SAへ入ることに。
給油ついでに夕飯もここで食べることにしたら、なんだか豚のキャラクター「からっ風ブー太郎」が迎えてくれました。
夕食を食べた後は、新潟へ向かい関越道を走ります。
20時過ぎに自宅に着いて今回の小旅行は終わりです。
約500km のドライブでした。
疲れたけど、楽しかった!
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