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2016年10月の2件の投稿

2016/10/31

【街歩き】紅葉を見にウロウロしてきた。 〜その2:大渋滞の観光地と詩の世界へ〜

ロマンティック街道を進んで行き標高が高くなると紅葉するような木々が無くなり、白樺(?)が多くなって白い風景が広がってきました。

そして金精峠へと進みます。

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金精峠のトンネルを抜けると栃木県です。
トンネルの出口にちょっとした駐車スペースがありました。
「眺めが良いのかな?」
そんな事を思いながら車を止めてみました。

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正解でした!
目の前に男体山がドーンと現れます。
この風景は凄い!
みんなここで写真を撮っていました。
更に周囲に目を向けると・・・

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何頭かの猿が食事中でした。
日光で猿が人に危害を加えているというのは聞いていましたが、離れてみている分には大丈夫でしょう。
静かに見ていたら、山の上から集団が駆け下りてきました。
1,2頭が食事をしているのかと思ったら、かなりの数の群れがいたようです。
一斉に山の下の方へと消えていきました。

金精峠から高度を下げつつ進み、湯の湖へと向かいました。

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紅葉がちょうど良い感じでした。
風景もきれいなのですが、時間がちょうどお昼。
「花より団子」
と、いうことで食事のできる場所をさがしたのですが湖畔の食事のできるところは混んでいるようです。
他は温泉街のホテルへ行くしか無いようだったので先に進んで探すことにしました。

戦場ヶ原付近からそれた所にある光徳牧場へ行ってみることにしました。

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光徳牧場にはレストランがあり、食事をとることができます。
ポークステーキと、ハンバーグ、カレーをいただくことにしました。

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美味しい!
肉が軟らかくて食べやすかったし、美味しかった。
ハンバーグもふわっとしていて美味しかった。
・・・でも後で良く考えたら牧場にいたのに「ポークステーキ」だったのか。
まぁ、美味しかったので良いです。

光徳牧場には、当然牛もいて、表の売店では牛乳も売っていました。
これも濃くて美味しい牛乳でした。

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その牛はと言えば、広い牧場のどこかにいるようでレストランの近くでは見つからずガッカリ。
それでも、紅葉と牧場の風景を堪能しました。

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牧場でノンビリとした後は、戦場ヶ原へと向かいます。

ここは、観光地の真っ只中。
お土産物屋が軒を連ね。
駐車場は満車。
トイレは大行列!

それでも、見晴台に行くと見渡す限りに広がる湿地帯に風がそよいでいました。

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振り返ると、人混みしか見えないんですけどね。
その人で混みあうお土産物屋さんを物色します。
美味しそうなものがたくさんあるのですが、昼食を食べたばっかりでお腹がいっぱい。
泣く泣く買い食いを断念して、次の目的地・・・メインの目的地である中禅寺湖、そして華厳滝へと向かいました。

・・・ところが、竜頭の滝では駐車場に入りきれない程の車で埋め尽くされています。
ここの見学をあきらめて先へ進むのですが、ここから華厳の滝まで大渋滞。
ちっとも進みません。
かみさんと、息子はお昼寝中。
ノロノロと車を進めつつ、車窓から中禅寺湖を眺めていました。

華厳の滝に近づくにつれて渋滞が酷くなってきます。
途中、いろは坂への迂回路の看板があったので、華厳の滝は断念。
中禅寺湖も車窓からではあったけど眺めることがで来たのでいろは坂へと進みました。

急な坂道のためこちらも渋滞。
それでも流れてはいるので、早めにこちらまで来て良かったのかも。
ノンビリと華厳の滝なんて眺めていたら帰りがいつになるか分からなかったなぁ。
いろは坂のカーブに書かれている「いろは」の文字を「いろはにほへとちりぬるを・・・」と追いつつ、坂を下っていきました。

坂を下ったところで国道122号線へと入り足尾方向へと進みます。
ここは足尾銅山で有名なところ。
銅山観光もできるのですが、時間も遅くなってきたので先を急ぎます。
結局、途中適当に寄るところも無かったため1時間ほど走って草木湖のほとりの「道の駅 富弘美術館」まで来ました。

以前、来たことがあるのですがまさか美術館が道の駅になっているなんて! ちょっとビックリしました。
せっかくなので美術館を見学することにします。

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ここは、事故で身体が不自由となった事から口でくわえた筆やペンで花の絵を描き、詩をかきそえている星野富弘さんという方の作品が展示されている美術館です。
以前来た時は子供が小さかったこともあり、ゆっくりと詩を読むこともできずに出た覚えがあります。
今回は、ゆっくり、じっくりと一つ一つの作品を見ていくことにしました。
いつもは早々と足を進める息子も、何かを感じたのかしっかりと作品と向き合っているようです。

あらためて良い作品だなぁ、と感じ。
最新作の本を一冊、買ってみました。

この美術館は、草木湖というダム湖のほとりに建っています。

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ずいぶんと水かさが減っていてダム湖の底が見えそうな感じです。
紅葉は、まだこれからという感じですが、山間の風景が気持ちをゆったりとさせてくれます。

さて、時間も遅くなってきたので先を急ぐことにします。
なにしろ、行き当たりばったりなのでこの先どのくらい時間がかかるのか全然分かっていないのですから。

わたらせ渓谷鉄道沿いの道を桐生市方面へと進み、途中で国道353号線へと入り、赤城山の裾野をグルッと進んで行きます。

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途中の「道の駅ぐりーんふらわー牧場・大胡」に立ち寄る頃にはすっかり陽も暮れて冷たい風が吹いていました。
道の駅にも人影も無く、トイレに寄っただけで車へと戻りました。
そこからさらに進み、赤城インターチェンジから関越道へ向かいます。

途中、ガソリンスタンドへ寄るつもりだったのですがインターの近くには無く、結局赤城高原SAへ入ることに。

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給油ついでに夕飯もここで食べることにしたら、なんだか豚のキャラクター「からっ風ブー太郎」が迎えてくれました。

夕食を食べた後は、新潟へ向かい関越道を走ります。
20時過ぎに自宅に着いて今回の小旅行は終わりです。

約500km のドライブでした。
疲れたけど、楽しかった!


2016/10/30

【街歩き】紅葉を見にウロウロしてきた。 〜その1:ロマンティック街道で紅葉を探してみる〜

10月の日曜日。  久しぶりに家族みんなお休みだったので紅葉を見にウロウロしてきました。

目的地は、谷川岳。
ロープウェイで登ったところからの景色が素晴らしいとのこと。
お昼には、焼きカレーを食べる予定を立て。
大トロ牛乳なる謎のデザートがあるとのことでちょっとワクワクしながら出発しました。

ところが、その日の天気は曇り、午後から晴れ間が出てくるというもの。
目指す群馬県境方面は雲で覆われています。
とりあえず関越トンネルを越えてみることに。

関越トンネルを越えたところにある谷川岳PAまで来てみました。

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空を見上げると、太陽が少しだけ顔を出しています。
心配していた雨は降っていませんでした。

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さて、どうしようか。
この先の水上ICを降りると谷川岳はすぐそこです。
陽が出て来たとしても山の上の方は雲がかかったままです。
PAの周囲の山を見るとあんまり紅葉はしていません。
山の上に行ったとしても期待したほど紅葉していないか、雲の中と言うことになりそうです。

ここは、すっぱりと谷川岳をあきらめて別のところへ行くことにしました。
当初建てた計画は全て崩れ去りました。
ここからは、ノープランです。笑。

一応、行き先については案を立ててあります。
ここから草津〜白根山〜長野へと抜けて行くルート。
沼田〜中禅寺湖〜足尾〜沼田と、グルッと回ってくるルート。
どちらも水上の先、沼田ICで降りて行くことがで来ます。

天気の具合を考えると、後者の方が良さそうなので沼田ICを降りて左折、国道120号線を進みます。
ロマンティック街道の旅の始まりです。
ここは、春に息子と二人で来たのですが、かみさんは初めて訪れます。
沼田はブラタモリが来たところで河岸段丘の話で盛り上がった場所。
車内はこの話しで盛り上がり、せっかくなので河岸段丘の段差を降りることにしました。

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急な坂を一気に段差の下へと下りて行きます。
家の後ろの崖の上に見える建物が先ほどまでいた国道沿いに立っている建物です。
かなりの段差です。
肝心の川は、この場所から更に一段下がったところにありここからは見えません。

このまま国道へ戻っても面白くないので、河岸段丘の底を走って見ることにしました。
この先で国道・ロマンティック街道へ戻れるはずです。

やがて、山道に入り狭い道路になりカーブが続きます。
カーブを抜けたところにダムが見えました。
薗原ダムです。

このダムによってできた薗原湖にかかる赤い吊り橋がありました。
「寄ってみようか?」
ちょっと気になったのでこの橋に行ってみることにしました。

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薗原橋という吊り橋の周囲は、紅葉はしていませんが、なかなか景色の良いところでした。
立ち寄ってみて正解。

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湖面にはボートが何艘も浮かんでいます。
全て釣り船です。
橋の上にも釣りをしている人がいました。
湖面から結構な高さにあるのにここから釣り糸を垂れるとはビックリです。
話しを聞くとワカサギを釣っているとのこと。
今日は、あんまり調子よくないようでした。

「この辺でお勧めの場所はありますか?」
なんか、テレビの旅番組みたいな質問をかみさんが聞いていました。
釣りをしていたおじさんはちょっと考えて、
「吹き割の滝がこの先にあるよ。 あとは、国道を登っていくと中禅寺湖に出るからそちらへ行くと良いんじゃないかな」との答え。
地元にはあんまりおすすめする場所がないのかな?
お礼を言って、車へ戻ることにしました。

橋のたもとにはちょっと興味をひくものがありました。

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結構大きなケースがドーンと置いてあります。
野生の猿を捕まえるためのワナだとか。
猿が結構出るのでしょうか?

そして、もう一つ。

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「毒物使用による事件が発生しております」
という看板!
こ、恐っ。

薗原湖から吹き割の滝までは車で 10分程。
春に子供と2人で訪れていたので、寄るつもりは無かったのですが、かみさんが行ったことが無いとの事だったので寄ってくことにしました。

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国道沿いの駐車場に車を置き、土産物屋の並ぶ小路を下っていきます。
こんなところにも大河ドラマのノボリが立っていました。
沼田周辺は大河ドラマで盛り上がっているようですね。

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吹き割の滝は、山の上から水が流れ落ちるような滝では無く、川底の岩盤が削れて滝になったところです。
水しぶきを浴びるようなことは無いのですが、独特な景観が広がっています。

海外からの観光客も多く、中国語なのか、韓国語なのかがあちらこちらで聞こえます。
欧米の方も多く見えているようです。
滝を巡る遊歩道に流れる案内放送は、日本語の他に中国語でも放送が流れているのです。

この渓谷をグルッと一周する遊歩道もあり、春には歩いてきたのですが今日はそちらは回らず、滝の上流から国道へと戻ることにしました。
国道へ戻るとお土産物屋さんが軒を連ねています。

いきなり目の前に囲炉裏でイワナを焼いているお店があり、食べて見ることにしました。

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その名も「いわな庵」さん。

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串の刺さったイワナを頭からガブッといただくつもりでいたのですが、お皿に乗ってお上品に現れました。
それでも頭からガブッといきます。
塩加減も良く美味しい!
ごちそうさまでした。

続いて気になったのはこちら。

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アップルパイの文字に惹かれて店内に入りました。
試食で食べたアップルパイは、リンゴがたっぷり入っていて美味しかった!
早速、お土産に購入。笑。

なかなか、満足して車へ戻り先へ進むことにしました。

国道120号線 ロマンティック街道は、徐々に高度を増していきます。
それと共に紅葉の加減も変わっていきます。
山道を登っていき、栃木県との県境にほど近い丸沼までやってきました。

ここも、ダムによって堰き止められてできた湖です。
「沼」と「湖」と「池」と「潟」の違いってなんなんだろう?
そんな話題でちょっと盛り上がりました。
「沼」というと泥沼のようなイメージがあったのですが、こちらの丸沼は「湖」といった趣です。

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湖岸まで降りてみましたが、風が冷たくて鳥肌が立ってきました。
ここまでくると紅葉もきれいです。
カメラを抱えた人がたくさん訪れていて、いろいろなアングルで写真を撮っていました。
ようやく紅葉を見に来た! という気になってきました。

ここから先は、栃木県境の金精峠を目指し、中禅寺湖へと行ってみることにします。


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