【街歩き】長野をウロウロしてきた。〜その2:長野市民のソウルフードを食べる〜
ここから先は、黒姫山の裾野をズンズンと進んでいきます。
黒姫、古間、と進んだ次の牟礼駅にドーン目をひく物が。
天狗です!
かつて天狗が住んでいたという言い伝えがこの地にあるとのこと。
それにちなんで天狗の像が立っているのだそうです。
予備知識も無くこれを見るとちょっとビックリします。
長野までの間で一番気になるのは、豊野の次の三才駅。
某宗教団体のCMで流れているのを見て、子供が三才になったらここで写真を撮るのも良いかな?なんて事をちょっぴり思ったりして。
駅名標の脇に「三才おめでとう」って書かれているし。
写真に撮れなかったけど、駅の正面には
「三才児ウェルカム」
っていう幟も立っていましたよ!
考えることは同じなんですねぇ。
長野に近づくと車内は大混雑してきました。
通路は立ってる人でいっぱいに。
休日という事もあるのでしょうが、この路線が地元の方々にとってどれだけ重要かって事が良く分かります。
やがて、北陸新幹線の真新しい線路と平行して進むと、長野駅へと到着です。
かつては(今も?)、信越本線、飯山線、篠ノ井線の分岐点で(正確には違いますが・・・)、ここからは、碓氷峠を経て東京方面、直江津方面、十日町方面、松本を経て名古屋や新宿方面へと多種多様な列車が発着していた駅です。
隣のホームには、特急しなの が名古屋へ向けて出発するところでした。
・・・振り子式車両の特急しなの は、高校の修学旅行の帰りに乗った覚えがありますが、グラングラン揺れる車両に酔って酷い目に遭った覚えがあります・・・
現在の車両は、改良もされているだろうし乗ってみたいなぁ・・・汗。
到着した長野駅は、1998年の冬季オリンピックをきっかけに新幹線が通り、改装された駅舎です。
ただ、駅の途中に段差があったり、見た目よりも奥行きが無くて意外に小さいなぁという印象を持ってしまいます。
正面から見るとすごく立派な駅舎なんですけど。
なんだか、どこか、違和感を感じてしまうんです・・・こんな感覚、自分だけだろうか?
ただ、観光客が国内外から大勢訪れているのはやっぱり、観光地なんだなぁと思わせます。
時間もちょうどお昼時なので長野名物を食べに行くことにします。
長野と言えば、お蕎麦!
と、いう感じなのですが調べてみると、長野市民のソウルフードはお蕎麦では無いらしいです。
それならそのソウルフードを食べてみようと、街中へと散策しつつ進みます。
途中、「J2へ!」という旗がたくさんはためいています。
何故?と、思ったらここは 長野パルセイロの本拠地でしたね。
長野と松本にサッカーチームがあるんだから長野県って良いなぁ。
本当に、J2へ、そして長野パルセイロと松本山雅がJ1へ同時に上がったら、ものすごいことになりそうだなぁ。
何て事を思ってしまった。
新潟だったらアルビレックスともう一つ長岡にチームがあるようなものだもんなぁ。
さて、路地裏にひっそりとたたずむこちらのお店が、長野市民のソウルフードを食べられるお店のようです。
「いむらや」さん。
ここの「餡かけ焼きそば」が目的のソウルフードらしいです。
新潟で言えば「みかづき」の「イタリアン」みたいな物でしょうか?・・・違うな。
店内に入ると狭くて、人でいっぱい。
それでも先に注文をして、空いてる席に座るとまずは一緒に食べるべしと言うシュウマイをいただきます。
カウンターだけの席なのですが、カウンターが30cmも無いくらいの奥行き。
シュウマイのお皿を置いたら他のお皿や丼はどこに置くの?という感じです。
これは、うまい!
この店に入って、注文を聞いていると誰もが頼んでいるのがうなずけます。
さて、息子は、安全策(?)をとって、ラーメンを注文。
で、自分は目的の「餡かけ焼きそば」を注文。
あまりにも巨大で(笑。)どこから手を付けて良いか分からなかった。
周りの人の食べ方を見て、見よう見まねで食べ始めます。
とりあえず、上から箸で押しつぶすらしい。
ところが、押しつぶすと堅い麺がバリバリと折れて飛び散ってしまう!
力の加減を変えながら押しつぶしていきました。
次は、調味料。
「ソース」「しょうゆ」「こしょう」と、見慣れた調味料の他に 「酢がらし」なる物が!
ボトルの底に辛子が溜まっている様子。
これを振って混ぜながらジャバジャバと麺の上にかけていきます。
実は、この餡かけ焼きそばの餡。
結構甘めに味付けされています。
自分は、それほど「甘過ぎ!」とは、思わなかったのですが、この酢がらしを大量に(笑)かけることで程よい味にしていくようです。
バリバリ、バリバリと飛び散ることを気にしながら、美味しくいただきました。
完食でございます。
店内は、待ち行列も立ちはじめたのでそそくさと撤退する事にします。
ただ単に観光、と言うことであれば善光寺へと向かうところですが、今日は「鉄道の旅」。
市街地を散策しつつ、長野駅へと戻ります。
ふと、足下に目をやるとこんなところにも長野パルセイロの文字が。
長野市民に愛されているんだなぁ、などと感じてしまいます。
駅前の商店の軒先に燕の巣があったりして。
ちょっと微笑ましいなぁ。
予定よりも早めに着いたのでものすごくノンビリと散策しています。
駅前の書店に寄って時間をつぶしたりして、次の目的地へと向かいます。
目的地は、長野電鉄の長野駅。
JRと しなの鉄道 長野駅の地下にその駅はあります。
まずは、切符を購入。
子供用には「ホリデーフリーチケット」 700円を購入。
これで一日乗り放題なんて安い!
大人用が無いのが残念です。
有人の(笑)改札を通って、ホームへ降りるとそこは・・・。
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