【街歩き】星空と芸術を巡る その4 〜2つの日の出と里山の風景と〜
坊ヶ池の写真を撮ろうとテントサイトから更に下ったところにある池の畔へと降りていきました。
こちらは、まだ日の出前の静寂に包まれています。
やがて、対岸の木々の間から朝日が差し込み、それが湖面にも反射してあたかも2つの太陽が昇ってくるような不思議な光景を見る事がで来ました。
下の写真をクリックすると、連続で日の出の様子を見る事がで来ます。
空へ登っていく太陽の後を追うように池の中へともう一つの太陽が現れます。
こんな光景を独り占め!
今日も良い日になりそうな予感がします。
それまでのヒンヤリとした空気がここで一転。
朝日が昇ると同時に気温も一気に上がっていく感じがします。
太陽の力を感じる一時でもあります。
今日も暑くなりそうだな。
テントへ戻り、ようやく起きてきた息子と二人で朝食を作り始めました。
今日のメニューは、フレンチトースト、野菜炒め、スープとサラダ。
デザートのヨーグルトにドリンクはカルピス。
焦げ目は気になりますが、おいしい朝食で息子も満足だったようです。
良かった、良かった。
朝食後は、すぐに撤収作業をし、キャンプ地を後にしました。
とは言え、2日目の今日はほぼノープラン!
松之山に気になるところがあるのでそこへ行ってみて後は野となれ、山となれ。
そんな感じで移動を開始します。・・・こんな感じなので地図も持っていないという!
iPad を持って行ったとはいえ肝心のネットには繋がらないし。
おおよその方向と道を頭にたたき込んでいたのでそれだけが頼りです。
・・・それでもネットの繋がるところを見つけて Google Map で位置確認はしましたけど。
清里から牧へ抜ける山道を走り始めると見るもの全てが美しくて見とれてしまいます。
特に棚田の広がる風景は心が癒やされる感じがします。
気になる風景があると、車を止めて写真を撮る、という繰り返し。
全然急ぐ気なんてありません。
2車線の国道を走っていたと思ったら、急に車一台がやっとという道になったり、つづら折りの坂道になったりと気の抜けない道ばかりですが、それが逆に楽しくてしょうがないのです。
あるカーブでは、あるはずのカーブミラーがありません。
良く見ると 草に覆われて鏡の部分だけ見える状態になってたりして。
ホント、楽しい事ばかり。
前日、高田公園できれいな蓮が咲いていたのですが、写真に取り忘れてちょっと悔しく思ってました。
でも、こんな山の中にも蓮池が有り、きれいな花が咲いていました。
2、3の峠を越えて安塚へと入っていきます。
すると風景が一転して、昔の街道筋のような家並みが現れました。
一度は通り過ぎたのですが、どうしても気になったので戻ってみました。
どっしりとした、風格のある家並み。
豪雪地で長い間この地に建っていたからこそ出てくる風格なのでしょう。
ホント、絵になります。
この家並みの後には、この地を見守るかのように大きなお寺が構えています。
こちらにも引き寄せられるように境内へお邪魔し手を合わせてきました。
お寺の門前に書かれたこの文章。
ちょっと、クスリと笑ってしまいました。
良いなぁ、このゆるい感じ。
そう言えば、今朝はパンだったなぁ。米屋じゃないけど。
安塚を過ぎて、再び棚田の広がる山道を上り下りを繰り返し、風景を楽しみつつ松之山方向へと進みます。
そろそろ、お昼も近くなってきたので、松代へ抜けてお昼を食べて、それから松之山へ行こうか?
そんな事をぼんやりと考えていた時に訪れた場所で今回の旅の方向性が決定づけられる事になりました。
それは・・・。
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