« 2014年11月 | トップページ | 2015年1月 »

2014年12月の12件の投稿

2014/12/30

伝える事の難しさ。

某 Facebook で陸前高田の一本松の前でポーズを取る若者にカメラを渡されたけどシャッターを切れなかった。という話が載っていました。


そこに寄せられたコメントを見ると若者達に批判的な話が続いていました。

まぁ、当たり前の反応だろうなと思います。
「ここは観光地では無い」
「ここで起きた事をちゃんと考えてるのか?」
批判する人の気持ちは分かるつもりです。

では、彼らはどういう顔をして写真を撮ると良いのでしょうか?
悲しい顔でしょうか?
悩んだ顔でしょうか?

自分も被災地でカメラを向けるといつも悩みます。
写真を撮ることが良いことなのかどうかと。

今、被災地を訪れる人にとって、ボランティアとか、慰問で行く人で無ければその地は間違いなくそこは「観光地」なのだと思います。
広島や、沖縄と同じように。
そうなりつつあるのだと思います。

では、広島や沖縄で行われているように彼らに、そこで起きたことをきちんと説明している人がいたのでしょうか?
そこが、こういう所で、どういう事がおきた所だと。

テレビ等で報道されていることを見ると一本松は東日本大震災の象徴としてレポーターがにこやかに紹介しています。
「東北へ来てください。東北の被災地を見てください」
その言葉を受けて訪れた人が、一本松の前で笑顔で写真を撮るのはごくごく有り得る事では無いでしょうか?

3年前のことだから知っているだろう。
ではなく、きちんと起こった事を伝えることのできる仕組み。
そんな施設なのか、ボランティアの案内人なのか、そういう仕組みが必要なのではないでしょうか?

閖上に行った時。
震災の後「閖上」という場所をネットで見聞きしていた自分と、当日連れて行かれたかみさんと子供。
当然、その場所で受けた印象は違った物でした。
塩釜、松島そして石巻へ行った時も。
でも、それで良いと思っています。

ピースやポーズこそとらなかったものの、笑顔で写真に収まる子供。それは悪いことなのだろうか?
被災した建物を撮って回ることはどうなんだろうか?
悩まないわけではありません。
それでも自分が歩き回り、その目にした記録として写真を撮っています。
それは、ある種の「観光」なのでしょう。

地元の人にしてみれば被災地という意味では気持ちの良いことではないのかもしれません。
しかし、そこを訪れる被災地と関係の無い人との間には大きな感覚の差があるのだと思います。
その差を埋める仕組みを考えながら、復興というものをすすめなければいけないのではないでしょうか?

そんな事をふと、感じてしまいました。

所詮お前は部外者だ。
と、言われればまさにその通り。
部外者の戯言なのでしょう。

ただ、うちの子に「閖上ってどんな所だか判った?」と聞いたら。
「津波のあったところでしょ」と、返答があった。
それは、ビデオや写真やそういう「伝える」施設が合ったからだと思う。
そして少しずつそういう事を見せて、何が起きてどうなっているのかを伝えるのが自分の役目だと思って、子供を連れて足を運んでいます。
自分の役目は、まずは自分の子供に、家族に伝える事だと、思いつつ。

一本松で写真を撮っていた彼らも、何か思うところがあってその場へ行ったのだと思う。
そして、きっと感じた事もあったのだと思う。
その何かを消化できる手助けがあれば、こんなにも批判を受ける事はなかったのだと思う。

そう、信じたい。

いつの間に Google でこんなサービスが!

昨日注文した Stich-on の鞄。早速、amazonから「発送」のメールが届きました!

ま、発送したばかりだからまだ配送センター止まりだろうなとは思う物の、ついつい問い合わせ番号でどこまで来たのかを調べてしまいます。
で、ヤマト運輸を検索して。
荷物の問い合わせページを開いて。
番号を入力。
検索。

と、ここまでは今までのやり方。

今日「ヤマト運輸」とググったら画面の上に見慣れない言葉が・・・。
「伝票番号に「ヤマト」を付けると宅配状況が検索できます (例)ヤマト 99999999999」

何!
早速やってみたら配送状況が検索できる!
もしかして、と思い
「佐川 ************」
と入力したら、佐川急便の配送状況になった!
「ゆうぱっく ************」
と入力したら、ゆうパックの配送状況になった!
当然、どちらもヤマトの伝票番号は登録されていないけど。

Googleさん、いつの間にかこんな事も検索できるようになってたんですねぇ。
ビックリ!

2014/12/29

トヨオカカバン

何故か、鞄屋で鞄を見るのが好きです。

だいたい、今まで「ブランド」とか「メーカー」とか気にした事無かったのに何がきっかけでこんな事になるんだろう?
自分の心境の変化が不思議でなりません。
モールなんかに行くと、とにかく鞄を見てしまう。
買うわけでも無いのに、気になってしまう。

ノーマディックとか BuggyPort が好きでもしも買うならどちらかだなと、思っていました。
ここにきて今まで通勤で使っていた鞄、ノーマディックの AW-05 がボロボロになってきました。
この鞄、ASCII とのコラボで製造されたのですが、一目惚れで発売とほぼ同時に買ってしまったという代物。
水筒を入れるポケットなんかも有り、カメラの持ち運びにも便利だったのでかなり重宝していました。
でも、外装が剥がれてきて、かみさんから「みっともないから持ち歩かないで!」とまで言われてしまった。
外観だけボロくなっただけで、まだまだ使える良い鞄なんだけどなぁ。

でも、かみさんの許可(?)がでたと勝手に解釈。
後継品を探してあちこちの店や、ネットを徘徊していろいろ眺めていました。

で、鞄を買うぞ!と、思いつつもメーカーは2択で検討していたのですが。
メーカーとか、ブランドっていっぱいありますね。
なんで2択だったんだろう?とか思い始めた。
・・・でもこの2社は好きなんですけど。

きっかけは、某スーパーで見つけた鞄。
結構しっかりした作りのショルダーで、使い勝手も良さそう。
値段がちょっとお高目なのが残念。
でもタグに記載された「豊岡鞄」という文字。
妙に惹かれてネットで調べたら、兵庫県豊岡市って、鞄の産地なんですね。
そこの地域統一ブランドが「豊岡鞄」なのだそうです。
知らなかった。
で、調べた結果気になったブランドが衣川産業と言うメーカーの Stich-On というブランド。
なんだか使い勝手の良さそうで、カジュアルな鞄を製造販売しています。
「国産」ってのがちょっと胸をくすぐります。

でも、ちょっと高目だなぁ。と躊躇していたのですが・・・。
Amazon の Winterセールと、クレジットカードのポイントを Amazon のギフトに交換して半額位で手に入る事が判ったので思わずポチってしまいました!

Stich-on No.52167 カプセショルダー縦型S

本当は、ノーマディックのセール品を狙っていたのですが、現物が防水タイプで素材がゴムっぽい感じなのが今一気に入らなくて、悩んでいたのです。
でも、買っちゃった!
年明け早々に届きそうで楽しみ!楽しみ!

通勤用と普段使いの両方で使ってみて、その後使い方によっては、財布が入る程度のワンショルダーを買っても良いし・・・などといろいろ企んでみたりして。

年末に、ちょこっとだけ浮かれ気分です。

餅は餅屋へ

今日から年末のお休み。
でも、会社の携帯を持っているのでお客様からの問い合わせの電話が回ってくる事があります。


今日も、ノンビリしていたら携帯が鳴りました。
急いで電話に出ると年配と思われる方が名前も告げずに突然、でもノンビリとした口調で話を切り出されてしまった。

「おたくの商品で なめらか餅 ですけどね・・・」
商品?
なめらか餅?
うち、技術屋なんですけど。

「どちらにおかけですか?」
と、聞くと
「**の切り餅でしょ」
と、某有名餅屋さんのお名前が。
「違うの?***-***-****じゃないの?
「違いますよ」
「えっ、違うの?」
ツー、ツー、ツー・・・・。
今思うと、謝りもしないで電話を切ったな。

まぁ、何て事は無い間違い電話だったのですが。

まさに「餅は餅屋へ」と言うお話。

オヤシラズの不必要性

オヤシラズを抜いた後の抜糸に行って来ました。

抜糸自体は大した時間もかからず、するするって感じで糸を抜いていきます。
で、抜き終わって先生が一言。
「では、反対側の予定ですが・・・」
今回右の上下を抜いたので、さっそく左を抜きましょうと言うお話。
右は、真横に倒れていたので抜く事にしたのですが、左は一見普通に生えてます。
以前、看護師さんに聞いた時はなんとも煮え切らない回答だったのでまた聞いてみました。
「抜く必要ってどれくらいあるんですか?」と。
さすがに先生はちょっと違う。
「写真を撮ってみましょう」と、オヤシラズの写真を撮ると
「ここと、ここがくっついていますね。磨きづらく、磨き残しになるのでいずれ虫歯になります」
との事。

何となく、説得されたような感じ。
結局、磨きづらいから抜きましょうって事らしい。
調べると、悪さをしなければムリに抜く必要もない。らしいけど。

なんだか歯の詰め物に来ただけなのにあれよあれよという間にオヤシラズ4本抜く事になってしまって。
まだ、頭のどこかで納得していないような変な感じでした。
帰り道、自分の口の中を指でなぞって、左下のオヤシラズだけ内側に曲がっていてかみ合っていない事を今頃確認しました。
これなら抜く必要もあるのか。と、納得。

もしも、先生がこの事を指摘してくれたら、もう少し納得したんだけどなぁ。
いずれにしろ、年が明けたら残りのオヤシラズを抜く事になりました。

右の親知らずを抜いて縫合している間はなんだか食べづらくてお粥とか雑炊とかばっかり食べていましたが、抜糸したとたんバリバリ食べれるようになったのは嬉しい。

まぁ抜く事は決めたので、お任せしますよ。先生。


2014/12/28

【街歩き】仙台をウロウロしてきた2014 〜その5 閖上リベンジそして地底へ〜

動物園を出てちょうど昼時になったのでお昼を食べに行きました。

前日の閖上ではちょっとの所で「浜や」さんの海鮮を食べる事ができなかったので、今日はリベンジです!
とは言ってもこれから閖上に行くのではなく「浜や」さんのアスト長町店が近いのでそこへ行ってみる事にしました。
タブレットに Google Map を表示して「浜や」で検索したところ長町駅の裏辺りを差しました。
で、そこを目指して進んでいたのですが、その後「アスト長町」を検索したところ長町の隣駅、太子堂駅付近を指します。
おかしいなぁ?さっきのは間違いだったのか?と、長町駅前を右折して太子堂駅を目指しました。
そして、太子堂駅前で「アスト長町」の標識通り左折し東北本線のガードをくぐると・・・。
「アスト長町」の表示が無くなったのです。
「エッ?」と大通りをウロウロしてモールらしい建物を探しました。

すると突然仮設住宅が目の前に飛び込んできました。
あぁ、昨日の閖上の人達はきっとこの辺りに住んでいるんだろうなぁ。
もし、神様がいるのだとしたら自分にこれを見せたかったんだろうか?
・・・ふとそんな事を思ってしまった。

で、「アスト長町」。 モールとか複合施設とか思っていたら、この辺り一帯の地名だったんですね。
その事にビックリ!
あすと長町 というのが正式らしい。
結局、長町駅まで戻って「SRG Takamiya Sports PARK」という複合施設へ到着です。

Sdsc04859

ここは、テニスコートやフットサルコートに併設して飲食店が並ぶ施設です。
フットサルはラモス瑠偉がコーチをしているらしいです。
で、前置きが長くなりましたが「漁亭 浜や」さんに到着です。

Sdsc_0227

注文したのはもちろん海鮮。
「浜やの浜丼」

Sdsc04857

「いくら丼」

Sdsc04855

そして店員さんがお勧めの「海鮮ちらし」

Sdsc04854

どれも美味しかったぁ!
やっぱり来てみて良かった。
「閖上」という場所が海と共にあったんだなぁ。と、感じました。

さて、午後はちょっと変わったところへ行こうと思います。
それは、地底の世界!

それは、長町駅から車で5分ほどの所にある「地底の森ミュージアム」です。

Sdsc04860

名称からして、どんなところ何だろう?と、興味津々。
入口を入ると目の前に建物があるのに、通路は地下へと階段を降りていきます。

Sdsc04862

結構階段を下りてきたところに・・・。

Sdsc04864

秘密の入口が・・・・って、全然秘密ぢゃないし!

Sdsc04863

この入口をくぐると、突然ホワイトアウトに!

ここは、約2万年前の氷河期の森が発掘された場所で、その森の木々が眠っている場所です。
地下水が木々を覆いそのままの形で残っていたのだそうです。
その為、館内は湿度が高く、メガネが一気に曇ってしまうのですよ。
で、ホワイトアウトになるので受付の方がメガネふきを出してくれたりして。
メガネをかけていない人にはどって事ないんですけどね。

受付からさらに下がった所にあるのがその 2万年前の大地です。
それが、これ。

Sdsc04865

Sdsc04866

木の幹は残っていませんが、根っこの部分はしっかりと残っています。
何の説明も無く見ているだけだと、あぁ昔の木があるのか・・位の感想になってしまいます。
でも、ボランティアの方が一つ一つ丁寧に説明をしてくれます。
これは聞いておいた方が良いですね。でないと、さっぱり意味が分かりませんから。
例えば、当時の人間がたき火をした跡だとか、実は学校を建てるために削った跡だとか。
空気に触れてカビが生えた場所だとか。
説明の映像もあるのですが、きちんと説明してくれるのでとても判りやすかったです。

そして、ここで発掘された木々の種類を元に氷河期にはえていたであろう木々を施設の周りにうえたのだそうです。それが氷河期の森です。

Sdsc04868

Sdsc04872

森の中に池があったのですが、最近「釣り」にはまっている息子は走っていって池の中を眺め回していました。
どうやら魚はいなかったらしいです。

Sdsc04871

思った以上に楽しめた「地底の森 ミュージアム」でした。

だんだん、陽も暮れて暗くなってきました。
そろそろ、新潟へ帰らなければ。

Sdsc04874

例年は、天皇誕生日前後で日程を組むのでどこへ行っても大混雑!っていう感じでした。
でも今回は日程の都合で早めにページェントの開催2日目に行きました。
その為か、比較的例年に比べてすいている印象でした。
日程をずらすとこんなに楽に移動ができるのかな?
来年からはそんな事も考えながらページェントを見に行こうかなと思いました。

地底の森ミュージアムを後にして、途中の菅生PAでお土産を買いつつ帰路につきました。
夕食を食べた磐梯山SAには、クリスマスを前にサンタファッションの赤べこが!

Simg_20141214_192844

この白い物は、髭なのか?雪なのか?
どちらにしても、目が見えていないんですけど・・・

今回は、閖上を中心に仙台を回ってみました。
石巻へ行った時、塩釜、松島を回った去年、そして今回の閖上。
仙台は、「復興バブル」で盛り上がっている。というのが外から見ている人の感想です。
実際、仙台は人が集まり、盛り上がり、にぎやかで、以前と変わらない様相、むしろそれ以上の何かを感じさせてくれました。
でも、一歩その外側へ行くと一気に3年前に戻ってしまうような気がします。

閖上のあのまっさらな風景。
まだ、何もなされていないというあの風景。
あの風景が今回、強烈に頭に焼き付きました。

少しでも、「東日本大震災」について気にしている人がいるのならば。
この地は訪れるべき所です。
もちろん、この地だけではなく、訪れるべき「被災地」というのはたくさんあります。
そして、「被災地」の間に徐々に復興の足並みのバラツキがでてきているのだなと、感じた今回の街歩きでした。

2015年は、被災した人々が幸せに過ごせる年になりますように!
と、願わずにはいられません。

【街歩き】仙台をウロウロしてきた2014 〜その4 冬の動物園〜

翌日は、八木山動物園へ行く事にしました。 よく考えたら前回は震災前に行ったきり、久しぶりの動物園が楽しみです。

朝起きて、取りあえず食事へ。
ホテルの朝食バイキングで中華粥なんか頂いてみました。
なんか昨日も食べたような気が・・・。

比較的ノンビリと過ごしてホテルを後にしました。
八木山へ向かう道は、地下鉄工事をしているため大きく迂回。
東北大学のキャンパス内を登っていきます。
そろそろ駐車場の入口があるんだよなぁ、と思いつつ何か建物の工事をしているなぁと通り過ぎたところが入口でした。
地下鉄の駅ができるんですね。

あわてて戻りつつ駐車場へ。
さすがにガラガラの駐車場に車を止めると立派な建物がドーンと建っていました。
ビジターセンターらしくここが入口になっています。
以前はこの入口は「裏口」的な立ち位置で小さな売店がポツンとあるだけだったと記憶していたのですが随分変わったなぁ。
地下鉄ができたらこちらがメインの入り口になるんでしょうね。

クリスマスリースがお出迎え。

Sdsc04809

以前通った事のない小道を進むと、なんとベーブルースが立っていました!

Sdsc04814

Sdsc04813

来日初ホームランの落下地点って、どこから飛んできたの?
東京?エッ?
こんな山の上でどういう事?

後で資料を見たら、動物園ができる前は野球場があったらしくそこでの試合で打ったそうです。
そりゃそうだ。

さて、冬の動物園は入場者がかなり少なく、ガラガラです。

Sdsc04844

落ち葉も凍ってるし。

Sdsc04848

この日は気温も低くものすごく寒かった。
どれくらい寒いかというと・・・

母猿は、子猿を抱いて暖取ってるし、

Sdsc04820

トラなんてまったくやる気無しだし、

Sdsc04821

プレーリードッグなんて、体調不良で出てこれないし。
それでも元気なのもいて、毛皮を着込んでるリャマなんて元気。

Sdsc04846

でもずっとこっちをジーーーーーって見てるんだよね。

Sdsc04845

ヘビなんて、三つ編みになってるし。

Sdsc04849

一番元気だったのは、さすが白くま。

Sdsc04825

Sdsc04829

冬の動物園も楽しいです。
楽しいけれど、寒い!
動物に癒やされ、堪能したのでお昼を食べて、午後から別の場所へ行ってみます。

2014/12/24

すべてがFになる

ドラマ「すべてがFになる」の最終話「有限と微少のパン」を見ました。

かみさんが隣で「ナニコレ?」「ナンデ?」・・・・。

原作を読んでる人間と、読んでいない人間の差だとは思うけど。
もしくは、理系と文系の差?

このシリーズが妙にはまって見てました。
たぶんはまるのはある一定の人かもしれない。

文系とか理系とか言うわけでもなく。
森博嗣ファンというわけでもなく。
S&Mシリーズファンというわけでもなく。

森博嗣の小説を読み。
S&Mシリーズを読み。
かつ、このドラマがツボにはまる人。

うーん、うまく説明ができないなぁ。

武井咲も綾野剛もすんなり受け入れて、S&Mシリーズを受け入れられる人。
・・・あぁ、この時点でドラマを受け入れられる人になってしまうのか。


武井咲がすごいと感じた。
所々、どうなの?ってのも確かにあったけど。
表情の使い分けがすごいな、と。
メイクのおかげかもしれないけど。
普段のハッチャけた感じと、死にたがるやつれた感じ。
このドラマと、るろうに剣心の時の雰囲気。
結構使い分けている気がします。

単純に楽しんで見ていました。
続編はどうなんだろう?
このシリーズ、深入りするとますます分けわかんなくなるからなぁ。

2014/12/21

【街歩き】仙台をウロウロしてきた2014 〜その3 光のページェントと映像作品と〜

ホテルで一休みした後、本日のメインイベント、光のページェントへ向かいます。

と、その前に腹ごしらえ。
仙台へ来たら牛タン!と、言う事で「利久」へ行きました。
先ほどまでの厳かな雰囲気とはうって変わって楽しんでいます。
ギネスなんか飲んでみたりして。

Simg_20141213_180301a

牛タンカレーなんか食べてみたりして(息子が)。

Sdsc04788

柔らかい牛タンなんか食べてみたりして。

Sdsc04789

御飯もテールスープもしっかり食べて。

Sdsc04790

大満足!
お腹も満たされてようやく定禅寺通りへ!
何だか巨大なイルミネーションがお出迎え。

Sdsc04791

そして光の中へ吸い込まれていきます。

Simg_4211

Simg_4206

Simg_4204

いやがる息子と写真なんか撮ってみたりして。

Sdsc04800

建物の中にページェントが!

Simg_4207

ただ、今回はページェントだけが目的では無かったんです。
定禅寺通り沿いのせんだいメディアテークへと向かいます。
ここで初めて上から見下ろすページェントを体験しました!

Sdsc04806

そして、目的はこれ。
記録と想起・イメージの家を歩く

Sdsc04805

展示スペースはそれぞれ部屋になっていて、部屋毎に作品が展示されています。
その作品は、震災をモチーフにした映像。
先ほどまでいた閖上の映像も作品の中に映像として映し出されていました。

Dsc_0221

Dsc_0223

Sdsc04807

Sdsc04808

仙台メディアテークの開館時間が 22時までだったのでノンビリしていたのですが、この展示は 20時まで!
それぞれのビデオをじっくり見ている暇も無く、最期は慌ただしく部屋を巡り、出てきてしまいました。
時間があれば、それぞれの作品をじっくり見たんだけどなぁ。
それでも訴えかけられる物はかなり大きく感じました。

ここで息子が疲れたみたい。
この後、勾当台公園に設置されたイベントスペースへ行きたかったけど断念。
ホテルへ戻ってユックリする事にしました。

明日は、動物園を散策するつもりです。

【街歩き】仙台をウロウロしてきた2014 〜その2 閖上〜

閖上には日和山という小さな山があり、震災の慰霊碑が建っています。

日和山は、ゆりあげ港市場からほど近いところにあります。
山、というよりは大きなお椀に土を詰めてひっくり返した様な感じです。
その上に小さなお堂が有り、閖上の地を見守っていました。

Sdsc04767

Sdsc04769

Sdsc04770

祈らずにはいられない。
本当にそんな場所です。
その小高い日和山から 360度見渡せるのは「無」。

Sdsc04772

Sdsc04774

本当に、何もかもが飲み込まれ、流されていったんだなぁ。

Sdsc04775

Sdsc04777

神社の方に少しだけお話を聞きました。
この辺りは、隙間が無い位住宅が密集していたのだそうです。
それが、この状態に。
震災の時、日和山に逃げてこられた方もいらしたのでしょう?そう訪ねたら、
近所のお年寄りが避難してこられたのだそうです。
一時避難所になっていたのと、誰もが集う公園だったからだとか。

Sdsc04781

「でもね。」
その方はさらに話を続けます。
「あの松の木の上まで津波が来たんです。」
それまで笑顔で閖上の話をしてくださった同僚の方がその言葉を聞いた後、そっと涙を拭いていました。
それがとても印象的で、そういう土地なんだという事が強く胸に残りました。
それまで陽が差しそうな天候だったのですが、急に風が吹き横殴りに雪が降り始めました。
「ここは天候が変わりやすいんだよね。」
そう言いながら笑顔の巫女さん。(巫女さんなのかな?)
神社の境内のプレハブ小屋の中で、笑いながら、気さくに応対して頂いた方の笑顔に救われた気がしました。

日和山の隣に震災の慰霊碑が建っています。
植物の芽生えをイメージして作られた慰霊碑は、雪が降りしきる中で静かに建っていました。

Sdsc04780

その傍らには、魚の加工場だったと思われる建物が、ひっそりと建っています。
あの日の事を忘れてはいけない。
そう訴え続けているようでした。

Sdsc04782

先ほど神社でお話を聞いた時、「川の向こうは土地の買い上げが始まったり、家を建てる許可が出て少しずつ人が戻りはじめているんです。」と聞きました。
名取市内へ向かう途中、更地の中を進んで行くのですが橋を一つ渡ると新築の家が少しずつ見えてきました。
先ほどの話はこういう事なのか。と、感じました。
ただ、
「川から海側は危険地区に指定されたので家を建てる許可は出ないんです。いずれ公園にする予定みたいですが、いつになるのか・・・」
との話も。
閖上の人々にとって、戻りたくても戻れない事情があるんだな。と、我々には判らない苦労があると感じて閖上の地を後にしました。

新潟を出る時、大雪が降っていたので子供は長靴で来たのですが、さすがに雪が無いところで長靴は恥ずかしいと言い出しました。
しょうがないなぁ、と近くのイオンへ靴を買いに行く事に。

さて、イオンの名取店。
どこにでもある巨大店舗ですが、ここはさすがに活気がある。
先ほどまでいた閖上の風景がウソのようです。

Sdsc04786

駐車場に入りきれないほどの人が集まっています。
実は、このイオンの近くに閖上さいかい市場といのがあります。
来る途中に見えたのですが、寄る時間がありませんでした。残念。
こちらは平日も営業しているようなのでここで食事しても良かったかもしれませんね。
良く見たら 浜や さんも営業しているし。

意外に、イオンで時間を使ってしまいました。
息子は「なんでここまで来てイオンで買い物なの?」と、ブツブツ。
・・・イオンカードがあったからなんだよ。

靴も買ったので仙台へ向かう事に。
夕方の大渋滞で 4号線が混み合っています。
まぁ、夜のイベントを見に行くので焦らず進もうと思います。


【街歩き】仙台をウロウロしてきた2014 〜その1 閖上漁港〜

今年も我が家の恒例行事、仙台の光のページェントを見に、出かけてきました。

当初、朝早く出て昼間は去年チラッとだけ寄った塩釜を散策するつもりでした。
しかし、朝出るのがちょっと遅くなりそうだったので行き先を変更して仙台の近場で寄り道してから仙台市内へ向かう事にしました。

「閖上」

この地名は、震災後何度も目にした地名でした。
2011年6月に高速道路で近くを通ったのですが、その後行く機会も無くいつかは行こうと思っていた場所です。
今回は、その閖上に行ってみる事にしました。
ゆりあげ港市場が再開して、食事ができるらしいので美味しいお昼御飯を食べに行く。
と、その時は安易に考えていました。

朝、新潟から高速に乗って一路仙台を目指します。
この日は前の週に引き続き朝から大雪が降り、高速道路が止まらないか心配でした。
が、会津を越えれば問題ないだろう、と出発。磐越自動車道は通行止めも無く磐梯山SAまでやってきました。
ここまでは、ずっと雪!
さすが会津の冬は雪深い。

Img_20141213_110722a

会津を過ぎて中山峠を越えると一転して雪の無い世界になります。
東北道へ出て北上、菅生PAで休憩して仙台東部道路へ向かいます。
名取ICで降りて海岸の方へ進んで行きました。
道路には、ダンプカーが多く行き交い、その荷台には「震災」「復興」「復旧」の文字が掲げられています。
震災からの復旧作業がまだまだ続いている事を実感しました。
閖上へと向かう道路の周囲は津波の爪痕が残ってはいるものの車の往来も多く、そこに「生活」がありました。
少しずつ復興へ向けて進んでいるんだな、と感じる風景でした。
それでも、人のいなくなった空屋、廃墟も点在しています。
やがて道路は閖上の入口へ。
五差路になっていて、幹線道路が横切った先が二股に分かれています。
右方向が車の出入りがあって目的地の市場のある方向に向かっているようだったのですが、何故か気持ちは左へ。
迷う事無く吸い寄せられるように左方向へ進んで行きました。

津波の被害を受けた建物が増えてきたなぁ・・・そう思った次の瞬間。
何も無い平原のまっただ中に出てしまいました。
その平原の真ん中にポツンと建つお寺。

Img_20141213_130136a

思わず、車を止めて周囲を見渡しました。
片側に堤防がある以外はずーっと何も無い空き地が続いています。
そして、所々にたたずむ廃墟。

Sdsc04750

Sdsc04751

しばらく、呆然としてしまいました。
あれからもうすぐ4年になろうとしているのに。
ここは3年前からどれくらい変化したんだろうか?
「あの時のまま」
その時はそんな言葉が浮かんだけれど、そんな簡単な物じゃない。
むしろ別の何かに変わりつつあるのかもしれない。
多くのガレキで埋め尽くされたであろう場所はすでにガレキが撤去され、雑草が伸びていた。

足下を見ると、何も無い空き地と思ったところには家の土台が並んでいます。
あの日より前に、どれほど多くの人がここに住んでいたのだろう?
そして、あの日を境にどれほど多くの人を、物を失ったんだろう?
改めて、桁外れの出来事がこの地に起きたのだな、と感じました。

気を取り直して、お昼を食べに行きます。
閖上港市場が再開しているとの話をネットで見て、そこで美味しい海鮮を食べようと思ったのです。

Sdsc04752

ゆりあげ港朝市は日曜、祝日に開催されるらしく、土曜日のこの日はシャッターが降りたままです。

Sdsc04753

ただ、その一角にあるメイプル館は、平日、土曜日も開館していて、お土産を買ったり、食事をする事ができます。

Sdsc04762

Sdsc04763

その中の「漁亭 浜や」さんがお目当ての場所。
・・・だったのですが、13時頃入ったらすでに「終了」の文字が!

今回は海鮮をあきらめて「上海邨」さんで中華粥を頂く事に。

Sdsc04754

Sdsc04757

自分は海鮮粥と水餃子をを頂き、子供とかみさんはお粥と餃子の付いたランチを頂きました。
シンプルだけどなかなか良いお味!美味しかったぁ!

店内には震災時の様子をビデオで流していたり、写真が展示されていて震災の記録をアピールする場にもなっているようです。

Sdsc04759

またその一角には「お茶っこ in 名取 手芸品」という、被災地の方々が集い、作成した手芸品が展示してあり、金額に応じて作成者にもお金が渡る仕組みになっているようです。

お土産代わりに、黒バラのり、ラスク、そしてブックカバーを購入しました。

Sdsc04761

Sdsc04766

些細な事だけど、お役に立てれば良いな。

本当は海岸を見たかったのですが、柵があり工事関係者しか行けないようになっている感じ。
目の前は名取川の河口で横に広がる広浦。
かつてはカワウの生息地で多くの野鳥が集まる所だったようです。
船着き場も有り、きっと、活気のある漁港だったのでしょうね。

Sdsc04765

Sdsc04764

広浦の反対側には工事車両が見えます。
ガレキ処理なのか、復旧工事なのか判りませんでしたが、作業車が何台も行ったり来たりしていました。

さて、お腹も膨らんだのでもう少し閖上を散策して、名取へ向かおうと思います。

オヤシラズ

先月、歯の詰め物が取れたので約20年振り位に歯医者へ行きました。

治療が終わった後、「おやしらずはどうしますか?」と、聞かれた。
4本とも生えているのだが,一本だけ真横を向いていて気にはなっていたのです。
が、看護師さんは「歯のケアが大変ですよ。」とか、「磨きづらいですよ」とか、
「磨き残しがあると虫歯になりますし」とか言うだけ。
「抜いた方が良いのですか?」と聞いてもなんだかのらり、くらり・・・。
最近の医者は「抜きなさい」とか決めつけて話をする事がないとは聞いていたけど
急に出て来た話でこちらも判断が付かない。
たぶん、10分位そんなやりとりをしていた気がするけど、どうせ横になっているし
いいや抜いてしまえ!と決定!
4本とも一度に抜くのか?と、聞いたら一回では上下一本ずつだと言う。

で、昨日右奥の親知らずを抜いてきました。

まずは、真っ直ぐ生えている上の歯。
麻酔で感覚の無くなった口の中に治具を突っ込んでグリグリやっていると、
「パキッ!」
と、頭の中で音がした。
で、口の中にコロンと何かが転がり、あ、歯が抜けたんだと判った。

次に下の歯。
今度は真横なので簡単にはいかない。
たぶん、メスで歯茎を切った後、歯を真っ二つに切って抜き出しているみたい。
チュイーンというノコギリ(?)が回る音が頭の中で響いている。
そして、また治具を突っ込んでグリグリ、「パキッ!」。
無事下の歯も抜けました。
最期は縫合。口の中で糸が行ったり来たりと変な感じ。

予想よりすんなり抜けて、痛みもあんまり無いので良かった。
今まで爪楊枝が必須だったけど、今度からはあまりいらないかな。

・・・今日は、おとなしくお粥を食べてます。
普通に食事をすると、歯を抜いた右奥でかんでしまいそうでちょっと怖い。

早く、この軽い痛みが無くならないかなぁ。

« 2014年11月 | トップページ | 2015年1月 »

2022年1月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ