【街歩き】金沢市内をウロウロしてきた。 〜その1 茶屋街を歩く〜
新潟を5時頃出発して、北陸道をひたすら南下していきます。
「天気は雨」との予報だったのですが、富山までは明るい空が広がっていて何か今日は良い天気!という予感がしました。
有磯海SAで、こんな感じの空でした。
が、富山市を過ぎたあたりから一天にわかにかき曇り大雨!
倶利伽羅峠を過ぎると雨は止みましたが、曇り空。
街歩きができるかな?と、ちょっと心配に。
それでも金沢市内に入る頃には雨はすっかりあがり取りあえず安心です。
金沢駅の近くに車を置いて、バスのフリー乗車券を購入。
この乗車券は市内を走るバスに何度も乗り降りできるチケットで、観光周遊バスだけでなく市内路線バスにも乗れるので早く移動できるバスを選択できなかなか便利でした。
ただ、金沢市内は、北陸鉄道バス、JRバス、金沢市が運営する市内周回バスと入り乱れて走っているのですが、北陸鉄道のバス(観光周遊バスも運行)だけに乗れます。
初めて訪れる観光客にとってはちょっと分かりづらい気もしました。
さて、午前中は駅から比較的近い茶屋街へ向かいます。
まずは、主計街茶屋街(かずえまちちゃやがい)へ。
泉鏡花記念館の近くでバスを降りて、街歩き開始です。
まだ朝早いので街が動き始める前、という感じです。
すでに、感じの良い家並みが続きます。
久保市乙剣宮(くぼいちおとつるぎぐう)の境内に「くらがり坂」という坂があります。
なんとなくその名前に惹かれて行ってみたのですが、かつてだんな衆がこっそりと茶屋街へ行くのに使ったとも言われているこの坂。裏道という雰囲気ですが、名前で言うほど暗くもなく細い階段が茶屋街へと繋がっています。
くらがり坂を下りるとそこは迷宮にでも入ったような感じです。
細い裏道が良い雰囲気で、カメラを抱えた人が何人も写真を撮っていました。
路地を覗くと木造の家並みがどこまでも続いているような感じです。
その路地の先にまた階段が、こちらは「あかり坂」。
「くらがり坂」とは対になっているのでしょうか?
路地を抜けると市内を流れる淺野川沿いの道に出ます。
こちらの家並みも雰囲気が良く、街灯は瓦斯灯が並んでいます。
夜も来てみたかったなぁ。
淺野川にかかる中の橋を渡り対岸へと向かいました。
川沿いの道を川上へとテクテクと歩いて行き、「ひがし茶屋街」へと向かいました。
主計街茶屋街の静かなたたずまいとは違い、こちらは観光客でごった返しています。
きれいな街並みが続きます。
古い建物は、宿だったり、御茶屋だったり、土産物屋だったり。
一軒一軒入って楽しむ事ができます。
・・・人混みの中で、小さな子がかくれんぼ。
あっ、見つかっちゃった。
扉の向こうは、雑踏から離れた素敵な風景が隠れています。
いらっしゃいませ。
ところで、気になるのは軒先にぶら下がった、トウモロコシ!
玄関掃除をしていた人に聞いてみたら、茶屋街にほど近い観音院というところがあり、観音様の功徳日で日数の一番多い7/9にお詣りすると四万六千日分に相当する功徳を得る事ができるそうです。
その時に縁起物として トウモロコシ を買い、前年のトウモロコシを焼いてくると言う風習があるのだそうです。
ただ、最近はこの風習を知らない人もいるため、軒先にぶら下がっている家は、昔からの家で、ぶら下がっていない家は後からこの地に住んだ人の家だという事だそうです。
さて、午前中は茶屋街を楽しんだので、そろそろお昼ご飯を食べようと思います。
金沢周遊バスに乗り金沢の中心街、香林坊へ向かい美味しい物を探してみます。
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