「大森」という地名で思い浮かぶのは「大森貝塚」。早速行ってみました。
大森海岸という地名から分かる様に、ここは海に近い地域です。
雪とは縁がないだろうな。と思っていましたが、日陰にはこんなに雪がありました。
行く先々で雪を見かけて、やはり前の週に大雪が降った事を物語っていました。

さて、大森貝塚へ行く前にもう一つ気になる場所が。
それは、今回の町歩き場所を考えて Google Map を眺めていたときのことです。
妙な模様が交差点の上に描かれているではないですか!
それが、これ!
阪神タイガースのマークをちょっと変形した様な(?)、何かを象徴する記号の様なマーク。
もう気になって気になってしょうがありません。
(ストリートビューで見たらすぐ分かるんですけどね。苦笑)
ちょうど大森貝塚へ行く道路上にあったので行ってみました。
それが、これ!


交差点に対して □ ではなく X に渡っていて、その四隅がさらに二股に分かれているこの造形が格好良くていい!と思った。
絶対に見てくるぞ!と、思った。
でも叔母に言わせると「普通の横断歩道でしょう」
・・・・・・。orz
家に帰ってから長女に写真を見せたら「カッコイイ!」と、同意を得たので良しとしよう。
さて、大森貝塚へ行くには京急をくぐり、この先で JR 東海道線を越えていきます。

跨線橋から大森駅方向を眺めました。
おそらくいつもならひっきりなしに電車が行き来しているのでしょうが、今日は川崎駅構内の脱線事故の影響で、ほとんど走っていない感じです。
この跨線橋を越えて住宅街を抜けると池上通りに出ます。
ここを右折して進むと妙な歩道がありました。

以前、どこかで見た様な気がするけれど。
このグルグルはどんな意味が有るんだろう? 車止めの意味が有るのかな?
何だか、ドラえもんの道具で入っていくとだんだん小さくなっていく様な気がします。
逆に住宅街に住んでいる小人が出かける時に大きくなる道具とか・・・。
面白い構造物ですね。
さて、まもなく「大森貝塚遺跡庭園」に着きます。
何気なく驚いたのは、大森駅は大田区。 大森海岸駅は品川区(一部大田区)。
そして大森貝塚遺跡庭園は、品川区なんですね。
ちょうどこのあたりを複雑に区界が走っているようです。
どおりで、大田区観光協会のサイトを探しても大森の記述はあっても、大森貝塚の記述が無いわけだ!
しながわ観光協会 に載っていました。
「大森貝塚」というのは名前は知っていますが、教科書で見たくらいで実際にどんな物かは、分かりませんでした。
実家が蒲田の叔母も、歩いてこれる距離だけど、電車の車窓から見かけただけで行った事が無いとの事。
今回初めて来たそうです。

公園の中に貝塚を保存している場所がありました。

地層の間にギッシリと貝が詰まっていたようです。
発見当時の日本人にしてみたら、こんなのは、どこにでもある風景だったのかもしれませんね。
この貝塚を発見したのがモース博士。
日本における遺跡発掘を最初にここで行った人だそうです。
そして大森貝塚は「日本考古学発祥の地」と呼ばれているそうです。

この貝塚は、発見されてから去年で 136年。
140年とか、150年になったら何か記念行事でもやるんでしょうか?
保存会があるんだから何かやるんだろうな。きっと。

小さな公園ですが、なかなか面白くて、気持ちの良い公園でした。
すぐ脇に JR線が走っていて、それを眺めながらノンビリできます。


ノンビリできるので、ノンビリして、ノンビリしたので、ここでスマホのカバーを忘れてきたみたい。
ノンビリしていたら、噴水が出たよ!というのであわてて見に行ってしまった。
きっと、その時だなぁ・・・・
この公園の噴水はミスト状の噴水でこんな感じ。


この他にも、トイレが土器っぽかったりなかなか面白い。

叔母とかみさんは、この公園に遊びに来ていた年長さんか小学一年生位の兄妹と何故か仲良くなりました。
で、叔母はドイツに住んでいるのですがこの子供達が兄妹だけで遊んでいるのを聞くとビックリ!
親は近くにいないのか?家はドコなの?とものすごく心配していました。
やっぱり、海外では子供だけで遊びに行ったりしないんでしょうね。
親がちゃんと見ていないって事になるのかな。
うちの子なんて、一人でどこまででも遊びに行ってしまうんだけどなぁ。
ちょっとしたカルチャーショックでした。
この公園のすぐ横には、東急バスの車庫がありました。
なかなか、便利。
この後は、バスに乗って池上へと行ってみます。
〜つづく〜
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