仙台をウロウロしてきた。〜その2〜(瑞鳳殿)
で、子供達はすっかり「門松を見てこなくちゃ!」というモードになっていた。
調べてみると瑞鳳殿にその門松があるらしいのでそこへ行ってみる事にした。
瑞鳳殿は、「仙台藩祖伊達政宗公の遺命により、経ケ峯に造営された霊屋(おたまや)」なのだそうです。
名前は聞いた事があったのですが、行った事は無かったので初めて訪れました。
まずは「御位 牌安置所 瑞宝寺」へ行ってみた。
門をくぐると傍らになんだかかわいらしいお地蔵様が並んでいました。
境内はシンと静まりかえり厳かな雰囲気。
お参りをし、これから瑞鳳殿へ入らせてもらいます。と、お断りをしました。
境内にはこの様な方もいらしたのですが、河童?豚?これはどなたなのでしょうか?
謎の方を見つつ門へ戻ると傍らにこんな看板が・・・。
実は、入った際にも気付いていたのですが、どなたにも合わず、拝観料を払う機会が無く出てきてしまいました。・・・罰当たり者でしょうか?
そこからいよいよ瑞鳳殿へと向かいますが、その坂道の入り口に貸し出しの杖が置いてあります。
そんなに急な坂道なのでしょうか?
道は瑞鳳殿へと登っていきます。
凛とした竹林の中を・・・
更に登っていきます。
途中、拝観料をちゃんと(笑)支払い。いよいよ瑞鳳殿へ。
ここが涅槃の門。
この門から先が「あの世」になります。
この辺りには無料のボランティアガイドさんが何人かいらっしゃいます。
こちらからお願いしなくとも向こうから声をかけてきてガイドをしてくれます。
自分達は、ガイドしてもらっている人の脇にいて話を聞いていました。苦笑。
きちんと聞くと、いろいろ奥深い話を聞けたのでしょうね。
さて、涅槃の門をくぐり、階段を登り詰めたところに瑞鳳殿があります。
伊達政宗公の霊屋(おたまや)です。
死後もお供する事を名乗り出た家臣の方々も傍らにまつられています。
戦争で消失し、その後再建された者という事ですが、外観が豪華で煌びやかで伊達家の栄華を象徴しているように思いました。
そして、これがばあちゃんに「見てくるように」と、話のあった「復元された門松」です。
たまたま近くにいたガイドさんが何の気なしにこの門松の説明をしてくれました。
当時の文献に門松の作り方が載っているのを最近発見し、それを元に復元したのだそうです。
・・・ただ、ガイドさんが「なんでビニール袋をかぶっているんだろうねぇ。あれが余計だよねぇ」とも仰っていたのは・・・ちょっと笑ってしまいましたが、流す事にしましょう。
さて、涅槃の門に戻り無事「現世」に戻ってきて、更に先に進むと、伊達家二代藩主伊達忠宗公の霊屋「感仙殿」と三代藩主伊達綱宗公の霊屋「善応殿」があります。
こちらは、ガイドも無くただ、ひっそりと佇んでいました。
この二つの霊屋の入り口脇に「経ヶ峰の達人 コウヤマキ」という看板があったのです。
コウヤマキさんって一体誰の事だろう?なんの説明も無いなぁ?と、思っていました。
帰ってから調べたら、コウヤマキって、高野槙という植物、そこに生えている木の事だったのですね。
「達人」なんて書いてあるのでてっきり人の名前かと・・・。
そんな馬鹿な事を思いつつ、以外と楽しめた瑞鳳殿を後にして青葉城址へと向かう事にします。
〜つづく
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