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2011/12/29

「被災地の本当の話をしよう」を読んでみました。

今本屋へ行くとビックリする事があります。 一つは、ジョブスに関して書かれた本が山積みされている事。 iPod、iPhone は、興味があっても、Macintosh に興味がある人はどれくらいいるのだろう? かなり少数だと思う。 まして、iPodも iPhone も無かった頃はどうなんだろう? それが、彼の死後彼について書かれた本が山積みになっている。 パソコンをいじらないうちの親まで読んでいる始末。coldsweats01 どう考えても、ただのブームになっているに過ぎない。

もう一つは、あれほど山積みされていた「東日本大震災」に関する本がキレイさっぱり無くなっている事だ。
結局、これも一過性のブームになっていたのではないか?と思ってしまう。
特に、「福島」もしくは、「放射能」に関する本。
震災に関して学者や、芸能人、個人ブログのまとめ本。等々。
これも「売れる」となれば一気に売ってしまえという感じがしてしょうが無い。
結果的に平台から姿を消しつつあるのだからやっぱり、ブームとしか言いようが無い。
悲しいけれど。

でも、棚を見ればあちこちに置かれている本を確認できる。
原発に関する物、震災の体験記、ボランティアの本・・・等。
ホントに驚くほどの本が出版されています。

正直、あまりに多くの本が出版されていて逆に読む気がしなかったのです。
ただ、ボランティアの体験記が書かれたある本が出版された事を知りそれは是非読んでみようと本屋へと向かいました。
結果的にはその本を探し出す事が出来なかったのでまた機会をあらためるか、amazon でその本は購入しようと思いますが、別の本を見つけ読んでみました。

それは、陸前高田市長 戸羽太氏の「被災地の本当の話をしよう」です。

ニュースなどで名前は聞いていたし、震災後しばらく陸前高田市の臨時広報は毎日読んでいたので(何故か)気になる人物ではありました。
読んでみて初めて知ったのは、2月に就任して3月に震災に遭ったこと。
震災で奥様を亡くされていた事。
自分と同い年(学年は上)と言う事。

自分が同じ立場になった時、同じような事が出来たかと言われれば「無理」の一言で収まってしまう。
それくらい大変な思いをし、しかし実行している人だと思う。
本の内容は、個人的な感情を抑えたくてもやっぱり出てきてしまっているので、「被災地の本当の話」というよりは、市長の胸の内的な話になっている気がする。
ただ、陸前高田市で今何をすべきなのか、今後どうしていきたいのか、と言う思いが書かれていると思いました。

「被災者は、24時間被災者です」
この言葉が一番ズシン!ときました。
非被災地から見ると、ニュースで見ている時が被災地の被災者でそれ以外の時間ではあまり意識をしない存在になってしまう。
今では、そのニュースすらほぼ無くなっているのだから「被災者」と「非被災者」の差はどんどん広がっている気がします。
でも、陸前高田に限らず被災者は未だに24時間被災者であり続けているという事。
これは、考えさせられてしまいます。そして、胸に刻んでおくべき事でしょう。

自分の周りでは、「震災」という言葉すら消えてしまいそうな雰囲気もあります。
いまだ進行形の話だというのを非被災者は認識しなければいけないと思いました。

市長が目指している未来。
八年後の陸前高田市が震災前の様に、いえそれ以上の街になっている事を願ってやみません。


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